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VOL.37

浅井 みら野さん   アメリカの大学に留学し、
ジャーナリズムと国際関係を専攻
 
浅井 みら野(あさい みらの)さん
1987年生まれ。学習院女子高等科卒業後の2005年6月より、アメリカ・カリフォルニア州の私立4年制大学Azusa Pacific Universityへ留学。専攻はジャーナリズム。

■参加コース:アメリカ大学合格保証プログラム
■参加期間:2005年6月〜留学中
■留学先: Azusa Pacific University(アメリカ・カリフォルニア州)
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フリーのトラベルジャーナリストになりたい

Q: 現在通っている大学の特徴は?

A:生徒数5000人の小さい大学です。そのうち留学生が300人弱。少人数制のクラスで、1クラス当たり20人弱。クラスを取れば必ず知人を作ることができ、先生とも仲良くなれます。キリスト教の学校で、聖書のクラスは必須ですが、キリスト教に縁がない私や他の留学生のために、留学生専用の聖書のクラスもあります。週3回のチャペルも、生徒が全て取り仕切って行っているくらいです。他の大学と違って独自の時間が流れており、生徒はのんびり、伸び伸びと活動している感じです。緑が多く、建物がきれいなところも魅力的。

Q: 浅井さんは大学で何を学んでいるのですか?

A:Global Studies(国際関係)とジャーナリズム。両方のクラスとも、実習が中心です。国際関係のクラスでは、週に1回、自分と違う宗教や人種の人にインタビューをします。アメリカ人の友達は、わざわざアメリカにあるお寺を訪ねて、日本人を探したほど! ジャーナリズムについても、先生が言った分野に関する人をインタビューしなければなりません。この前の学期では、「フラメンコ」という、ハチャメチャなキーワードでした。両方とも自分で考えて行動するので、行動力が付くし、新たな分野の人にも関われます。何よりも、自分が勉強したかった両方のメジャーを勉強できるのが、アメリカ大学留学の一番の成果です。さすがに授業は難しいので勉強漬けの毎日ですが、将来につながることを習得しているので、頑張れます。

Q: そもそもアメリカの大学進学を決めた理由は?

A:日本の大学システムに疑問を持ったのが最初の動機です。受験時に学部を決めねばならないところとか、自分のメジャー以外のクラスを取れないところなど。知識が偏ってしまうのがイヤで、自分の好きなようにクラスを取れたり、幅広い分野での一般教養を必修としているアメリカの大学にひかれました。また、本人次第で2つのメジャーを取れるところも、日本の大学とは異なる最大の魅力。勉強したかった分野がアメリカの方が発展していたので、最終的にはそれが自分の背中を押しました。

Q: 出願前に、現地の大学を訪問してリサーチしたそうですね。

A:今考えても、出願前に学校見学をして本当に良かったなと思ってます。校舎や自分が住むことになる寮を実際に見て、自分がこの大学に通うというイメージがはっきりとしたし、スタッフの人たちとも顔見知りになれました。今通っている大学は緑が多くて校舎もきれいで、そんな情報はどこにも載っていなかったので、見落としていたら、もったいなかったなって(笑)。自分の学びたいことと、大学の教育方針がちゃんと一致しているかを確認するために、教授と直接話せたのも大きな収穫でした。学校訪問の際には、ICCのアドバイザーの方から大学にコンタクトして頂き、アポイントメントの日にちや時間などを伝えてもらったので、大学との面会をスムーズに行うことができました。

Q: 英語力上達のために努力していることはありますか。

A:無理をしないようにしています(笑)。自分の性格上、無理をしたら絶対に3日坊主で終わると思うので。自分の好きなことに英語を結びつけて、マイペースでやってます。映画を見に行ったり、友達と話したり。ふと思いついた単語を、辞書で興味半分で調べてみたりと実践重視です。1日3単語覚えるように、徐々にって感じで勉強しています。

Q: 将来のキャリア像は?

A:将来はフリーのトラベルジャーナリストになるのが目標です。大学では、まずジャーナリズムで文章の書き方を学び、国際関係で世界に関する知識を習得したいです。今は、卒業後にいったん日本に帰って出版社に就職することを考えていますが、いずれは世界中の国を訪れ、文化、民族、伝統に触れて、その国を紹介できる記事を書き続けられたらなと思ってます。日本ではまだ知られてない民族のこととか、アフリカの国々を取材するのも夢のひとつです。趣味が写真なので、自分の写真プラス記事を掲載できることが理想です。

Q: アメリカ大学留学を目指す人にアドバイスを。

A:日本にいるうちに、ある程度の情報を事前に知っておくと便利です。気候のことから始まり、大学のこと。四季があるのか、乾季と雨季のみなのか。大学の規模や生徒はどの人種が一番多いのかなど。分からないことがあれば、大学の関係者や留学をしている先輩、友人に何でも聞いてみることをお勧めします。また、何かしら留学において目標を作っておくことを強くお勧めします。最初は大変だと思いますが、目標や留学を決意した理由があれば、辛いことがあっても乗り切れますし、日々がより充実してくると思います。


 
寮のみんなと最後に撮った記念写真。1フロアに20数人住んでおり、フロアごとにイベントがあります。皆、楽しくてよい人たちでした。


寮が同室のHillaryと。とても明るい子で、スッゴイ仲良くなりました。

1年に1回、大学で行われるクリスチャンの集まり。アメリカ人や日本人のクリスチャンがたくさん集まってきます。若い人たちが中心で、バンドあり、ダンスありのイベントです。

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