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先輩たちの留学体験「マンスリーインタビュー」 VOL.95

短期高校留学体験プログラム
オーストラリア高校卒業留学プログラム
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メルボルンで出会ったマフィンのおいしさに感動!
目標は、街じゅうのマフィンを食べ歩くこと






留学期間:2007年8月〜留学中
参加コース:短期高校留学体験プログラム
      オーストラリア高校卒業留学プログラム
留学先:サンドリンガム高校(オーストラリア・メルボルン

1991年生まれ。神奈川県出身。中学2年の夏休みに、「短期高校留学体験プログラム」にて2週間メルボルンに滞在。その後、2007年4月から、メルボルンにあるサンドリンガム高校に長期留学し、現在はY11(高校2年生)。


ビデオ撮影や照明技術の授業がおもしろい

Q:高校留学を決意したきっかけを教えてください
A
:家族で何度か海外旅行をした時に、「英語をしゃべれたらいいなぁ」と思ったことがきっかけでした。将来、就職した時も英語が話せれば便利だろうなとも思いました。高校1年の夏休みに短期留学し、メルボルンに初めて行って、街の雰囲気がすごく気に入りました。オーストラリア英語はなまりがあると言いますが、アメリカ人やイギリス人が多いので、そこまで気にすることはないと思いました。

Q:長期留学をする時に、なぜオーストラリアを選んだんですか?
A
:カンガルーが好きだし、メルボルンは「世界で一番住み良い街」と知られていたし、治安も良いと聞いていたので。また、オーストラリアはCGの技術で有名なのですが、将来、映像関係の仕事に就きたいと思っているので、オーストラリアを選びました。

Q:英語力上達のためにどんな工夫をしましたか。
A
:英語を日本語に訳すことが嫌だったので、英語を英語として理解するために、辞書は必ず英英辞典を使っています。

Q:留学先のメルボルンはどんな町ですか?
A
:メルボルンの良いところは「古い」んだけど「汚くない」ところです。州立図書館は外見からして伝統があり、中も絵画がたくさん飾ってあって歴史を感じさせます。メルボルンはそういった伝統的な建物も多いのですが、新しいことも積極的に取り入れて行こうとする雰囲気を感じます。フリンダース・ストリート駅を出てすぐのところに大きな教会があるのですが、その向かいにはモダンな造りをした美術館があります。

Q:通っている高校のいいところは?
A
:ICCの面接の時に資料を見てびっくりしたほど、選べる教科の数が多いのです。特に芸術系の教科に関してはかなり力を入れています。学校には劇や映像を発表したり、音楽バンドの発表をしたりするシアターや、レコーディング可能な音楽室があります。シティの近くからわざわざこの学校を選んだ人もいるくらい、芸術系の教科に関してはレベルが高いです。それから、制服がなくて、どんな格好でも通学してもOKなところも気に入っています。

Q:学校や日常生活で、カルチャーショックを受けたことは?
A
:校庭も公園もサッカーグラウンドも、全部芝生だったことに本当にびっくりしました。芝生の上でサッカーなんて、僕が日本で行っていた中学では考えられないことだったのでうれしかったです。転んでも大して痛くないし。それに、先輩とか後輩とか気にしなくていいので楽です。いちいち敬語使う必要がないし、年の差なんてほとんど関係ないことにびっくりしました。

Q:学校で好きな科目は何ですか? 
A
:Video ProductionとVet in Screenがおもしろいです。授業では、ビデオカメラを持ってインタビューをしたこともあります。これから自分のオリジナルのストーリーを作って、自分で撮る作業が始まるので楽しみです。こういう科目は日本でやろうとしてもなかなか授業としてやるところが少ないと思うので、留学して良かったと思います。Theatre Studiesという教科もおもしろいです。劇をしたり、ライトのセッティングの勉強をするのですが、授業でフルーツバスケットみたいなゲームをしたり、パントマイムだけでストーリーを伝えるゲームをしたりと、高校の授業とは思えないような内容で新鮮でした。

Q:学校の行事でおもしろいのは?
A
:学校で生徒による劇の発表会があるのですが、劇が好きな人が集まってわいわいやっているレベルじゃなかったです。有志の生徒が集まって毎年やるのですが、ちゃんとした劇団と変わらないくらいの完成度でびっくりしました。劇中に使われる音楽も、実際に楽器担当の生徒がその場で演奏していました。

Q:ホームステイ先の家族構成は?
A
:お母さんとホストブラザーが1人います。お母さんは僕の行っている学校のキャンティーン(食堂)に勤めています。お母さんがキャンティーンで働いていることもあって、家でもいろいろな料理が出てきます。週末にはマーケットに行くついでにSUSHIを買ってくることが多いので、けっこう日本の食べ物も食べています。この間、蕎麦が出てきてびっくりしました。

Q:マフィンの食べ歩きにハマっているそうですね。
A
:メルボルンではどこにでもマフィンがあるのに、かなり多くのバリエーションがあるのが魅力。どの店でも他とは違った味や形なので、どこが一番おいしいのかを調べてみようと思いました。僕はブルーベリーが好きなので、ブルーベリーマフィンを食べ比べようと思っています。日本では「クリスピー・クリーム」に何時間も人が並ぶくらいだから、もしメルボルンの「MUFFIN BREAK」が日本に進出したら、東京ドーム満員も夢じゃないと思います。

Q:落ち込んだ時や悩んだ時、どのようにして克服していますか?
A
:好きな「THE BLUE HEARTS」の音楽を聞いたり、ギターを弾いたり、Podcastを聞いたりしています。悩んだ時は「自分は今何が一番したいのか?」というのを考えています。これは、去年、祖父が送ってくれた手紙の中に入っていた新聞記事に載っていたことです。これからも悩んだ時には「自分は今何が一番したいのか?」を考えるようにすると思います。

Q:高校留学を経験して、自分がどのように変わったと思いますか?
A
:以前より、ちゃんと自分のことを管理できるようになったと思います。朝も自分で起きなければいけないし、学校のやっていることでわからないことは先生に聞きに行かなければ授業はどんどんわからない方へ行ってしまうので大変です。自分から進んでやっていかないと何も起こらないことがわかったので、以前より積極的に何かをしようと思うようになりました。

Q:留学中に達成したいことや、進路についての夢を教えてください。
A
:とりあえず、今のところの目標は「メルボルン中のブルーベリーマフィンを食べ尽くす」ことです。高校卒業後は、できることならオーストラリアの大学で映像関係の授業を専門的にやりたいと思っています。就職も日本以外のところに就職したいです。

Q:最後にICCのサポートについて感想を。
A
:ICCに決めたのは、夏休みに行った短期留学の時に、サポートがしっかりしていたからですが、学校との連絡がしっかりしていて、何か問題があった時には助けてもらっているので、かなりありがたいです。僕の行っている学校と長く関わっているみたいで、教科の内容に関しても詳しいので助かります。



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