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VOL.33

新居拓也さん   ニュージーランドの小さな島にある高校へ留学。
美しい自然と人々の温かさに触れました。
 
新居 拓也(にい たくや)さん
1986年生まれ。徳島県立穴吹高校より、2003年4月〜2004年12月までニュージーランド・オークランドからフェリーで約30分のワイヘキ島にあるWaiheke High Schoolへ留学。卒業後は立命館大学政策科学部に進学し、現在、同大学2年生。

■参加コース:ニュージーランド高校卒業留学プログラム
■参加期間:2003年4月〜2004年12月
■留学先: Waiheke High School (ニュージーランド・ワイヘキ島)
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高校留学は、夢に向かってがむしゃらに頑張った貴重な期間

Q: 高校留学をしようと思ったきっかけは?

A:もともと国際協力や国際交流に興味があって、高校生になったら留学したいと思っていました。日本の高校で1年が終わったところで留学し、現地では高校2年からスタートできました。

Q: ニュージーランドのワイヘキ島を留学先に選んだのは?

A:自然が好きなので、できるだけ自然がきれいなところにある郊外の小さい学校へ行きたかったんです。中学の頃からずっと「川の学校」という自然教室の活動に関わっているのですが、「川の学校」の講師の人から「ニュージーランドはきれいなところだ」と教えてもらい、興味がありました。それに、中学の時に英語を教えてもらっていた先生がニュージーランド人で「ニュージーランドは、物価が安くて治安がいい」とも聞いていました。ICCで希望条件に合う学校を探してもらい、いくつかの候補の中にあったのがワイヘキ島の高校。「島に留学する」っていうところが変わっていておもしろそうだったので、そこに決めたんです。

Q: ワイヘキ島ってどんなところ?

A:ワイヘキ島は、オークランドからフェリーで30分ほどのところにある小さい島。ビーチがきれいで、ワイナリーがたくさんあり、オークランドに住んでいる人たちのリゾートのような場所です。毎年行われるジャズフェスティバルには、大勢の人たちがこの島に集まります。ホームステイ先から学校まではバスもあったのですが、僕は毎日、海沿いを歩きながら片道40分かけて通いました。

Q: 日本の高校と違うのはどんなところ?

A:授業がぜんぶ選択制だということです。大学の単位制に近いですね。僕は特に化学の授業が好きでした。化学の授業では、最終学年の時に1タームかけて1つのことを研究し、レポートをまとめたのですが、僕のグループは「フルーツに含まれるビタミンC」について実験しました。研究自体がとてもおもしろかったし、発表したレポートは先生にほめてもらえました。
また、ニュージーランドの中でも、僕が通った高校はまわりを海に囲まれている島にあるので、海岸で運動会をやるんです。ビーチで走ったり、シーカヤックをしたりしました。

Q: 留学中に何か冒険しましたか?

A:Year13の4月に、2週間くらいかけて北島をバックパックかついで旅行しました。トンガリロという山を歩いたり、首都のウェリントンへも行きました。旅した中ではタウポの町が一番よかった。湖が大きくてきれいだし、川沿いに自然の温泉があってのんびりできるんです。それから、ここのユースホステルはとてもきれいでした。共同キッチンで料理を作りながら、いろいろな人と会話しました。

Q: 現地カウンセラーのサポートはどうでしたか?

A:カウンセラーの美樹さんには、本当にお世話になりました。オークランドからフェリーに乗って頻繁にワイへキ島に来てくれたのですが、会って話を聞いてもらえるので、精神的に助けられました。僕は、最初から「大学は日本」と決めていたのですが、大学選びの時にも美樹さんに相談して、たくさんの資料を見せてもらいました。

Q: 現在は大学で何を専攻しているのですか?

A:政策科学部といって、国際、環境、行政、経営、経済をトータルに学ぶ分野を選択しています。もともと環境と国際問題に興味があったのですが、最近は、経営とか組織論にも興味が出てきました。大学の勉強以外では、地元の徳島で「川の学校」のスタッフをしています。月に1回、今住んでいる京都から徳島へ行き、川でのキャンプを通して、遊びながら子どもたちに環境教育をする活動に参加しています。

Q: 新居さんにとって、高校留学にはどんな意味がありましたか?

A:今振り返ると、当時は夢に向かって突き進んでいました。いろんな壁を乗り越えようと思って、がむしゃらにがんばっていたと思います。大きな夢を与えてくれた貴重な期間でした。
 
現地カウンセラーからのコメント
下地美樹
ICCオークランド
・カウンセラー
下地 美樹
留学中から「高校卒業後は日本の大学に進み、何か世の中に役立つようなビジネスを自分で起こしたい」と言っていた拓也くん。目標に合う大学を厳選して、立命館大学の国際インスティテュートに的を絞り、無事合格しました。受験前は、お母さんが日本から新聞の記事を送って下さったり、私がインターネットでニュースを調べ、プリントアウトして渡したりしました。また、練習用の論文を読んで感想を言ったり、ICC進路指導室の瀬戸先生に志望理由書を見ていただいたりしました。試験には第一試験と第二試験がありましたが、第一試験に合格した時点で「二次は絶対に受かります」と、本人が自信ありげに言っていたことが懐かしく思い出されます。
現在、拓也くんは立命館大学の2年生。勉強が大変なようですが、留学前から自然保護活動に携わっていた彼は、「川を守る会」のリーダー的存在としてもがんばっています。彼の将来が本当に楽しみです。いつかどこかで、また拓也くんに再会できることを願っています。

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ホストファザーとワイへキ島を歩く

自分の部屋で。迷った時はとりあえず勉強してみた

トンガリロでトレッキング。4月なのにすでに雪があった

ホームステイ宅のとっても人懐っこい愛犬と


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