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アメリカ合衆国の中西部に位置し、東の州境を形作るのは、国内最大の川であるミシシッピ川。州の大部分が穀倉地帯であるミズーリ州は、日本でも馴染みの深い小説「トム・ソーヤの冒険」の舞台であり、川や湖、緑の山々など美しい自然に恵まれた州です。
州のほぼ中央に位置するジェファーソンシティが州都。その北には、ミズーリ州立大学やコロンビアカレッジ、ステファンカレッジがある学園都市コロンビアがあります。環境がよい、住みやすさでも評判の高い町です。
州を横断するミズーリ川と南北の州境に沿って流れるミシシッピ川とが合流する付近に、観光地としても人気の高いセントルイスがあります。セントルイスは18世紀中頃、毛皮の交易所としてフランス人により作られた、アメリカでは歴史の長い都市です。1803年に合衆国の領土となり、その後20世紀初頭には西部開拓の基地として発展しました。今でも「フロンティア・スピリット」はセントルイスを語る時によく挙げられる言葉のひとつです。1904年には万国博覧会が開催され、世界にその名を広めました。町のシンボルとなっているのはミシシッピ川の畔に建つモニュメント、ゲートウェイアーチです。“西部への入り口”としての市の歴史を記念して作られたもので、アーチの高さは地上192メートル、およそビルの60階に相当します。頂上にある展望台へは、特有のトラムで上ることができ、また地下には、映画館、西部開拓博物館などが設けられ、町の歴史を伝えています。
ミズーリ州の南は、オザーク台地が広がる高原地域です。山歩きはもちろん、フィッシングやカヌーなど大自然のアクティビティを存分に楽しむことができる環境。このエリアの中心都市はスプリングフィールドで、市内に７つの大学がある、州内で3番目に大きな都市です。
ミズーリ州は大陸性湿潤気候に属します。夏は平均気温が25〜27度で湿度がやや高く、冬は厳しく冷え込むことはほとんど無い、爽やかな気候です。 |
| ■人工： |
575万4,618人（2004年） |
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| ■面積： |
178,413km2 |
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| ■日本との時差： |
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−15時間（サマータイム時は−14時間） |
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