【休学留学インタビューvol.7】英語に自信がないけど留学したい人へ


7回目の休学留学インタビューでは、英語力にまったく自信がなかったと語るゆきこさんにインタビューします。

「英語力がないけど留学したい、でも不安」そう感じている方は多いのではないでしょうか?

ゆきこさんも同じ気持ちで留学をしたそうですが、どのように乗り越えていったのでしょうか?


まず私は、到着後すぐに、IBP留学の同期が英語で受け応えしているのを見て、すごく焦りました。私には内容が全然理解できなったので。そんな状態でしたので、留学してからしばらくは授業だけで精一杯でした。


授業の合間や空き時間は何をしていましたか?


私の場合はとにかく勉強中心。図書館にこもって、英語の勉強や課題をこなしていました。時にはカフェなどでも。課題の量は日本とは比べものにならないくらい多かったです。そこまで予想していなかったので、慣れるまでは大変でした。


どのくらい経って、生活に慣れてきたと感じましたか?


最初の学期の半分ほどが過ぎたころでしょうか。ようやく外で友達をつくろう!という気持ちになりました。


何か活動なさっていましたか?


もともと音楽が好きで、ライブなどには足を運んでいました。それ以外は、友人にビジネスコンテストに誘われて参加したりもしました。


ビジネスコンテストは全部英語ですよね?


そうですね。大変でした。みんなで社会的な問題を解決するビジネスプランを考えて、いちから作りあげてそれを発表して競い合います。私はビジネスプランをつくったことがなかったので、いい経験になるはずだと思い参加を決めました。それにとても楽しそうだと思ったので。最終的に私のチームが優勝して、Kindleと賞金をいただきました!


他にはどんなことを?


コンサートを開きました!これも友人から誘われたのですが、もともと私も自分で何かコンサートを開いてみたいと思っていたとろ、声をかけてもらいました。自分から動くことも大事だけれど、きっかけをくれる人も多いので、興味のあることを発信し続けることも良いと思います。外国人だからかもしれませんが、友人の友人を紹介してもらうこともありました。今でも交流は続いていますよ。

 

勉強の毎日のなかで


英語の勉強面についてですが、どのようなことを意識していましたか?


私はアメリカに着いてから、リスニングを重点的に意識していました。聞く量が圧倒的に増えるので、自然に耳が鍛えられていきます。その中でもバス通学の時に他の人が話している会話を意識的に聞こうとしました。けっこうみんなフレンドリーに会話しているので。


スピーキングはどうやって向上させていましたか?


日本語でもおしゃべりが好きな人っていますよね、そういった人は、伸びが大きいと思います。私の場合は自分のなかで課題だったので、トークタイムという英語で会話する会に積極的に参加していました。行きやすいものから手をつけるといいと思います。話せなくてもイベントがあったら行くべきだと思います。優しい英語を話してくれる人も多いので。


イベントや勉強以外では、週末はどのように過ごしていましたか?


主に友達とお出かけしていました。カフェにいったり買い物をしたり。コンサートを開く計画をたてていた時は、打ち合わせの為に朝から外に出かけていたので、街をぶらりと散歩していましたね。フットワークがかなり軽くなりました。


思い返してみて、何が一番留学で印象に残っていますか?


住んでいる場所の環境です。景色がとても好きでした。海や山や湖がとても近い距離にありました。街も栄えていたので寂しいと思うこともなかったです。住みやすいところだったので、またいつか住みたと思える第二の故郷です。今でもシアトルの思い出を大切にしています。


今回の留学経験は、ゆきこさんの将来に活きると思いますか?


絶対に活きます。日本を出たことがあるかないかだけで考え方は違うと思います。視野が世界に広がっていくし、ここだけじゃないと思えるようになります。何をしていても違う考え方や見方があるのではないかと常に考えるようになりましたし、ポジティブになりました。

 

インタビューを終えて


留学を機に、自身の性格が変わったというくらい大きな経験だったと語るゆきこさん。さまざまな経験を1年間でこなしてきた彼女には自信が溢れていました。自分がやりたいと思ったらどんどんと挑戦するべきだと彼女の姿勢から感じましたし、これから留学に行かれる方にも是非そうであって欲しいと思いました。