海外インターンシップ

目標意識があるとないとでは、1ヶ月後の結果が違ってくる

参加コース:シアトルインターンシップ
研修期間:2010年8月〜9月
インターン先:JEN(日本人向けメディア)

1988年生まれ、神奈川県出身。大学(理工学部経営システム専攻)3年生の時に、1ヶ月の海外インターンプログラムに参加。


思い悩む前に行動する習慣が身に付いた

Q:海外インターンを体験しようと思った理由は?

A:秋からの就職活動を始めるにあたり、海外で自分の知見を広めたいと思ったからです。こういう体験ができるのは大学生の間だけだと思ったので。

Q:海外インターンで達成しようと思っていた目標は?

A:英語のスピーキング能力の向上と、アメリカ人の仕事環境や仕事に関する考え方を学ぶことでした。

Q:インターン先について教えてください。

A:「JEN」という、シアトル在住の日本人向け情報誌の発行とウェブサイトの管理運営をしている会社です。そこで、情報誌に広告を掲載していただくための、営業活動や情報収集を担当しました。

Q:インターン先ではどの程度の英語力が必要とされましたか?

A:営業先と電話で会話できる程度です。しかし、実際は取引先に日系企業が多かったため、日本語が使える場面もありました。

Q:初めての海外インターンで苦労したことは?

A:インターン初日から電話をかけて、顔の見えない相手と英語で話しをすることに驚きました。電話ではボディランゲージが使えないので、苦労することも多くありましたが、とにかく件数をこなすことで、次第に慣れていきました。

Q:インターン中の失敗談を教えてください。

A:電話をかけて英語で営業するという仕事に緊張してしまい、思ったように自分の言いたいことを伝えきれないまま終了してしまうことがありました。英語のミスを恐れずに、もっと積極的に話せればよかったと思います。

Q:インターン体験で得たものは?

A:積極性です。とにかく前に出て知らない人とでも話す勇気と、不慣れな環境に飛び込む度胸が身に付きました。

Q:海外インターン体験によって、自分が変化したと思いますか?

A:ものの考え方というか、考えてから行動するまでの時間が短くなったと思います。いろいろと思い悩む前に、とにかく行動してみる。それが、良いことなのか悪いことなのかはまだ分かりませんが…。

Q:海外インターンは自分にとって、どんな意味があったと思いますか?

A:大学の勉強や就職活動に追われる中、社会に出る前に自分を見つめ直し、視野を広げる良い機会になったと思います。

Q:就職活動では、海外インターンの体験をどのようにアピールしていますか?

A:大学での勉強が忙しく、まだ就職活動は始めていません。1ヶ月程度のインターンでは学べることに限界があり、正直、この体験だけで就職活動に有利になるとは思っていません。しかし、留学とは異なり、実際の企業で働いて、同年代以外の方とも交流する機会が多くあったので、海外の仕事現場を体験したことは、他の学生さんとは違うアピールポイントになるのではと思います。

Q:大学卒業後の仕事の展望や将来の夢を教えてください。

A:まだこれといった明確な希望はないのですが、今回の海外インターンや以前の留学を含め、自分の英語能力が活用できる仕事ができればと考えています。

Q:海外インターン参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。

A:何も準備がないままインターン先に行ったのでは、その場の雰囲気に呑まれて、ただのゲストで1ヶ月が終わってしまう可能性があります。会社の完璧なメンバーになることは難しくても、「会社でこれをしたい」「インターンを通してこう成長したい」という自分なりの目標があれば、現場でやるべきことが分かるはずです。正直言って、英語はそこそこで構わないと思います。まずは出発前に「なぜ自分は海外インターンに行くのか、そこでどうしたいのか」という目的意識を考えておくとよいのではないでしょうか。

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