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エアライン留学プログラム

 ■体験談


  エアライン留学の目的は、ズバリ「就職のため」
渡邊 裕樹(わたなべ ひろき)さん
留学期間:2005年12月〜2006年8月
参加コース:エアライン留学プログラム(シアトル)
インターン先:シアトル・タコマ国際空港
プログラム修了後:大学へ復学

プロフィール:
1984年生まれ。同志社大学文学部英文科3回生前期で休学してエアライン留学プログラムに参加。帰国後は大学に復学し、すぐに就職活動を始める予定。

授業のおかげで、効果的なプレゼンテーションができた

航空会社の総合職に興味があった渡邊さんにとって、エアライン留学プログラムの参加は、就職活動準備の一環。3回生の前期修了時点で休学してきたので、8月末に帰国後はすぐに就職活動がスタートする。留学経験を即、就職活動に生かしたいという明確な目的のもとに、留学を実行したのだった。
「アメリカに来てすぐに英語の授業が始まり、2月からは1日4時間、サービスや接客に関する英語や知識を学び、5月頃からはインターンに向けた面接を意識したプレゼンテーションの授業が中心になりました」。
インターン先の実際の面接では「今までの授業で得たこと」をテーマに、1分間のプレゼンテーションを行ったが、日頃の授業のおかげで納得のいくものができたそうだ。この時の面接には、AIPの生徒のほか、ワシントン大学や近隣の大学、短大の学生もいたが、面接の担当者は「AIPの生徒の自己アピールはよく整理されていて、効果的なプレゼンテーションでした」と評価している。

インターン先の空港では、毎朝10時からのミーティングで情報が伝達される

自主的に仕事に取り組んだインターン体験

渡邊さんがインターンを体験したのは、シアトル・タコマ国際空港(通称シータック)だ。午前の授業の後、毎日午後2時から4〜5時間ほど、空港ターミナル内での案内業務に就いた。案内カウンターに座っているだけではなく、手荷物検査場で列の整理にあたったり、街までの交通案内を手伝ったりした。旅客の多い時には自分の判断で1〜2時間ほど残業することもあったそうだ。
「ここでの仕事は誰かから何か言われてやるのではなく、必要と思えば積極的に仕事をすることができます。自分がやったことをお客様に喜んでもらえるので、うれしい思いをたくさん重ねてきました」。

空港マップを見ていた女性に声をかけて案内する

早い段階から就職活動をスタート

インターネットなどで企業研究を始めたのは帰国後1ヶ月後の9月頃。その後企業が開くセミナー等に参加し出したのが11月頃。11月から3月までは興味がある企業の説明会、選考にはとにかく積極的に参加しました。頭の中はいつも就活のことでいっぱいの生活だったそうだ。
「自分の方向性は留学以前から明確に持っていたので、航空会社の受験がある4月に照準を合わせ、一番自信を持って就職活動ができるような状態を作ることを心がけました。そのために、まずはエントリーシートで自分の想いを的確に表現することを考え、選考時期が早いいろいろな企業に応募しながら試行錯誤を繰り返しました」。
卒業を控えた友人にチェックしてもらっては、表現方法のアドバイスをもらったことも、非常に効果的だったそう。面接の雰囲気になれておくために、業界を問わずいくつか面接を受けに行った。
「面接は受ければ受けるほど自分の準備不足に気づいたりするため、4月に向けて対策を進める上で大変重要な実践練習になったと思います」。


面接ではAIPでの体験をアピール

「とにかく他の学生が持っていない大変貴重な経験が自分にはあるということが、大きなアピールポイントでした」。面接では、AIPの中で経験した空港でのうれしかったことや苦労話、留学生活全般について話したそうだ。留学してまで絶対にやりたいと思っていたことを学生時代に達成したということで、エアラインに対する強い想いだけでなく行動力、向上心、などの性格に関する部分でのアピールもできた。
「AIP体験をアピールしたことは就職成功のポイントだったと思います。何よりもこのプログラムを通じて得たものは自信。留学生活の中で英語コミュニケーションに関して、インターンシップに関しての辛い経験を一つ一つ乗り越えてきたことが、日本に帰ってきてから就活中の自分を支えていたと感じていますし、今後もずっと続いていくものだと思っています」。


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