海外ロングステイを実行するために
短期留学して語学力をアップ

参加プログラム:フリー語学留学
留学期間:2011年1月から3週間
留学先:The Campbell Institute(ニュージーランド・ウェリントン)

1951年生まれ、埼玉県出身。埼玉県職員を早期退職し、2011年1月より3週間、ニュージーランドの首都、ウェリントンにあるThe Campbell Instituteという語学学校に留学。将来、海外でのロングステイを考えており、下見も兼ねてホームステイを体験した。


同世代のホストファミリーと楽しく交流

「表示を調べてみよう」という授業で、海辺に繰り出しているところ

Q:留学前の経歴を教えてください。

A:埼玉県職員(技術系)として働き、退職時は環境研究職に就いていました。

Q:留学を決めた理由は何だったのでしょうか?

A:将来、海外ロングステイを予定しており、英語を学ぶ必要を感じていたので、ロングステイ先の候補地に挙げているニュージーランドを留学先に選びました。

Q:英語に自信はありましたか?

A:2年前に海外旅行をした際、トラブルに巻き込まれたのですが、現地の担当者と英語で交渉して解決した経験があったので、何とかなるだろうとは思っていました。

Q:留学前に何か準備をしましたか?

A:日本の今を英語で説明できるよう、事前に参考書やインターネットで下調べしておきました。

Q:留学先のウェリントンについて教えて下さい。

A:ウェリントンはニュージーランドの首都ですが、サイズ的にこじんまりしていて治安もよく、好ましい印象を受けました。語学学校は市の中心部に位置し、随時、世界中から学生がやってくるような学校で、授業以外にも様々なアクティビティがありました。クラスメイトは20代〜30代が占めており、韓国や中国、ベトナムからの留学生が多かったです。ヨーロッパ出身者は少数派でした。

Q:放課後や休日はどのように過ごしましたか?

A:ボーリング大会や英語アニメの鑑賞など、学校で行われるアクティビティに参加しました。ホストファミリーが不在の休日は、周辺地域を散歩しながら、路上駐車してある日本車をウォッチング。風が静まれば、ジョギングを楽しみました。

Q:ホームステイはいかがでしたか?

A:ホームステイをするにあたっては、間違えてもいいから(もちろん内容は正確に)、たくさん英語を話そうと努めました。ホストファミリーは夫婦2人と犬1匹。ホストは私とほぼ同世代で、以前に北海道と広島に旅行したことがあり、夕食時にはいつも日本についていろいろなことを聞かれました。お互いに年齢を重ねているので、話題には事欠かなかったですね。滞在中は、彼らの友人宅に同伴して会話に加わったり、3連休の時は車で2時間半ほどの場所にある別荘に行って、現地の友人たちと交流しました。

Q:何か印象的な思い出はありますか。

A:別荘に着いた日の夕方、貝を集めようと、ホストマザーと友人とで近くの砂浜に繰り出しました。「どうやって貝を捕るのだろう」としばらく眺めていると、なんと足をツイストさせて、砂の奥深くもぐらせて貝を見つけ、手を伸ばして取っていました。効率は悪いものの、捕りすぎることがなく、環境に優しい方法かもしれないと見直しました。翌日、夕食を食べた後「すごろく」のようなもので遊びました。電子辞書を傍らにおいてゲームに臨んだのですが、初めて見る単語に??マーク。日常生活で触れる単語なのでしょうが、日本の学校教育では全く習わなかった単語ばかりでした。

Q:今回の留学で得たものは何ですか?

A:わずか3週間の留学では、目に見えた英語力の向上はなかったかもしれませんが、独特の発音(例えば“pay”を「パイ」と発音するイングランド英語など)がわかるようになったのが収穫。今後の英語学習のモチベーションが高まりました。また、学校でのディクテーションで、自分の弱点を明確に認識できたこともよかったです。

Q:今後の目標は?

A:機会をみて再留学したい。次回は3ヶ月ほどの留学を予定しています。語学力の面では、テレビのアナウンサーの発言内容が理解できるようになりたいですね。

Q:語学留学を希望している同世代の人たちへ向けて、アドバイスをお願いします。

A:真剣に英語を学びたいのであれば、自分より若い世代の人たちと一緒に学ぶことは、とても良い刺激になります。現地では常にファーストネームで呼び合うので、かつての自分とは違う「素の自分」の状態で、新鮮な気持ちで英語に取り組めるでしょう。

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