IELTS と TOEFL の違い

IELTSとTOEFL iBTとはどちらも世界的に知名度のあるテストですが、IELTSはアメリカの一部に利用できない大学機関もあります。それ以外の国へ留学希望の方はどちらのテストを受験しても差し支えありません。

IELTS

アメリカの一部の短大・大学・大学院では利用できない学校もある。 一般的には、複合問題がない/スピーキングが面接方式などの理由からTOEFL iBTよりも対策しやすく、スコアアップしやすいと言われている。アメリカ留学希望の場合でも進学先がIELTSを採用している場合はIELTSを選ぶ方が一般的。

TOEFL iBT

アメリカ・カナダを中心にイギリス・オーストラリア・ニュージーランド・アイルランドなど英語圏ほぼ全てで採用されている。

  IELTS TOEFL iBT
共通点 「読む」「聞く」「話す」「書く」の4セクション
開発国 イギリス/オーストラリア アメリカ
試験時間 約3時間(スピーキングは別日程の場合あり)
試験は一斉に開始される。
4~4.5時間
試験は、会場に到着した人から随時開始していくため、同一試験会場内で異なる進度でそれぞれが試験を進める。
採点方法 各セクション:1−9のバンドスコアで0.5刻みで表される トータルスコア:オーバーオールと呼ばれ各セクションの平均によって1−9のバンドスコアで0.5刻みで表される 各セクション:30点満点
トータルスコア:各セクションの合計点数によって表される(120点満点)
試験形式 筆記形式 コンピューター入力形式
出題形式 リーディング:選択問題と記述問題 リーディング:選択問題
リスニング:記述問題と記述問題
イギリス英語とオーストラリア英語を中心に留学生が使うような発音も含まれている
音声と共に解答
題材はアカデミックな環境=大学生活での会話と講義と、一般生活における会話

ライティング:2題(筆記)
  1. グラフや表の分析
  2. 自分の意見を問われる
リスニング:選択問題
アメリカ英語が中心

音声を聞き終わった後に問題文を見て解答
題材はアカデミックな環境=大学生活での会話と講義

ライティング:2題(タイピング)
  1. 複合問題—「Reading」「Listening」を要約
  2. 自分の意見を問われる
スピーキング:3パート(試験官と面接) スピーキング:6題(マイクに向かって録音)

セクションごとの出題傾向

リーディング

IELTS・ TOEFLiBTともに1パッセージの長さは700文字程度、問題数13−14題を20分で回答。
IELTSは設問の中からキーワードを拾って、読むべき段落を探す。
TOEFLiBTは設問と読むべき段落が画面上に示される問題がほとんど。また、同義語を問う問題が多く出題される。題材となる文章がより専門的なため、専門的な単語も覚える必要がある。

リスニング

IELTS ・TOEFL iBTともに題材が大学生活を基に出題されるため、大学生活についてある程度知っておく必要がある。
IELTSは音声と共に問題を解いていく方式。
TOEFLiBTは一度音声を聞いた後に問題文を見るため、メモを取る練習も必要。

ライティング

IELTS ・TOEFLiBTともに2題出題。1題の問題はほぼ同じ形式で、一般的なトピックに対して、自身の意見を述べていく。
IELTSは40分で250文字以上(時間的にはTOEFLiBTより余裕がある)。手書きで書いていくため、文字カウントも自身で把握しなければならない。
TOEFL iBTは30分で300文字以上。タイピング練習も必要となるが、文字カウントは画面上に表示される。また、複合問題に対する対策が必要で、Listening力もスコアに影響する。

スピーキング

IELTSは個室で試験官と1対1の面接方式で行われる。 TOEFL iBTは、ライティングセクションと同様に複合問題に対する対策が必要。スピーキングの試験も団体受験の会場でそのまま行われ、マイクに向かってスピーチする。

英語スコア換算表(あくまで目安)

IELTS TOEFL iBT TOEFL PBT
ITP
TOEIC 英検
7.0 90 – 99 577 – 597 870 – 970 1級
6.0~6.5 79 – 89 550 – 573 820 – 870  
5.5 71 – 78 527 – 547 740 – 820 準1級
5.0 61 – 70 500 – 523 600 – 740  
4.5 51 – 60 467 – 497 550 – 600 2級