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VOL.19

宮川朋与さん   世界的に有名なロンドン交響楽団で、正社員として活躍中
 
宮川朋与(みやかわ ともよ)さん
1979年生まれ。日本の音大でバイオリンを専攻し、卒業後は楽器店勤務を経て、2003年9月にIBPプログラムのウェストミンスター大学コースに参加。IBP修了後は現地の大学院に進学し、アート・マネジメントを専攻。現在はロンドン交響楽団のマーケティング部門で活躍している。

■参加コース:IBPプログラム・ウェストミンスター大学
■参加期間:2003年9月〜2004年9月
■インターン先:ロンドン交響楽団
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インターン先は、ロンドン交響楽団

Q: 狭き門を突破して人気の高いロンドン交響楽団に就職されたそうですが、具体的な仕事内容は?

A:マーケティング部門にいるのですが、ロンドン交響楽団公演の在英法人向けプロモーション、コンサートプログラム製作アシスタント、ゲストチケットの手配、マーケティング予算管理などを担当しています。

Q: そもそもIBPのインターン先がロンドン交響楽団だったとか。どうやって探したのですか?

A:ICC国際交流委員会のロンドンスタッフの方からの紹介でした。インターン生だった時は、ロンドン交響楽団のデジタルフォトアーカイブシステムの構築のお手伝いをしていましたが、ミーティングに参加した時など、年齢やポジションに関わらず、皆が自由に意見を出し合っていたのがとても印象的で驚きました。

Q: 宮川さんがIBP参加を決めた理由を教えてください。

A:音大卒業後、楽器店で働いていたのですが、社会と音楽の架け橋的な役割のアドミニストレーターになりたいと思い、ヨーロッパでその勉強がしたかったんです。IBPのウェストミンスター大学コースのモジュールに自分の学びたい専門科目があったこと、1年間という限られた期間で語学だけでなく学部授業も受けることができ、インターンも経験できること、現地サポートがあることがIBPを選んだ理由です。最初のカウンセリングで、相談にのっていただいたICCスタッフの方がとても親身になってくださって、信頼できると感じました。ロンドンスタッフの方には、IBP修了後もいろいろ相談にのってもらっています。

Q: 大学では何の授業が一番おもしろかったですか?

A:Music Marketingの授業ですね。毎回白熱したディスカッションがあって興味深かったです。私はIBP以前に留学経験はなく、留学前はTOEFLで500点くらいの英語力だったのですが、渡英してから新聞を毎日読んだり、できるだけラジオを聴いたり、イギリス人の友達と過ごすようにして、語学力アップに努めました。IBP終了時には、TOEFLで600点くらいまでアップしました。

Q: IBP修了後は現地に残ってインターン期間を延長したんですね。

A:はい。大学院に進学して、当初2ヵ月といわれていたインターン期間も延長することができました。そしてインターン11ヵ月目にロンドン交響楽団のマーケティング部に空きが出て、一般公募になったんです。その試験に合格し、無事にワークパーミットも取得することができて、現在に至っています。今は、ロンドン交響楽団でできるだけ経験を積むことを目標にしています。

 
寮で友人の誕生日パーティを祝った時の1枚

現在の勤め先のロンドン交響楽団が野外コンサートをした時のもの
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