こんにちは。留学カウンセラーの伊佐治です。今日はICCが高校留学でご案内しているカナダの祝日についてご紹介します。

Remembrance Day

カナダでは11月11日がリメンバランスデイ(国民哀悼の日)といわれる祝日でした。1918年の11月11日は、第一次世界大戦の休戦協定が結ばれた日であり、第一次世界大戦以降の戦争で亡くなった軍人、退役軍人らを追悼する日です。日本語では戦没者追悼記念日などと訳されています。

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当日はカナダ全土で追悼式典が行われ、戦争で亡くなった兵士たちを追悼し、敬意を表します。休戦協定が午前11時に結ばれたことから、毎年11月11日午前11時頃には各地で追悼式が行われます。スーパーやモール内など追悼式会場以外でもさまざまな場所でアナウンスが流れ、2分間の黙祷をします。学校から各家に渡される赤いポピーの花のバッチは「戦場に咲いた花」として、この日の象徴の花です。バッチは2,000万個も配られると言われ、10月末から当日まで左胸につけるという習慣があります。数だけでいうと、人口3,600万程と言われているカナダですので、国民ほぼ半分がこのバッチをつけているということですね。国を上げての追悼の日という規模は本当に感慨深く、国民半分が参加するという光景は残念ながら近年の日本ではあまり見られませんね。

高校留学でカナダにいる学生たちも社会の授業でこの事についての歴史を習い、この日のためにポピーバッチを付けてリメンバランスウェークを過ごした方も多かったようです。またこの日は式典の他にも、レクエーションセンターへの入場が無料だったりと長い週末のための特典もあります。こういった取り組みがあることで、戦争を知らない世代にもしっかりと歴史を繋いでいくきっかけとなるのですね。日本は残念ながら終戦に関してあまり高い意識を持っていないと思うのは私だけでしょうか・・・。自分たちを作り上げてきた歴史に関心を示す事は大変素晴らしく、また世界にはいろいろな歴史や文化のある国があるんだと言うことを、たくさんの方に知ってもらいたいなと思います。

異文化は現地で体験しよう

カナダに限らず海外には日本とは違う祝日、文化、歴史があります。ネット社会の今はたくさんの情報が気軽に手に入りますが、それ以上に、関わっている人の気持ちを知る、意見を聞く、環境に触れることからの学びは膨大です!やはりその日、その場にいるからこそできることですよね。映像で見て、聞くではなく、実際に生活に浸ってみる、そんな留学生活を送ることで学びをどんどん増やしていきましょう!

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