英単語の覚え方 ~1か月で確実に英語力が上がる~

留学のカウンセリングをしていると8割がた「英語の勉強の方法教えてください」という質問になります。そして、毎回同じ話をしています。その中でも、もっとも重要で、もっとも英語力を上げるための近道で、なおかつ多くの方おざなりにしている学習、「英単語」の覚え方について、お話ししましょう。

ちなみに、こちらの学習方法は「IELTS一発で合格スコアを取る勉強法」(中経出版)にも載せています。

英単語のあれこれ

1.留学に必要な単語数は1万語

大学受験の際に覚える単語数は2000単語前後が平均のようです。その約5倍。ちなみに、英語を母語とする人は平均的に4万語の単語を知っているそうです。さらにちなみに、シェークスピアの原書を読むのに必要な単語数は約8万語。

4万語、8万語までは必要ありませんが、1万語は最低限留学に必要な単語数、ということです。

2.単語力アップ=英語力アップ

英語の学習を始めたばかりのころは、単語力が身につけばつくほど、比例的に英語力がアップしていきます。

TOEFL/IELTS/TOEICなどの試験対策の勉強をしていると、「勉強がはかどらない」「英語の勉強がつらい」というように感じることがあるかと思います。特にTOEFL/IELTSは、もう何から手を付けてよいのやら・・・。といった感覚に陥ることがあるかと思います。

この段階の方は、まずは単語力を上げることを第一優先に勉強してみることをお勧めします。単語力が上がるにつれ、学習に対するつらさが取れてくるはずです。

3.まずは1か月チャレンジ。

何事も、1か月続けてみることが大切です。1か月たって、何も成果がなければやり方、方向性を変えればよいのです。単語力を今からお伝えする方法で1か月間覚えてみてください。1か月後には自分でも自覚する位、英語力に違いがみられるはずです。

4.単語力は加速度的に増えていく!

単語を10個覚えると、単純に自分の中の単語量が10増えます。20覚えれば20増えます。これが、100、200と増えていくにつれ、単語を覚える速度が速くなります。

そして、接頭語(in-やex-など)や接尾語(-tionや-ableなど)が理解できるようになります。接頭語、接尾語が理解できてくると、知らない単語でも何となく意味が分かるようになってきます。これが「前後の意味から単語の意味を推測する」ということです」。単語力があまりないうちでは、これは不可能です。

つまり、単語力が増えれば増えるほど、単語を覚える速度も増し、更に自然とわかる単語量も増えていくのです。

単語力は一次関数的ではなく二次関数的に増えていく、ということです。

英単語の覚え方

まずお伝えしておくことは、この方法は、簡単でもなく、劇的でもない、ただひたすら地道な学習法です。確実な英語力アップには、楽に「○○するだけで~」などという方法ではありません。

ただ、多くの方が陥っている「覚えたつもり」「知っているつもり」をなくすため、確実にTOEFL/IELTS/TOEICのスコアに結び付きます。

1.自分の単語集を作る

学習の中でわからない単語をもとに、単語集を作っていくと、実際に使われている状態で覚えられる、というメリットがあります。

また、単語集は『持ち歩くこと』『覚えやすくする』ということを考えて、大きいノートより小さいA4の4分の一くらいのノートまたは紙がおすすめです。

学習中に遭遇した知らない単語を調べ、調べたことを書きます。ここでポイントなのが、「こんな意味だった気がする」「なんとなく知っている」という単語はすべて調べて書き取ります。「確実に知っている」というレベルにならないと、リーディングで意味を取り違えたり、リスニングの際に「なんだっけ・・・」と思っているうちに文章が流れてしまっている、という現象が起こります。

ノート作り方の例を載せておきます。

右側のページは

・自分が単語を覚えるうえで必要な情報を載せる

・同義語を載せる

ということを意識してください。その単語が使われている文章を丸々載せても、読むだけになってしまうので、その必要はありません。目的はただ一つ「単語を覚える」ことです。

2.1日に20単語を覚える、と決める

単語数は何単語でもよいのですが、いくつ覚えるかを決めてください。多くの方が既に単語集を作っているか、または出版されている単語集を持っていると思います。その中で気が付いたのが、ほとんどの方が「見ているだけ」「覚えたつもりになっている」ということです。中には赤シートを使って確実に覚えています、という方もいますが、いざテストしてみると、「なんだっけ・・・」ということが多々あります。中には、50,60もの単語を眺めて、明日も眺めて、明後日も眺めているうちに覚えるだろう、というように思っている方もいますが、残念ながら「覚える」という意思がない限り身につくことはありません。

大体、20単語前後が「確実に」「負担なく」「持続できる」単語数のようです。

3.月曜日~金曜日は覚える日。

月曜日~金曜日は毎日20単語を覚えます。覚えるべき20単語を別の紙に写して持ち歩いてもよいし、ノートにここからここまでと、目印を付けてもよいです。

ポイントは「隙間時間の利用」。例えば、行き帰りの電車の時間を利用。行きの電車の中で英単語を見て日本語の意味が出てくるかテストをしながら覚えます。帰りの電車の中で、日本語の意味を見ながら英単語が出てくるかをテストします。

そして、必ず行ってほしいことは、1日の終わりの筆記テスト。日本語訳を見ながら20個の単語を確実に書けるかどうかをテストします。書けないものがあればその場で覚えます。月曜日~金曜日で100個の単語を覚えることになります。

4、土日はテストと復習の日。

土曜日に100個を改めてテストします。8割がた覚えていれば、なんとなくOK。8割を切るようであれば覚え方に問題があります。100個全部覚えていることはなかなかの至難の業かと思われます。

土曜日と日曜日にかけて覚えていなかった単語を改めて覚えます。

これで、1週間で100弱、1か月で400近くの単語が身につくことになります。400単語は英語力に十分影響する単語数です。

是非試してみてください。

留学を考えている方、英語学習の相談も受け付けています。 ご相談はラジオ大阪国際交流委員会まで ⇒ こちら お電話:06-6577-1306 メール:icc_osaka@obcproject.com 
2017-11-24 | Posted in お知らせNo Comments » 

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