エアライン留学プログラム

念願だったCAの仕事をついにスタート。
これからドバイベースの生活が始まります

参加コース:エアライン留学プログラム・シアトル9ヶ月コース
留学期間:2006 年10月〜2007年6月
インターン先:シアトル・タコマ国際空港
プログラム修了後:成田空港でエールフランスの搭乗手続き(地上職)

1979年生まれ。千葉県出身。青山女子短期大学卒業。IT系企業に勤務後、AIPプログラムに参加。帰国後、成田空港でエールフランスの搭乗手続きに従事。その後、エアカナダのコンシェルジェを経て、2008年11月よりエミレーツ航空客室乗務員として勤務。


シアトルは第2の故郷になりました


AIPのクラスで。朝が早いのもあって、ちょっとぼぉ〜っとしていることも多々…


誕生日の前日に皆でバーに行った時の写真です。お花をもらったり、いろんな人が参加してくれたり、本当に楽しくてシアワセな気持ちでした


帰国日前日にホストファミリーと。本当の家族のようなお父さんとお母さんで、今でも連絡を取っています


AIP生の友達とLAに旅行に行きました。2人は同期ではありませんが、この4人はいつも一緒にいて、今も仲がよいです


インターンの最終日にボランティアの方たちと。年配の方たちばかりですが、皆、元気で楽しくて、本当に充実した日々を過ごせました


エア・カナダでの勤務最終日。短い間でしたが、いろいろな事を学び、ステキな方たちと出会うことができました


先日、シアトルに戻りました。従姉妹が同じ学校で6ヶ月の語学留学を終え、叔母と息子さんを連れてお迎えに行ってきました


同じく、シアトルに戻った時の写真。留学中に知り合った彼が、叔母と従姉妹をいろいろな場所へ連れて行ってくれました


インターンの時に仲良くなった空港勤務の方たちと。何かあればいつも助けてくれ、とっても頼りにしていました

Q:留学前の経歴を教えてください

A:短大を卒業後、IT企業の一般事務員として働いていました。そこでの仕事は今とはまったく違い、接客をすることもなければ、英語を使う仕事でもありませんでした。しかし、6年間の勤務を通じて、今の自分へとつながるたくさんのことを身につけることができ、本当に充実した時間だったと思います。

Q:AIP留学を決意したきっかけは?

A:短大卒業時からの夢だったCAへの道を実現するにはどうすれば良いのかを模索していた時に、アメリカへ行ったことが留学への大きなきっかけとなりました。アメリカで会った人たちは、日本人でありながらアメリカで活躍をされており、留学を考えている私に「チャレンジすることの大切さ」を教えて下さいました。帰国後、AIP留学を知ったのですが、失礼ながらICCを知らなかったため、少し不安な気持ちもありました。でも、説明会に参加していろいろなお話を聞かせて頂いた後「自分のやりたいことがここにある」と思い、留学を決意しました。

Q:留学中の授業で、最も印象に残っているのは?

A:全ての授業が本当に楽しくて、どれも印象に残るものばかりです。中でも影響を受けたのは、AIPでの授業で行ったインタビューの練習です。具体的にどんな質問をされて、どのように答えるか、その答え方がどのような印象を与えるか、などをクラスの皆と練習をしながら話し合う授業でした。担当の先生が「面接はかしこまった答えを出すのではなく、どれだけ自分が楽しみながら自分を表現できるかが大切である」と教えて下さいました。それは面接だけでなく、普段の日常会話に対しても良いアドバイスとなり、それまで以上に楽しみながら英語を身につけることができたと思います。その時のアドバイスは、今でも大きな影響力を与えてくれています。

Q:留学前と留学後では、語学力がどれくらいアップしましたか?

A:留学前は、海外旅行で買物をする程度は大丈夫でしたが、少し長い会話になると反応できない状態。Readingに関しても、辞書がないと内容を理解できないレベルでした。留学後は、日常会話であれば、聞き取れない部分や表現できない部分があっても困らない程度にできるまでになりました。具体的なスコアでは、留学前のTOEICの点数が450点以下だったのが、留学中の最後に受けたテストでは810点まで伸ばすことができました。

Q:インターンはどちらで体験しましたか。

A:シアトル・タコマ国際空港です。空港を利用するお客様への案内やお手伝い、空港勤務者のアシスト、イベント時のお手伝い、新しいインターン生の教育などを担当しました。基本となる仕事は、空港内を歩きながら空港利用者へ設備や地上交通等の案内でしたが、忙しい時間帯には、空港勤務者の方と一緒にセキュリティを通る人たちの列やチェックインカウンターに並ぶ列を整備していました。インターン中は責任者の方がチャンスを与えてくれて、空港内で行われたイベントのお手伝いや、違う学校から来た新しいインターン生の教育なども経験させていただきました。中でもビックリしたのは、日本人の取調べをしたいから警察の通訳をしてほしいというものでした。通常は、空港勤務の日本人の方が行う仕事なのですが、その時に人がいなかった為、友達と私が通訳をするお手伝いをしたことがとても印象に残っています。

Q:インターンで得たものはどんなことでしたか?

