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先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.73

ニュージーランド高校卒業留学プログラム
オーストラリア・ニュージーランド国立大学進学プログラム
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将来はマーケティングかホテル経営を目指す!






留学期間:2001年4月〜2003年12月(高校留学)
     2004年2月〜現在(大学留学→大学院留学)
参加コース:ニュージーランド高校卒業留学プログラム
      オーストラリア・ニュージーランド国立大学進学プログラム
留学先:Mount Roskil高校(ニュージーランド)→ Griffith University(オーストラリア)

1985年生まれ。高校はニュージーランドのMount Roskill高校で過ごし、その後オーストラリアにあるGriffith大学に進学、続けて2007年1月からGriffith 大学大学院(ゴールドコーストキャンパス)に進学し、 現在マーケティングを勉強中。


インターンを経て、実際に興味のある分野が見つかった

Q:大学院に進学しようとおもったきっかけはなんですか?
A:
大学時代にホテル経営とヒューマンリソースについて勉強しました。大学がお休みの時に、一時帰国をして、ヒルトンホテルでインターンしたのですが、実際に働いてみて将来のキャリアとしてやるには自分には合わないかな?と思いました。
ホテル経営と併せて、ヒューマンリソースも勉強したのですが、実際に働くことを考えると、ヒューマンリソースの勉強を生かすとなると、就職の幅が狭くなってしまうかなとも考えました。専門分野を増やすという意味でも、大学卒業後すぐに就職するのではなく、マーケティングを勉強してみたいという気持ちになりました。

Q:大学院での生活はいかがですか?
A:
オーストラリアでの生活は(大学留学を含め)4年目になりますが、大学院に行ってから大学時代に輪をかけて、日本人の友達を作らないようにして、ヨーロッパ圏の人と一緒にいる様に心がけています。英語の勉強ということも有りますが、そういった環境は留学先でしか作り出せないという気持ちもあります。
とても楽しい毎日ですよ。
大学院の勉強は1セメスター(半年)で4科目とれば良いのですが、1科目あたり3時間続けての授業などもあります。途中で休憩が入ったりしますが、多くても30人、少ないときは15人いないくらいのクラス人数で授業を受けます。講義とディスカッション、チュートリアルがすべて一緒になった感じです。気が抜けない時間ですが、大学でも同じ様に勉強をしていたので、比較的すんなり受け入れられています。
大学時代の専攻やインターンシップをした経験を生かして、今は主に日曜日にゴールドコーストのシーワールドリゾートで日本人デスクとレセプションでアルバイトをしています。アルバイトですが、Best employee of the yearにノミネートされたこともあるんですよ(笑)

Q:大学での授業はどの様な感じでしたか?
A:
大学の勉強の時にはレクチャーが2時間、チュートリアルが1時間の授業構成でした。ホテル経営のコースはやはりアジア人が多かったですね。
授業は実践的な勉強をすることも多かったです。例えば、パソコン上に架空のホテルを立ち上げ、その経営をしていくのですが、別のチュートリアルグループが競合相手になっていて、そこでお互いが経営について学んでいくというものもありました。
ヒューマンリソースでは例えば、予算を広告に使うか、使うとすれば媒体は何にするか、あるいは社員教育に予算を割くかなどを考えたりする授業もありましたね。とにかく実践に生かせる勉強内容が多かったと思います。

Q:明子さんはニュージーランドの高校留学を経て、オーストラリアの大学に留学したんですよね?
A:
大学に入る前に、まずディプロマコースで勉強をしました。筆記があまり得意ではなかったので、そこで少し技術を身につけてから大学に入りました。
私は高校留学を経験していたので、英語で授業を受ける環境には比較的慣れていたと思いますが、それでもいきなり大学に入るより、準備ができて良かったと思います。日本の高校から大学に行くのであれば、こういった準備コースを活用すると良いと思います。
ディプロマコースでの授業は大学からの教授が来て授業をしてくれ、基本的には大学レベルの授業が行われます。それでも実際の大学より採点基準等も若干優しいですし、やはりあくまで準備のコースという感じですね。

セントパトリックデーの日に皆でお祝いを

クイーンズランド州の綺麗な夕日

友人とホームパーティを楽しむ

観光でウェーブロックに訪れ思わずはしゃぐ

日本料理屋で誕生日のお祝いを

Q:大学でオーストラリアの学校を選んだ理由は何だったんですか?
A:
大学留学でオーストラリアに行こうと思ったきっかけは、まずNZの大学ではホスピタリティのコースはあるけれど、ホテル経営のコースはなかったということ。その当時は絶対、ホテル経営の勉強をしたいと思っていたので、それならばオーストラリアに行こうと自然に思いました。
日本の大学で進学することも考えましたが、行きたい大学が決まっていて、そこに出願するには1年時期をずらさないといけなかったので、諦めました。
もっと英語も上手になりたいとも思いましたし、日本に帰って親と一緒に住むよりも、自分で自立して生活したいとも思ったので、思い切って大学も海外を選びました。

Q:高校留学を考えたきっかけは覚えていますか?
A:
高校留学をしたきっかけは日本での学校が中高一貫校で、高校は外に出たいなと思ったのもあります。全国模試で苦手だった英語が思いの外良い成績が取れて、自信がついたということもあると思います。

Q:高校留学の感想は?
A:
高校留学ではオークランドのマウントロスキル高校に通っていました。留学当初は黒板の内容も書き写せない、名前を聞かれても良く分かっていないというレベルでした。そんな自分でも今は大学院留学しているんですから、英語ができない人でも頑張れば大丈夫!という証拠ですよね(笑)
オークランドはアジア人が多く、日本人でもなじみやすい町だと思います。
今いるゴールドコーストは観光地なので、特に行く場所もなく(笑)、日曜は仕事、平日は勉強もありますし、今はそれほど出かけることもないですね。
ブリスベンは、、、オークランドと同じくアジア人が多いのでしょうね。私はディプロマコースの時に、あまりアジア人とつるまないようにしていたので、実は町の様子についてはあまり知りません。

Q:高校留学から通算すると、かなり長い期間留学をしていますが、保護者の方の反応はいかがですか?
A:
留学を始めたばかりは親も心配していた様ですが、最近では本人の意志に任せてくれています。ありがたいですね。

Q:今後の夢を教えて下さい。
A:
将来はまず、大学院を無事に卒業すること。どこの国でも仕事がオファーされればいいと思っています。できればマーケティングかホテル経営の仕事に携わって行きたいと思います。


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