海外留学・インターンシップのICC国際交流委員会 ウィンドウを閉じる
先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.75

IBPプログラム
バックナンバー



アジア系航空会社からヨーロッパ系航空会社に転職!






留学期間:2003年4月〜2004年3月
参加コース:ウエストミンスター大学コース(IBP28 期生)
インターン先:Get Kids Going(NPO団体)

1981年生まれ。2003年恵泉女学園大学卒業。同年4月〜IBPプログラム英国コースに参加。
インターンシップ先は、Get Kids Going(NPO団体)。現在は、ヨーロッパ系大手航空会社の機内通訳として活躍している。


留学を経て、目標の仕事をゲット

Q:IBPを選んだ理由を教えてください。
A:
新卒で就職活動をしていた時に、アジア系のエアラインに合格した友人がいたのですが、彼女がIBP経験者だったんです。それがきっかけでネット検索をしたのですが、他のプログラムと比べて内容がとても充実しているなと思いました。大学時代に短期留学していたのですが、まわりに長期留学をしている人たちもいて、どんな留学が成功する留学なのかということを考えていましたが、IBPは期間が1年間限定なので、目標が立てやすいのもよかったですね。

Q:大学卒業後に就職活動をされていたそうですが、留学を考えたのは?
A:
もともと両親が留学に協力的だったのですが、自分としては就職活動をして結果を出したいという気持ちがありました。いくつか内定をいただいたのですが、第一志望のエアラインに落ちてしまったんです。仕事をするならやっぱりエアラインがいいと思い、留学で英語力を磨くことにしました。それで1年後に、またエアライン就職に挑戦しようと思ったんです。

Q:英語には自信がありましたか?
A:
ひとりで海外旅行に行ったりしていたので会話は大丈夫だったのですが、筆記が大問題でした。1年間の留学中に、これまでの人生で一番勉強したと言えるくらい英語を勉強して、やっと会話と筆記のバランスが取れるようになりました。

Q:イギリスを留学先に選んだのは?
A:
就職活動をしていた時に2週間だけ、エアライン就職対策のための直前講座を受講していたのですが、そこの先生に「航空業界は、イギリス英語を身につけておいた方が幅が広がる」と言われたことが決め手でした。

Q:インターンは何をしましたか?
A:
インターン先はGet Kids GoingというNPO団体。ここは、障害を持つ子どもたちのスポーツ活動をサポートする団体で、主に、ニューヨークシティマラソンやホノルルマラソンなど、世界各国の有名なマラソンに参加する子どもたちの支援をしていました。

Q:どんな仕事を?
A:
電話応対やデータベース作成などのオフィスワークです。会社経験がなかったし、将来、自分が希望する仕事に就けたら、事務職はやることがないだろうなと思い、いい経験ができると思いました。自分に合うかどうか、試してみたかったんです。やってみて、デスクワークは苦手だということがよくわかりました(笑)。人と接する仕事の方が合っているなと。

Q:留学中から就職活動はしていましたか?
A:
外資系エアラインの求人は不定期で、増便があると求人があったりします。帰国の2〜3ヵ月前から、増便や滑走路建設のニュースなどを見ると、まめにサイトで求人があるかどうかチェックしていました。でも、本格的に活動を始めたのは帰国してから。日本で職歴がないのもどうかなと思い、10ヶ月ほど大手旅行会社の契約社員として働きました。

Q:その経験を経て、エアラインに再チャレンジしたんですね。
A:
はい、現在の勤務先の前にアジア系航空会社で1年ほど働きました。楽しかったのですが、自分としては「目標はヨーロッパ系航空会社」という気持ちがあって、現在の会社に転職しました。現在は日本ベースで、月に3〜4本ほどヨーロッパへ飛んでいます。

Q:松下さんにとって、IBPの留学経験はどんな意味を持っていますか?
A:
一番大きいのは自分の興味や視野が広がったことです。最初はヨーロッパに興味がなかったのですが、イギリスに留学したことでヨーロッパのよさがわかり、それが現在の仕事に結びついていると思います。





IBPプログラム コース詳細



過去のマンスリーインタビューを読む
海外留学・インターンシップのICC国際交流委員会 ウィンドウを閉じる