| 「ウォータースポーツのメッカ・マウント・マウンガヌイに暮らして」 |
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●岡本 光広（おかもと みつひろ）さん
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＜留学先＞
Mt. Maunganui Language Centre／マウント・マウンガヌイ
＜留学期間＞
2002年9月〜2002年11月 |
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「海外で思う存分サーフィンしてみたい！」と思ったのがきっかけ
僕が留学することになったのは、もともと「一度海外でサーフィンしてみたい」と思ったのが始まりでした。でも学校に通った方が日本人もいるし、世界各国の人が集まっていて、きっと友達が作りやすいだろうと思い、語学留学することにしたのです。ニュージーランド（以下NZ）を選んだのは、留学を予定していた時期に気候の良い地域を考えて南半球に絞り、その後サーフィンできるところで決めた感じです。学校はICCのカウンセラーさんに相談して決めました。
学校の生徒数は多い時期で50人くらいでした。年令は、下は10歳から上は50歳くらいまで、様々な世代の生徒が集まっていました。クラス数は各自の英語力レベルに応じて８つに分かれていて、1クラスあたり６〜８人と少人数制のアットホームな感じでした。学校行事もいろいろ企画され、ハロウィーンやスカイダイビングツアーなど、飽きることがありませんでした。
校内は英語オンリー！でも先生の心強いサポートで乗り切れた
校内の会話は基本的に英語オンリーでしたが、先生の中には「日本人より流暢」と言えるほど日本語を話せる人もいたので、どうしても困った時は日本語で相談することができました。その先生は本当に生徒のことを大事にしてくれる人で、何かと助けてもらいました。他の先生も皆フレンドリーで楽しい人ばかりでした。校長も生徒たちのことを常に気にかけていて、何かあればすぐ相談に乗ってくれます。
学校の生徒たちも皆フレンドリーで、韓国、中国、スイス、バングラデシュ、タイ、ベトナム、ブラジル、ドイツ、ロシアなどなど、世界各国の友人ができました。彼らとの交流を通して各国々の風習にも触れることができ、とても面白かったです。
僕はホストファミリーにも恵まれました。当然ながら日本語は全く通じませんでしたが、何とかお互いにコミュニケーションを取っていました。それでもNZの人はルーズというか、のんびりしているので、日本人の感覚・常識では通用しないところもありますね。心配なことや確認しておきたいことがある人は、ホストファミリーと事前にメールで連絡し合っておくと良いかもしれません。
マウント・マウンガヌイは本当にお勧めの町
今回滞在したマウント・マウンガヌイはこじんまりした町ですが、タウンセンターにはレストラン、映画館、カフェ、バー、アートギャラリー、図書館なども揃っていて、生活しやすい環境です。地元の人たちも気さくに挨拶を交わしてくれるので、英語の良いブラッシュアップにもなります。学校のロケーションも良くて、銀行や郵便局、ビーチなどが全て徒歩圏内にあるので、とても便利でした。まさに学校のパンフレット通りでした。ウォータースポーツが盛んで食べ物も美味しいし、言うことないです！マウント・マウンガヌイは留学先として本当にお勧めしたい町です。
ところで、この町の名前は、英語で山を意味するMountとNZの原住民マオリ族の言葉で山を指すMaunganuiから成っています。直訳すると「山々」というくらい、マウント・マウンガヌイの象徴とも言える山が学校の近くにあります。その山には散歩道が何本もあり、多くの人が散歩やジョギングを楽しんでいます。山の頂上からはビーチが見渡せて、眺めは最高です。また、原住民のマオリ族については、実際マオリ語だけの番組が放映されるくらい、「マオリ族」がNZという国の中で色濃い存在だというのが感じられます。NZに訪れたら、先ほどの山からの眺望やマオリ族のルーツ・歴史に触れてみるなど、NZらしい体験をぜひ味わってみて下さい。
現地のサーファー仲間ができたおかげで、英語力もアップ！
今回の留学で忘れられない事件は、帰国の１週間前オークランドに滞在していた時のことです。車上荒らしに遭い、パスポートが入っていたバッグごと盗まれたのです。幸い、傷害保険に入っていて事なきを得ましたが、渡航先では何が起きるか分からないので、万が一に備えておくことの大切さを痛感しました。
僕は語学研修以外にサーフィンするのが目的でもあったのですが、実のところベストシーズンは帰国後の12月〜３月で、行く前にしっかりリサーチおくべきでした。でもマウント・マウンガヌイには有名なサーフショップもあり、プロサーファーもいます。皆良い人で、毎日その店に通う内に地元のサーファー仲間もできて、一緒にバーへ飲みに行ったり、ホームパーティに誘ってもらったりしながら、ずいぶん英語も学ばせてもらいました。やはり現地の友達ができると英語力がアップする気がします。
最後になりますが、英語力が上達するのもしないのも、全ては自分のやる気次第だと思います。時間やお金を無駄にしないように、滞在中はできるだけ積極的に頑張って下さい。そして日本では味わえないような、たくさんの良い経験をしてきて下さい。僕もNZにまた訪れたいです、絶対に。 |
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