アスパイアプログラム

壁にぶつかっては克服する、そのプロセスを繰り返して、
自分が強くなったと思います。

インターン期間:2007年4月〜2008年10月
参加コース:アメリカ高級ホテル上級トレーニングコース
インターン先:アメリカのホテル

佛教大学卒業後、京都などのホテルに勤務。その後、カナダ留学を経て、インターンプログラムに参加。


世界にアンテナを張って働きたい

Q:インターンシップ参加前の経歴を教えてください。

A:日本のホテルで6年勤務してましたが、もともと「海外で働いてみたい」という願望があったのと、急速な国際化の流れの中で、これからもっと国際実務経験が必要になると感じたため、インターン参加を決めました。

Q:以前にカナダへ留学されていたそうですが、何をされていましたか?

A:カナダでは語学学校とビジネスカレッジへ、それぞれ3ヶ月間通い、その後、現地の航空会社で3ヶ月間インターンをしました。本当は、ホテルインターンもカナダを選びたかったのですが、VISAの関係で選択できず、カナダと文化が似ているアメリカへ行くことにしました。

Q:インターン先での具体的な仕事内容を教えてください。

A:宿泊部フロント課だったので、AM/PMシフトの中では、チェックイン等のフロント業務に加え、クレジットカードチェックをしました。Night Auditの中では、チェックイン等の業務に加え、Auto Post、Close Systemなどをしてました。ハウスキーピング、予約センターも少しではありますが、ローテーションとして働きました。オペレーションシステムなどの日本との違いを客観的に見られたことはよかったと思います。

Q:インターン中、仕事をしていて壁にあたったことは?

A:正直、ずっと壁にあたってはクリアして、の繰り返しだったと思います。社会システムや会社のオペレーションシステムが違うため、日本のスタイルに慣れていた自分には、違うやり方に遭遇すると納得できず、頭ではわかっていても、拒絶反応みたいなものを起こしたりしました。また、フロントの仕事はチームワークで成り立つものですが、メンバーはさまざまな人種で構成されているため、みんなバラバラに行動してまとまるのが難しい。それが業務に影響することもありました。
いろいろな問題に出くわす中で、友達、同僚、ルームメイトに話を聞いてもらったり、互いに意見交換をしたりして、自分を理解してくれる人がいることで救われたような気がします。その後、マネージャーに問題点を指摘したり、自分の考えを述べたりして、改善できるように努力しました。すごくストレスフルな状況ではありましたが、そうして試行錯誤する中で、文化の違いを学べた気がします。

Q:インターン体験で得たものはどんなことでしたか?

A:何よりも友達と、さまざまなバックラウンドを持った国籍の異なる人たちに出会い、話をする中で、自分の知らないことをじかに聞き、視野が広がったことです。さらに世界にアンテナを張らねばと思ってます。

Q:ホテルインターンの経験でご自身がどう成長されたと感じていますか?

A:壁にあたる度に「もう無理かも」と思ったりもしましたが、友達のアドバイスを聞きつつ、最終的には自分でなんとか克服するようにモチベーションを保って解決していく。こうしたプロセスを踏んできたことで、自分自身が強くなれたと思います。

Q:インターンでの失敗談や印象的だったエピソードを教えてください。

A:お客様がチェックインした際に、容姿やIDの名前から判断して、日本人だと勝手に思い込み、日本語で話をしたら「日本語は話せない」と少しお叱りを頂戴してしまい、気まずい雰囲気の中でのチェックインになってしまったのを覚えてます。自分の思い込みで進めるのはリスクが高いと改めて認識したのと同時に、アメリカという国は、本当にさまざまな人種で構成されていると思いました。

Q:現在、就職活動中だと伺いましたが、どのように就活されていますか?

A:今はまだ情報収集をしている段階ですが、これから何をしていくにも、インターンシップの経験を振り返れば、「やっていけるのではないか」と思えるような、自分の中での支柱を得たような感じです。

Q:今後の仕事の展望や夢を教えてください。

A:これからも世界にアンテナ張って、どんな形であれずっと海外と接していければと思いまいす。そういった意味でも、インターンで多くの友達ができたことはとても貴重です。

Q:ホテルインターン参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。

A:新たな世界に飛び込んで、予期せぬことや納得できないことなどに揉まれ、試行錯誤して乗り越えていく。決して容易でないけれど、それが自分を鍛えてくれてるんだと思えるようになったし、自分を強くしてくれた糧であり、新たな自分を発見できると思います。今ある熱い想いに素直に従って、飛び込んでみて下さい。結局は、それが自分らしさに繋がるのではと思います。

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