メルボルンで日本語授業のアシスタントを体験
ほめて伸ばす教育方法を学びました

参加コース:短期インターンシップ・メルボルンコース
留学期間:2011年8月〜9月
インターン先:フェアヒルズ高校
研修内容:日本語授業のアシスタント

1991年生まれ、京都出身。同志社大学政策学部2年次の夏休みにメルボルン教育インターンシップに参加し、現地で教員補助の仕事を体験した。

スポーツデーの日の写真です。日本の体育祭のような感じでしょうか

こんな教材を作っていました

7年生のみんなと習字をしました

12年生の授業の様子です

10年生の生徒と先生たちが、似顔絵を描いたカードをくれました

Q:短期インターンシッププログラム参加を決めた理由は?

A:夏休みに短期の留学がしたいと考えており、インターネットでこのプログラムを見つけました。留学中にインターンシップもできるなんてお得だなと思い、参加を決めました。インターン先選びの際は「日本語授業のアシスタントができる学校」とリクエストを出し、メルボルンの高校を紹介していただきました。

Q:インターン先での具体的な仕事内容を教えてください。

A:授業の補助となる教材(京都の紹介など)をパワーポイントで作って発表したり、生徒達と話して日本について興味を持ってもらったりしていました。ほとんど学校にいる時は授業に行っていました。ワークをする時は分からない単語を教えたりもしていました。

Q:インターンでは、どの程度の英語力が求められましたか?

A:そんなに高い英語力はいらないと思います。私の英語力はTOEIC550くらいで全然高くありませんでした。先生の中には日本人の方もおられますし、外国人の方でも日本語がお上手です。生徒たちも優しくて、私が彼らの英語を理解できない時でも、根気よく教えてくれたので、困ることはありませんでした。

Q:インターン中にどんな壁にぶつかりましたか。

A:日本語に興味のない子は全然授業を聞かず、たまにすごく失礼なことをされる時もありました。そのような子たちには、もし彼らが何か質問をしてくれた時には丁寧に答えて、機嫌の良い時にたくさんしゃべり、私に親近感を持ってもらうようにして、日本語は嫌いでも日本について興味を持ってもらうようにしました。

Q:現地の高校で、一番驚いたことは?

A:日本では授業を止めてまで個人が質問をすることは少ないと思いますが、インターン先の生徒たちは分からないことがあったらすぐにその場で聞き、わかるまでとことん聞き続けます。すごく積極的だなと思いました。

Q:インターン体験によって得たものはどんなことですか?

A:コミュニケーション力と積極性、褒める力です。英語がぺらぺらではないので、わからない単語もあったし、自分の言いたいことが通じないこともたくさんありましたが、そんな中でも自分の言いたいことをどうにか伝える力がついたと思います。
また現地の高校では「褒めてのばす」という教育が日本より断然盛んだと感じました。間違っていても「違うよ」と突っぱねてしまっては生徒達がやる気をなくしてしまうので、答が違っていても「惜しい!」にとどめて、できた時はオーバーなくらいに褒めるという具合です。私自身、最初は褒めるのが下手でしたが、最後はだいぶ褒め上手になったのではないかと思います。

Q:現地での滞在方法は?

A:ホームステイでした。ホストファミリーはお母さんと小学生の姉弟。すごくすてきなファミリーで今でも大好きです。
私が1日だけすごく落ち込んで帰ってきた日があって、その日はみんなで話を聞いてくれ、ホストブラザーは5歳なのにその日からしょっちゅう私に「きみが一番だよ」と言って慰めてくれたことです。ホストシスターもよく私のことを心配してくれました。

Q:この体験によって、自分自身が変わったと思うところはありますか?

A:のびのびと過ごしているオーストラリアの高校生たちを見たことで、少し意識が変わりました。日本で周りの人たちと自分を比較して少し焦っていたのですが、自分は自分でいいんだと思えるようになりました。

Q:就職活動をする際に、今回の経験が有利に働くと思いますか?

A:まだ2年生なので就職活動はしていませんが、就活の際には、今回の体験が有利に働くと思います。メルボルンの公立高校での日本語教師のインターンシップは結構マイナーだと思うので、他の人との差別化を図るのには格好の素材になると思います。

Q:ICCのサポートについて感想をお聞かせください。

A:日本では担当の中西さんに初めから何度も相談に乗っていただきました。私の疑問もその場ですぐに電話を掛けて解消していただき、何時間も私に割いていただいたことに感謝しています。現地アドバイザーのまさこさんやともえさんも、とてもお世話になりました。本当に手厚いサポートでICCの方たちには感謝してもしきれません。ICCでこのプログラム行かなければ、きっと私の留学はここまで楽しいものにならなかったと思います。ありがとうございました。

Q:今後の展望や将来の夢を教えてください。

A:今の自分の英語力はビジネスの世界で通用するものではないので、これからも英語力を伸ばす努力をしたいと思います。また、今回の滞在でメルボルンの町並みが大好きになったので、将来メルボルンに住めたらいいなーと漠然と思っています。

Q:海外インターン参加希望者に向けてアドバイスをお願いします。

A:私にとって、このインターンはすごく得るものの多い体験となりました。日本ではできない体験がたくさんできると思います。少しでも興味を持たれたら参加してみることをおすすめします!