エアライン留学プログラム

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新幹線パーサーからエアラインへの転職。
空港でのインターンでキャリア設計が明確に





参加コース:エアライン留学プログラム(カナダ6ヶ月コース)
留学期間:2006年4月〜2006年10月
インターン先:バンクーバー空港の日系航空会社の地上職
プログラム修了後:中国系航空会社

1978年生まれ、広島県出身。京都女子大学文学部卒業。新幹線パーサーとして働いた後、エアラインへの転職を目指して留学し、インターンはバンクーバー空港の地上職を体験。現在は、中国系航空会社で、発券や受付などのカウンタースタッフとして勤務している。

海外の空港でのインターンは、とても貴重な体験


同時期にインターンをしていたフィリピン人の女の子と


主にカウンター前でラインコントロールをしていました


お疲れ様旅行で行ったメキシコのマヤ遺跡で同期と


インターン後にお疲れ様旅行で行ったカンクーン


ホームステイの夕食風景


ホストファミリーの次男の高校卒業式に参加しました


ホストマザーに浴衣を着せてあげました。大喜びでした。

Q:留学前の経歴を教えてください。
A
:東海道新幹線のパーサーとして、グリーン車の車掌業務をしていました。当時の仕事も楽しかったし、年齢のこともあったので、留学しようかどうか悩みました。でも、もっと世界中の人々と交流したい、旅のお手伝いをしたいと思う気持ちが強く、また、以前に中国へ留学した経験から語学を生かす分野で働きたいと思い、エアラインに就職しようと決意。転職に少しでも近道になるのではないかと考え、プログラムに参加しました。

Q:留学前に不安だった点は?
A
:ホームステイをするのが人生で初めての経験だったので、先入観がありました。でも、誰とでもどんなところでも良い人間関係を作ることができるのも、サービス業としては重要なことだと考えていたので、ホストファミリーと仲良く楽しく暮らすことが、語学とインターンシップ以外の目標でした。

Q:留学前はどんな準備をしましたか?
A
:以前中国に留学した際、最初のクラス分けテストで高得点を取ることができたので、上の方のクラスから始めることができました。授業は難しかったけれど、自分にプレッシャーを与えることで勉強にも力が入り、基礎から始めた学生よりもかなり上達に差がついたと思います。その経験から、留学前に語学スクールに通ったりTOEICを受けたりして、少しでも上のクラスから入れるよう準備しました。

Q:プログラムの内容はいかがでしたか?
A
:プログラムの一環で、語学学校に通う傍ら、CANADIAN TOURISM COLLEGEという旅行業の専門学校へ通いました。元客室乗務員の講師によるカスタマーサービスの授業は、当時の経験談やメイクアップ講習など、興味のある分野ばかりで、とても勉強になりました。また、FIRST AIDやAEDの授業もあったので、帰国後も資格として役立っています。

Q:インターンはどちらで?
A
:バンクーバー国際空港日系エアラインのハンドリングエージェントです。同年代の留学生や旅行で来た女性に「どこでこのインターンシップを見つけたのですか?」という質問を何度も受けました。海外の空港でインターンができることはとても貴重な体験で、憧れのエアラインのスタッフとして働けることは本当に素晴らしいことなんだと実感する瞬間でした。

Q:就職活動について教えてください。
A
:主にインターネットで、エアラインを中心に募集をチェックし、また外資系を目指していたので、英文の履歴書などもいつ募集が出ても対応できるよう用意していました。海外の空港でのインターンは、転職をする自分に自信をつけてくれた経験でした。現在勤務している会社の面接では「3ヶ月の経験では足りない」と言われましたが、想像だけだった夢の世界を現実に体験することができたことで実際に働きたいという気持ちも大きくなったことを話し、それが面接官に伝わったのだと思います。

Q:現在のお仕事について教えてください。
A
:中国系航空会社で、普段はカウンターで予約・発券業務をしています。小さな支店なので、空港スタッフとして働くこともありますし、現在は航空貨物についても勉強中です。インターンシップでは、チェックインに来られたお客様の案内業務が主だったのですが、実際のエアラインスタッフは、運行のための準備やその後の処理、トラブルの解決など裏方業務が数多くあることに驚きました。しかし、当時憧れていた空港スタッフの方々の仕事を、今自分がしているのだと思うととても嬉しく、それが原動力となっています。

Q:今ふりかえって、インターン体験がどのように役立ちましたか?
A
:私の場合、インターンが就職の決め手になったわけでは決してありません。しかし、インターンをしたことによって、エアラインへの憧れがより現実的なものになり、絶対にこの世界で働きたいという気持ちが強くなりました。仲間の中には、やはり自分の働く世界ではない、と気持ちを改めた人もいました。どちらにしても、人生の方向を決めるきっかけを与えてくれたのが、インターンだと思います。私はこのAIPプログラムに参加をして本当に良かったと思います。

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