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VOL.47

平中 貴士さん  

オーストラリア国立大学で、
メカトロニクスと電子工学の勉強に没頭しています

 
平中 貴士(ヒラナカ タカシ)さん
1984年生まれ。京都府出身。高校卒業後の2003年4月、オーストラリアに渡航。キャンベラにある名門校ANU(オーストラリア国立大学)に進学。ANU付属の英語準備コースとファンデーションを経て、2004年7月、ANUの工学部に入学(現在3年生)。専攻はメカトロニクスと電子工学。

■参加コース:オーストラリア国立大学進学プログラム
■参加期間:2002年6月〜2006年6月
■留学先: Australian National University (ANU)
(オーストラリア・キャンベラ)
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大学のプロジェクトで会社を設立。10000ドルの利益を目指す

Q: オーストラリアの大学を選んだ理由は?

A:生活環境の良さや移民が多い多様性のある国であること、それに温暖な気候で、差別が少ないお国柄、費用が割安なことなどが決め手になりました。今考えても、オーストラリアを選んで正解だったと思います。
大学の評価や志望する専攻、自分の実力や将来の目標、さらには日本人の少ない環境などを考えた上で、ICCの京都オフィスのカウンセラーからANUをすすめられました。

Q: 大学のあるキャンベラの町や、キャンパスの様子を教えてください。

A:首都とはいえ、キャンベラメルボルンシドニーに比べてずっと小さな町。のんびりとした町なので、勉強に集中する場所としても最適です。大学周辺には研究機関も豊富で、町自体にアカデミックな雰囲気があります。
大学のキャンパスは町の中心からほど近い場所にあり、どこに行くにも便利です。また研究施設や図書館が充実しているのも魅力です。ANUで学ぶ学生を言葉で表すと「アカデミック」「真面目」「勉強好き」「目標を持っている」「勉強するために来ている」といった表現があてはまるのではないでしょうか。

Q: 大学での授業について聞かせてください。

A:僕の専攻は授業時間が多いことで有名です。今学期は4教科を履修しているのですが、1教科につき講義が週3時間(計12時間)。チュートリアル(ゼミ)が週1時間(計4時間)、実習/実験が週3時間(計12時間)あります。さらに課題提出や準備の時間なども考えると、寝る時間以外は、ほぼ勉強に費やしています。これだけ話すと「辛そう!」と思われるのですが、授業そのものや実験がとてもおもしろいので、厳しいですが、自分なりに楽しんでいます。

Q: 授業以外にも取り組んでいることがあるそうですね。

A:全豪の大学生による「Young Achievement Australia(YAA)」というプロジェクトに参加しています。これは、学部/専攻横断型で大学生が集い、さまざまなプロジェクトを起こして、コンペティションを行うというものです。疑似ではない本物のビジネス(会社)を起こし、そのアイデアを大学間で競うのです。

Q: 平中さんはどんなビジネスに関わっているのですか?

A:僕のプロジェクトでは、工学部の他、ソフトウエア開発専攻、情報工学等の専攻・学部から10人ほどが集まり、ディスカウントカードなどを発行するマーケティング会社を設立しました。資本金はわずか600ドルですが、立派(!)な株式会社です。株式は友人たちが購入してくれました。最終的には10000ドルの利益を目指しています。
大学の授業が忙しいにもかかわらず、時にはこのプロジェクトに毎日4時間も費やす時期もありました! プロジェクトを通じて、経済学やビジネスも学べておもしろいのですが、忙しすぎるのがちょっと難点。でも、このプロジェクトは一生忘れない思い出になると思います。

Q: 現在は寮生活ですね。

A:留学初年度はホームステイを経験しました。ホームステイの良さはもちろんありますが、友達作りという意味では寮がおすすめです。大学入学と同時に、Fenner Hallという寮に運良く入れたのですが、1週間もしないうちに、同じフロアの学生たちと仲良くなりました。ANUは留学生が多く、僕の友人もオーストラリア人をはじめ、タイ人、マレーシア人、香港人、中国人、ロシア人、アフガニスタン人など国際色豊かです。
通常、大学が運営する寮には、困った時に学部の上級生や大学院生が相談に乗ってくれるサポートや、AA(アカデミックアシスタント)と呼ばれる勉強を教えてくれる制度があります。生活のことから大学の授業まで相談に乗ってもらえる心強い存在です。

 


Q: 卒業予定は2008年。これからの目標や将来の計画は?

A:来年7月に大学4年生になるので、そろそろ卒論の準備を始めます。テーマは「ロボットアームの制御プログラム」です。「無人航空機の制御システム」にも関心があったのですが、エアロダイナミクス(空気/航空力学)のバックグランドがないため、断念しました。
卒業後は、日本かアメリカの大学院に進学する予定です。研究職にも関心はあるのですが、今の第1希望はメーカーで、技術者として大学で学んだことを実践したいと考えています。

 

Q: メカトロニクスや電子工学を志望する学生にアドバイスを。

A:できれば事前に、コンピュータのプログラムについての基礎知識を学んでおくことをすすめます。大学では、JAVAをはじめとする多くのコンピュータ言語を学びます。C言語と呼ばれるものがあるのですが、このあたりのことは自力で知識を得ておくことをすすめます。

Q: 最後に、ICCのサポートについて感想を聞かせてください。

A:留学前は適切なアドバイスのおかげで、準備が滞りなく進みました。こちらに来てからも、困った時などにはアドバイスしてくれたり、大学側に話を通してもらったりしました。それに、スタッフの方が定期的にANUを訪問しているので、そういった機会には毎回お会いしています。ICCを通して、他の留学生にめぐり会えたことも印象に残っています。

   
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