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先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.57

オーストラリア高校留学プログラム バックナンバー



英語力やコミュニケーション能力、適応能力など、
高校留学で得たものは大きい



参加コース:オーストラリア高校留学プログラム
留学期間:2004年7月〜2006年12月
留学先:Erindale College(オーストラリア・キャンベラ)

1987年生まれ。2004年7月より、日本の高校からオーストラリア・キャンベラのErindale Collegeへ留学し、2006年12月に同校卒業。2007年4月より千葉工業大学に進学予定。


体育の授業を通して、たくさんのオージーの友達ができました

Q:高校留学のきっかけを教えて下さい。
A:
高校1年の1〜3月に、学校行事でブリスベンの高校に短期留学をしたんです。それが初めての海外経験でした。とても楽しい経験だったけれども、辛いこともたくさんあって、正直言って、楽しかったのは2割ぐらいだったかもしれません。帰国の日、現地の友人やホストファミリーに言う別れのせりふを用意していたのですが、頭が真っ白になって何も言えませんでした。 その経験をした時に、もう1度留学してホストや友達にまた会いたいと思ったんです。日本の高校に復学したものの「もの足りない」「刺激が足りない」と感じるようになり、やはりもう1回留学しようと決意しました。

Q:留学先のキャンベラはどんな町でしたか?
A:
首都だから大きい町かと思っていたのですが、実際は小さい町でした。シドニーからキャンベラへは飛行機で行ったのですが、その時、生まれて初めてプロペラ機に乗りました。あとは、季節によって温度差が結構あります。冬はマイナスまで下がり、雪が降ることも数回ありました。夏は40度近くまでに上がることもあります。でも今年は異常気象だったらしく、上がっても30度程度でしたね。夜は涼しくなります。からっとしているので、日本の夏よりも過ごしやすいですよ。

Q:高校で特に印象に残っている教科は?
A:
1年目と3年目の体育です。メンバーと先生がとても良かったです。授業の1/3くらいはラグビーでした。といっても、ほとんどはタッチフットやタグをつけての授業だったのですが、数回普通のラグビーをやったときは、吹っ飛ばされましたね。

Q:どうやって友達をつくりましたか?
A:
1年目は英語もあまりできなかったので、友達はなかなかできませんでした。体育の授業でサッカーかバスケか何かをやっていた時、みんなを抜いていったことがあって、その時に「すごいな」と認められ、それから友達が増えて行きました。オージーの友達は、体育の授業を通じての友人が多いですね。

Q:どんなときに英語が話せるようになったと、実感しましたか?
A:
英語がしゃべれるようになったと実感したのは、ホストファミリーから「話せるようになった」と言われたり、気がついたら辞書を使わないで会話できるようになっていた時ですね。家族がオーストラリアに遊びに来た時には、英語の通訳をしました。ホストブラザーが同じ年でよく一緒に遊びに行ったので、彼と話すことで会話量が増えましたね。

Q:ホームステイ先はどうでしたか?
A:
キャンベラではずっと同じホスト宅に滞在し、とてもうまく行っていました。ホストファミリーとはメルボルンの親戚宅に行ったり、海に行ったりしました。特に上のホストブラザーは年が同じということもあって、兄弟のようにして遊んでいましたね。帰国の際には「家族の一員だから、いつでも帰ってきなさい」と言われました。

Q:すでに卒業後の進路が決定したそうですが?
A:
留学中の11年生の頃から「自分は将来何をやりたいのか」と、漠然と考え始めました。日本に帰国をした時の2ヶ月間にいろいろなアルバイトを経験してみて、ビジネス系の専攻を学びたいと思いました。英語は好きだし続けていきたいけど、英語を専攻にしたいとか、そのまま職業にしたいとは思いませんでした。大学では希望のビジネスやマネジメント系を専攻する予定です。

Q:留学生活を振り返った感想は?
A:
ひと言で言うと、楽しかったです。英語力やコミュニケーション能力、適応能力など、いろいろなものを得ましたが、特に「経験」を得たと思っています。オーストラリア人、韓国人、中国人、ドイツ人、いろいろな人と話したり遊んだ経験ができて、留学してよかったと思っています。今は、キャンベラのホストファミリーや友達みんなにまた会いたいという気持ちが、とても強いです。
シティーのそばの湖

学校からの帰り道

旅行で行ったシドニー1

旅行で行ったシドニー2

旅行で行ったシドニー3



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