ウィンドウを閉じる
→バックナンバーを見る
VOL.44

深水大樹さん   高校の授業では、
フォトグラフィーとCADの授業がおもしろいです
 
深水 大樹(ふかみ だいき)さん
1988年生まれ。横浜市立戸塚高校在学中の2006年4月から1年間の予定で、オーストラリア・パースのチャーチランズ高校(Charchlands Senior High School)へ留学。2007年4月より日本の高校に復学予定。

■参加コース:オーストラリア高校1年間留学プログラム
■参加期間:2006年4月〜2007年4月
■留学先: チャーチランズ高校(オーストラリア・パース)
  →オーストラリア高校1年間留学プログラム
の詳細はこちら


地元のツーリングチームに参加。週末は100〜150キロぐらい走ります

Q: なぜ、高校留学をしようと思ったんですか?

A:高校2年生の夏に3週間だけ、オーストラリアのゴールドコーストに短期留学をしたことがあるのですが、その時に経験したことがきっかけになりました。現地の人々と交流してみると、日本にいた時には気づかなかったり、考えられなかったことがたくさんあって、自分にとってすごく刺激になったんです。それで、「このまま高3になって焦って進路を決める前に、一度日本を離れてこれからのことゆっくりを考えたり、視野を広げたい」と考えるようになり、留学を決めました。

Q: ICCを選んだのはなぜ?

A:インターネットで留学について調べている時に、ICCのサイトを見つけて資料請求しました。いろんな会社の資料を取り寄せて見比べましたが、サポートがしっかりしてそうなのと、オーストラリアについての情報をたくさん提供してくれたこと、自分の住んでいる街にオフィスがあったこともあって、最終的にICCに決めました。

Q: 留学先のパースはどんな町ですか?

A:こっちに来る前から聞いてたとおり、パースはとてものんびりした町だと思います。規模は小さいけれども、生活していくには充分だし、特に不便は感じません(バスの本数が少ないのがたまに気になるくらい)。公園やヨットハーバーなど、景色のきれいなところがたくさんあって気に入ってます。僕の住んでるところから、自転車で10分ぐらい行ったところにあるヒラリーズというヨットハーバーは、景色もきれいで食事やビリヤードができるので、よく行きます。

Q: オーストラリアへ行って、大変だったことは?

A:最初のうちは日本の友達に会いたかったり、食事が口に合わなかったかな。でも、日本の友達とはメールなどで連絡も取れるし、食事も1ヶ月ぐらいで慣れて、気にならなくなりました。英語は、学校のレポートを書いたりするときに特に苦労します。文法や単語の綴りなども調べなければならないので、大変です。英語力上達のために、いろいろな人たちと会話をたくさんするようにしています。会話をしているだけでも、いままで聞き取れなかった単語や、自分が使えなかった表現がわかって勉強になります。

Q: 日本とオーストラリアの学校の違いはどんなところですか?

A:オーストラリアの高校の授業では、自分たちで調べて、自分の考えをまとめなければならないことが多いです。ただ授業を聞いているだけでなく、内容について自分で考えなければならないことがほとんどです。チャーチランズ高校はユニークな授業がたくさんあって、自由に科目を選べるところが気に入っています。

Q: 特に好きな授業はありますか?

A:最近はフォトグラフィーとCADの授業がおもしろいです。フォトグラフィーは、毎回テーマが与えられて、そのテーマに合うような写真を撮ります。フィルムを巻くことから現像まで全部自分でやるので、1枚の写真ができるまで時間がかかります。大変な作業も多いけど、現像するための機材や部屋なども全部整っているし、わからないところは先生やほかの生徒たちが丁寧に教えてくれたので、想像していたよりも難しくはありませんでした。
CAD(COMPUTER ASSIST DESIGN)は、パソコンを使ってCGでいろいろなものをデザインする授業です。「携帯電話」「家」などのテーマが与えられて、機能を考えながらデザインします。デザインには専用のソフトを使いますが、もちろん英語なので、友達に聞いたり、辞書を見ながら頑張っています。ひとつの作品ができ上がった時は、とても達成感があります。

Q: 学校以外で、参加しているクラブなどはありますか?

A:地元のバイクショップのツーリングチームに参加し、週4回、週末と平日の夜に練習しています。平日は30キロ、週末は100〜150キロぐらい走ります。楽しくトレーニングできるし、共通の趣味を持った人たちなので話も弾み、英語の勉強にもなります。チームには同年代の子がたくさんいて、自転車のことを話したり、レースをしながら仲良くなりました。

Q: 現地でのICCのサポートはいかがですか?

A:アドバイザーさんには、こっちの生活でわからないことや、疑問に思ったことについて教えてもらったり、英語の上達のためのアドバイスをもらったりしています。たまに食事に誘ってもらうこともあるし、「ホストに日本食を作ってあげたい」と言ったら、食材の買出しに車で連れて行ってくれました。いろいろ親切にしてくれて、とても感謝しています。

Q: 最後に、今の目標を教えてください

A:一番身近な目標は、ツーリングのチームメイトの1人に勝つことです。2〜3秒のタイム差でどうしても勝てない人がいて、今はその人を抜くことが目標です。あとは、英語をしゃべれるようになりたいです。最近、英語を聞き取るのには慣れてきて、来たばっかりの頃よりもだいぶ会話の内容が理解できるようになりました。でも、しゃべる方はまだまだで、自分の考えなどを口にするのに苦労します。早くしゃべれるようになって、もっといろいろな話しができるようになりたいです。

 



→オーストラリア高校1年間留学プログラムの詳細はこちら


→バックナンバーを見る  
ウィンドウを閉じる 上へ