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先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.62

オーストラリア国立大学進学プログラム
ニュージーランド高校卒業留学プログラム
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ニュージーランドの高校から、
ディプロマコースがあるオーストラリアの大学へ進学






参加コース:オーストラリア国立大学進学プログラム
      ニュージーランド高校卒業留学プログラム
留学期間:2003年4月〜留学中
留学先:マウンテンビュー高校(ニュージーランド・ティマル)→ヒルモートン高校(ニュージーランド・クライストチャーチ) →ディーキン大学(オーストラリア・メルボルン)

大阪府出身。1987年生まれ。中学卒業後の2003年4月、ニュージーランド・ティマルにあるマウンテンビュー高校に留学。2年後、クライストチャーチにあるHillmorton High Schoolに転校。卒業後の2006年2月からオーストラリア・メルボルンにあるDeakin University(ディーキン大学) 付属のMIBTに入学。翌年2月に、ディーキン大学のBachelor of CommerceにあるSport Management(スポーツ経営学)の2年次に編入。


大学では、念願のスポーツ経営学を専攻

Q:海外の高校を進学先として選んだのは?
A:
小学5年生の時に「留学」という言葉の意味を知り、英語が好きだったこともあって軽い感じで「留学したい」と親に言ったと思います。「留学したいなら、中学を卒業してからにしなさい」と親に言われ、そのまま日本の中学に進学。中学に入ってから父といろいろ調べ、説明会などに行って真剣に留学を考えるようになり、中学2年生の時に高校留学を決めました。留学しようと思った一番の理由は、好きな英語を喋れるようになりたかったのと、当時、プロ野球球団の通訳になりたいと思っていたからです。

Q:オーストラリアの大学に進学した理由は?
A:
ニュージーランドの高校から、そのままニュージーランドの大学へ行くのがベストだったと思うのですが、高校では英語だけ勉強していればいいと考えていたので(恥ずかしい話ですが…)、英語以外は木工、写真、パソコン、日本語など、簡単な授業ばかりとっていました。ニュージーランドの大学に進めるような成績ではなかったため、ニュージーランドの大学進学は諦めましたが、日本の大学に行く気はなく、ニュージーランドと似ているオーストラリアの大学を選びました。

Q:事前にオーストラリアの大学を数校訪問したそうですね。
A:
ICCに手配してもらい、オーストラリアの大学を見に行きました。訪問した大学のうち、3分の2くらいは個人的に会ってくれて、いろいろと話を聞く事ができました。対応してくださった大学はどこも親切で、すごく参考になりました。

Q:候補の中からディーキン大学に決めたのは?
A:
大学見学に行く前は、キャンベラの大学に行って「スポーツコーチング」の勉強をしようと思っていました。実際に訪れてみると、キャンベラは本当に政治の中心といった感じで、勉強だけを考えればいい町ですが、勉強以外でも楽しめるシドニーメルボルンの大学に行きたいと思うようになりました。 オーストラリアへ行く前はディーキン大学の名前さえ知りませんでしたが、ICCに薦めてもらって学校訪問に行ったら、ディーキン大学はオーストラリアの大学の中でも特にスポーツ学に強く、スポーツマネジメントも勉強できるということがわかり、この大学を選びました。

Q:高校時代を過ごしたクライストチャーチとディーキン大学のあるメルボルンの違いは?
A:
メルボルンの方が都会で何でもあり、すごく住みやすいと思います。交通の便もメルボルンの方が便利です。クライストチャーチはNZでは大きな町ですが、メルボルンと比較すると田舎です。

Q:ディーキン大学付属のMIBTのディプロマはどのようなプログラムですか?
A:
大学1年生で履修する内容とほぼ変わりないカリキュラムを1年間で学べる課程で、このコースで単位が取れると2年に編入することができます。大学1年生になる前に1年間学ぶファンデーションコースとは違い、難易度も上がります。ディプロマにいる生徒はほとんど留学生で、1クラスの生徒数が少なく、大学1年のカリキュラムとは多少教え方などが違い、留学生にとっては受けやすい授業です。

→ディプロマとファンデーションの違いについて

Q:MIBTの特色や雰囲気について教えて下さい。
A:
大学という雰囲気はあんまり無く、校舎もすごく小さくてグラウンドもありません(2007年の7月くらいには校舎が移るみたいです)。特色はやっぱりディプロマがあること。オーストラリアの大学の中でもディプロマがあるところはごくわずかですが、ディプロマに入るとディーキン大学以外の大学には編入できません。なので、他の大学に行きたい人は、ファンデーションが終わってもディプロマには進まず、大学1年に編入をします。

Q:スポーツマネジメント専攻ということですが、スポーツ経営学に関心をもったのは?
A:
高校留学の時から、野球選手の通訳になりたいと思っていたので、スポーツ選手のために働きたいという気持ちは以前からありました。誰でもそうだと思いますが、興味があることなら楽しく勉強できるんじゃないかと思って、大学ではスポーツの勉強をすると決めていました。スポーツ経営学にしたのは、将来、どこかプロスポーツチームを持っている会社に入って、選手をサポートするような仕事に就けたらいいなと思っているからです。

→オーストラリアで学べる専攻について

慎一郎さんが学ぶディーキン大学

大学見学のためにオーストラリアを訪問

最初に留学したNZ・ティマルにある高校

高校時代を過ごしたクライストチャーチ

ヒルモートン高校の卒業式

高層ビルからメルボルンの街をのぞむ

Q:高校留学や大学留学を目指す後輩達への応援メッセージを。
A:
NZまたはAUSの大学に行きたいと思っている人には、英語以外の科目もきちんと勉強しておくことを勧めます。ファンデーションに行くにしても、僕みたいに基礎知識が不足しているとかなり苦労することになるからです。高校は勉強が適当でも何とか卒業できましたが、大学ではそうはいきません。留学をすると決めたら、辛い体験も楽しめるぐらいの気持ちが大切だと思います。

Q:最後にICCの印象について聞かせて下さい。
A:
ICCには高校留学以来、本当に良くしてもらっています。大学訪問の時、いろいろ話を聞けたのもICCのおかげです。願書提出から何もかもやっていただき、すごく助かりました。今でも何か困ったことがあると、つい、高校留学以来の担当者にメールしていろいろ助けていただいていますし、就職活動の情報もいただいています。


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