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VOL.29

中村 佳代子さん   ニュージーランドで学んだホスピタリティを活かし、
ホテルで働く夢をかなえる
 
中村 佳代子(ナカムラ カヨコ)さん
1986年生まれ。2003年1月に徳島県立川島高等学校よりニュージーランド・オークランドのマウントロスキル高校に留学。2004年12月に同校を卒業後、現地の専門学校に進学してホスピタリティ学を専攻。現在はホテル日航関西空港で勤務。

■参加コース:ニュージーランド高校卒業留学プログラム
■参加期間:2003年1月〜2004年12月
■留学先: Mount Roskill Grammar School
(ニュージーランド・オークランド)
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ニュージーランドの高校卒業後、現地の専門学校へ進学

Q: 現在はホテルにお勤めされているそうですね。

A:昔から人のお世話をするのが好きで、フライトアテンダントとかホテルのフロントとか、英語を使ってサービスする仕事がしたいと思っていました。「将来はホテルで働こう」と決めたのは、高校を卒業する頃です。現地で専門学校に通いたいと思ってアドバイザーの方に相談したら、オークランドにあるNew Zealand Management Academyという専門学校の資料を見せてくれたんです。資料を見た後、実際にその学校へ見学に行ったらひと目で気に入ってしまい、何の迷いもなく進学することにしました。

Q: その学校の何が魅力だったのでしょう?

A:教室がバーやレストランのようになっていて、カフェカウンターが机代わりになっていたんです。現場の雰囲気の中で実践的なことが学べると思いました。それに、22 Weeksのプログラムを修了するとNZQAのレベル3の資格が取得できるんです。先生や生徒がフレンドリーで、陽気な雰囲気だったのも気に入りました。

Q: 専門学校ではどんなことを学んだのですか?

A:Food and Beverage Serviceの22週間コースをとったのですが、アルコール類の知識やカクテル、コーヒーの作り方、テーブルセッティングの仕方など、飲食サービス全般を学びました。授業でワイナリー訪問をしたり、有名なバーへ行ってプロのバーテンダーのパフォーマンスを見学したりして、とてもおもしろかったです。授業にはレストランやホテルなどに勤める方たちが来ることもあって、現役のプロにサービスをチェックしてもらうこともありました。

Q: 帰国後はどのように就職活動を?

A:日本に戻ってからは、地元でアルバイトをしていました。お金を貯めてまたニュージーランドへ行こうと思っていたのですが、働いているうちに「英語力を活かすには、日本のホテルで働いた方が有利」だと考えるようになったんです。それで、外国人客の多い現在の勤め先に移りました。今は宿泊予約の部署で電話オペレーターを担当していますが、お客さまから「サンキュー」って言われた時など、とてもやりがいを感じます。

Q: 現在の仕事に、留学したことは役立っていますか?

A:留学を経験して、いろいろな考え方があるということが身に付きました。自分の考えにとらわれず、他の人の考えを尊重できるようになったことは、社会人となった今でも大いに役立っていると思います。
 
ICC現地アドバイザーのコメント

ICCオークランドオフィス
田村 修
中村佳代子さんは目標を決めたら100%それに向けて努力をするとても朗らかな学生でした。キウィの友達も多く、クラスの野外活動では経験がないものでも進んで挑戦、学校の行事に積極的に参加して学生生活をエンジョイしたと思います。在学中は留学生日記を書いてくれていました。将来は、留学で習得した英語を生かしてホテル関係に就職したいと言うことでした。NZで進学を考えていたので、ホテル関係の資格が取れるコースを紹介しました。このコースは実際にホテルでの研修も含まれていて実践にすぐ役立ち、就職につながるものです。今は希望通り、日本のホテルで仕事を始めたようです。

 
高校時代の写真です

専門学校のサーティフィケート

専門学校で習得した技のひとつ、カプチーノです

ホストシスターたちと



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