A:まず何よりも英語力を強化することができたと思います。お客様との会話だけではなく、空港に勤めている方たちとの交流が大きな影響を与えてくれたと思います。接客で使う丁寧な言葉や案内をする際の表現などはお客様から、普段の会話はお客様と空港勤務者の方たちから学びました。枠にはめられていない仕事環境だったので、自分でやれる事を探して考え、行動していく力を身につけることができたと思います。
空港という特殊な場所でインターンを体験できたことは、自分の夢に対する気持ちをさらに向上させてくれました。空港は私にとって特別な場所であり「本当にCAという職業に就きたい」と再確認させてくれた素晴らしいインターンでした。

Q:就職活動はどのように行いましたか。

A:AIPでの経験を最大限に活かしたいと思っていたので、留学をしている最中からインターネットを使って情報収集していました。カバーレターやレジュメなどの書類提出を始め、英語面接時の対応、空港での勤務経験のアピールなど、AIPで身につけたことがいろいろな面でとても役に立ちました。特に書類の記入に関しては、AIPの授業があったからこそ書けたと言っても過言ではないと思います。一般の留学と違い、エアラインの仕事に的を絞っているAIP留学をしたことで、サービス業に関する知識や経験が身についたというアピールができ、面接ではとても強いアピールになりました。

Q:エミレーツ航空の採用が決まったそうですね。おめでとうございます。CAの採用試験の時の様子を教えてください。

A:採用が決まったエミレーツ航空では、5段階の試験を経て、健康診断へと進む形でした。試験会場にいた人たちは年齢も幅広く、学生の方もいれば、30歳を過ぎている方もいらっしゃいました。書類通過後の1次面接は1対1の面接でした。自己PR、自分の今までの経験(学歴及び職歴や留学経験等)、志望動機などを英語で話しました。日本語で話されている方もいらっしゃったみたいです。2次面接からはエミレーツ航空の採用担当者がドバイから来て行います。2次面接はグループディスカッションで、決められたテーマについて15〜20分位かけて話し、発表をするというものでした。3次試験は英語の筆記試験でした。そこを通過すると4次試験ではまたグループディスカッションを行いました。

Q:もうすぐドバイへ立たれるそうですね。

A:11月末からエミレーツ航空のCAとしてトレーニングを受け、業務に就くことになっています。ベースはドバイとなるため、今後はドバイでの生活となります。今まで行ったことのない国での生活が始まり、違う国から来る人たちと一緒に英語でのトレーニングを受けることに、正直、不安は隠しきれません。その一方で、新しい仕事へのチャレンジは本当にワクワクするので、楽しみと不安が混ざった不思議な気持ちです。しかし、今まで自分がやりたいと思っていた夢が現実になろうとしている今、できることを精一杯やるのが1番だと思っています。不安や楽しみで複雑な気持ちになってはいますが、頑張りたい前向きな気持ちが強いので、自分らしく、楽しく、これからの道を進んでいきたいと思っています。

Q:シアトルでの生活を振り返り、どんな思い出がありますか?

A:シアトルでの生活は本当にたくさんの素晴らしい思い出ばかりで、話し始めたら止まらなくなると思います! 私にとってシアトルは第2の故郷となり、帰国してから2回ほど戻っています。これからもちょくちょく戻れたらいいなと思っています。
特に忘れられない思い出は誕生日の時のことです。前日に、学校の先生や生徒たちと飲みに行く計画をしており、いつものバーに行った時に、皆がお花を持って待っていてくれ、しかも校長先生も来てくれて、誕生日プレゼントをくれました。誕生日当日は、AIP生の最終日で、皆に対してのお祝いだったにも関わらず、最後に私の誕生日を皆がお祝いしてくれて、お休みをしていた先生まで駆けつけてくれたのは本当に嬉しかったです。

Q:AIPの同期生とは交流がありますか?

A:AIPでできた友達は、私にとって一生の友達となりました。今でも連絡を取り、いろいろな話をしています。中でも1番近くにいた友達は、帰国後すぐにシンガポールのCAに決まり、今もシンガポールをベースに頑張っています。彼女の夢の実現は、私にとって本当に良い刺激となりました。同期の仲間は、AIPという特殊なプログラムに参加していることもあり、本当に向上心の高い人たちばかりで、シアトルにいる間も日本に帰ってきてからも、自分への夢を実現させるための良い刺激をたくさん受けました。今回の私の内定も、まだ夢を追いかけているメンバーへの良い刺激となっていればうれしいです。

Q:今後のキャリアについて、目標を教えてください。

A:今は自分が夢を実現できる第一歩を進み、エミレーツでCAとして働けることが1番の目標になっています。内定を頂いたと言っても、厳しいトレーニングを通過しなければ、夢は夢のままに終わってしまうからです。その後は3年間の契約の中でどんどんステップアップをして行きたいと思っています。CAという職業は一生続けていけたらいいなと思っています。もちろん、結婚も私の目標の1つです!

Q:AIP参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。

A:9月にシアトルに戻った時、現在のAIP生の前でお話をさせていただきました。留学をしていた当初の気持ちに戻れて、とても楽しくお話をさせていただくことができました。前日の夜に、エミレーツから内定の電話を頂いていたので、AIP生には良い報告となり、良い刺激になっていればと思います。
AIPは普通の留学ではなく、英語とカスタマーサービスを学び、それをインターンという形で活かせる、良い部分が凝縮された素晴らしいプログラムだと思います。語学留学だけでは、これだけの短期間にこれだけの英語力を身につけることはできなかったと思います。留学中いつも思っていたのは「常に楽しく、前向きに考えていこう」という気持ちです。失敗しても次にしなければいいし、できなかったことは次にできるように頑張ればいい。分からないことを分からないと言うのは恥ずかしいことではありません。シアトルでは、本当にずっと前向きに取り組んでいました。そのお陰で、本当に楽しく充実した生活を送れただけではなく、いろんな意味で成長できたと思います。何か新しいことを始める時は不安でいっぱいになると思います。でも、やりたいという気持ちと楽しみたいという気持ちがあれば、どんな形でも前に進めると思うので、これから留学を考えている皆さんにも楽しんでもらえたらと思っています。その気持ちで私もこれから先に進んで行きたいと思っています!

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