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コールドマウンテン(Cold Mountain)
(2003年/アメリカ/監督:Anthony Minghella /脚本:Anthony Minghella )

南北戦争時代のアメリカを舞台にしたラブストーリーです。お互いを意識しながらジュード・ロウ演じるインマンが出征する直前にニコール・キッドマン演じるエイダと一度しか交わさなかったキスを支えに戦場から脱走し、故郷を目指します。
今回ご紹介するのは、お互いを想いながら、ようやく再会を果たした二人の会話です。

和訳の文字(うすい色の文字)にカーソル・ポインタをあてるとはっきりした色の文字が出てきます。
Windowsの方は □ にあてると和訳がカーソル・ポインタで邪魔されません。
Inman: You are all that keeps me from sliding into some dark place.
あなたが僕をあの暗い場所へ引き込むのを防いでくれたんだ   □
Ada: But how did I keep you? We barely knew each other. A few moments.
でもどうやって?お互い殆ど知らなかったじゃない。一瞬のことよ   □
Inman: A thousand moments. They're like a bag of tiny diamonds glittering in a black heart. Don't matter if they're real or things I made up. The shape of your neck, that's real. You were always carrying a tray.
長い出来事の様だった。まるで暗闇の中で光り輝くダイヤの袋の様で…。空想であろうと現実であろうと僕には関係なかった。あなたの首筋、それは現実だった。あなたは、いつもトレイを持っていた   □
Ada: You wouldn't come inside.
あなたは、中に入ろうとしなかったわ   □
Inman: I wouldn't come inside.
僕は、入ろうとしなかった   □
Ada: I had to carry a tray to come out and see you.
あなたに会うため、トレイを外に運びださなくてはいけなかったのよ   □
Inman: The way you felt when I pulled you to me. That kiss- which I kissed again everyday of my walking.
あなたを引き寄せたあの時の感触、あのキス…歩ける限りキスし続けていた   □
Ada: Everyday of my waiting...
待てうる限り…   □

「A thousand moments」などは「千瞬」と訳して良いほど、このシーンでは一瞬の出来事が長い出来事のように表現されています。

レニー・ゼルウィガーがこの映画でアカデミー助演女優賞を受賞していますが、個人的には彼女の:So, you have never wrapped your legs around this Inman?(で、インマンってやらにあんたの足をからみつけたことないってわけ?)という台詞がかなり気に入りました。ブリジット・ジョーンズの時の彼女と、この映画で彼女が演じている南部女性の発音の違いを比べるのも面白いです。

ところで、本当に一度のキスだけでこれほどまで恋焦がれられるものでしょうか。皆さん、経験ありますか?

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