海外留学・インターンシップのICC国際交流委員会 ウィンドウを閉じる
先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.67

スイスホテルマネジメントプログラム バックナンバー



サムイ島の5ッ星リゾートホテルでインターンを体験!






参加コース:スイスホテルマネジメントプログラム
      (Postgraduate Diploma Programmes )
留学期間:2006年1月〜2006年6月
インターン先:シラ・エヴァソン(タイ・サムイ島)

大学卒業後、2006年1月からSHMSに留学。タイ・サムイ島の5ッ星リゾートホテル「シラ・エヴァソン」でインターンを体験し、フロントオフィスとウェイターの職種を担当した。PGDのプログラム修了後は1年間のMAコースに進学する予定。


SHMS留学は、想像以上に厳しい

Q:ホテル留学をしようと思ったきっかけは?
A:
大学在学中に、毎年、春休みや夏休みを利用してパラオなどに滞在し、現地でツアーガイドのアルバイトをしていて、その経験から接客サービス業に興味を持ちました。ホテル業界へ進もうと考えていたので、大学4年になっても就職活動はせずに、ホテル留学の情報収集をしていました。

Q:数ある学校の中からSHMSを選んだのは?
A:
ホテル学校といえばスイスが有名だと聞いていたので、インターネットなどでスイスに集中して学校を探していたのですが、その過程でSHMSを見つけました。学校のサイトに日本での申込先としてICCのことが書いてあったので、ICCの説明会などに参加して申し込みました。入学条件となる英語のテストをICCのオフィスで受け、合格してスイスに渡りました。学校を見つけてから留学するまでの期間は8ヵ月くらいでしたね。

Q:SHMSのまわりの環境はどうでしたか?
A:
スイスへ行ったのはその時が初めてでしたが、イメージどおりでした。学校は山の中にあって、町までは30分くらいかかりますが、学校の敷地内に何でも揃っています。集中して勉強をするにはいい環境です。

Q:プログラムの中で特におもしろかった授業は?
A:
バンケット&コンベンションという授業が一番大変で、一番おもしろかったです。13週間の準備期間を経て、クラス18名全員で一から宴会を企画、実施。パーティにはスイスのVIPゲスト55名を招待して、パーティの評価をしてもらうという授業です。クラスの中からバンケットマネジャーと秘書を決め、それ以外のメンバーはアカウント班、デコレーション班、キッチン班、カクテル班、サービス班に分かれます。

Q:宇佐美さんの担当は?
A:
僕はシェフをやりました。キッチン班3名ですべてのメニューを考え、フレンチのフルコース55名分を作りました。前菜はサーモンとエビのタルタル、メインは鶏の包み焼き。フレンチにしょう油などを隠し味に使いました。ゲストの評価はとてもよく「ベスト・バンケット!」と言われました。

Q:インターンはどこで?
A:
学校で探してもらい、タイのサムイ島でシックスセンスグループが経営しているリゾートホテル「シラ・エヴァソン」でインターンをしました。5ヵ月間のインターン期間中、まずフロントオフィスの仕事を2ヵ月やり、続いてウェイター職を3ヵ月やりました。

Q:2つの職種を体験して、どちらが自分に合っていると思いましたか?
A:
フロントオフィスですね。場所柄、英語で対応できないゲストが多くて、コミュニケーションをとるのに苦労しましたが、問題も多い分、いろいろな人に会えてやりがいを感じました。

Q:今後の進路は?
A:
SHMSに戻って、1年間のMAコースに進みます。学校内ではMAまで進む人はそれほど多くありませんが、入学時から計画していました。MAコースを卒業したら、アメリカかイギリスのホテルで2〜3年修業して、その後はどこか暖かい場所のリゾートホテルで働きたいですね。職種としてはフロントかF&Bをやりたいです。

Q:最後にSHMS留学を目指している人に、ひと言お願いします。
A:
想像以上に厳しいですよ!と言いたいですね。宿題が多く、眠る時間がないこともあります。試験もクラスの半数近く落とされることもあり、落ちると有料で追試を受けなければなりません。勉強だけでなく規律も厳しく、学校の敷地内では、平日は授業がなくても制服を着ていなければなりません。また、髪や爪などの身だしなみも評価の対象になるので、だらしなくしていると点数に響きます。

休日に校舎の前で撮りました

校内のカフェテリアで昼食中です

課外授業で地元のワイン蔵の見学です

二年生のバンケットに参加した時の写真です

在校生はパーティーの手伝いをするのが恒例です


スイスホテルマネジメントプログラム コース詳細


過去のマンスリーインタビューを読む
海外留学・インターンシップのICC国際交流委員会 ウィンドウを閉じる