IBPプログラム・ワシントン大学コース

留学前に設定した目標を達成し、TOEICのスコアが650から910にアップ

留学期間:2008年4月〜2009年3月(UW38期)
留学先:IBPプログラム・ワシントン大学コース
インターン先:Community Capital

1987年生まれ、大阪府出身。創価大学3年次に休学し、ワシントン大学へ1年間留学。インターン先はCommunity Capital。帰国後に就職活動をし、外資系証券会社に入社。


現地でのインターンを通して、自分から仕事を取りに行くことの重要性を学びました

日本人会主催のパーティー

友人と観に行ったブラジル対カナダのサッカーゲーム

クラスメートと

カリフォルニアから来た友人とマリナーズ観戦

友人とスノーボーディング

Q:IBPプログラムに参加しようと思った理由を教えて下さい。

A:大学時代から将来はグローバルな環境で働きたいと考えていたので、その為の準備ができるプログラムだと考えたからです。せっかく勉強するのであればレベルの高いところで勉強をしたいと考え、全米屈指の州立大学で授業の質が高いと聞いていたワシントン大学を選びました。

Q:IBPプログラムに参加しようと思った理由を教えて下さい。

A:大学生の頃にヨーロッパの大学で短期留学を経験して、社会人になってからも海外の大学院進学と海外就職を希望していました。当時は、まだ具体的に何をしたいかがわからず、留学雑誌を読んだり、留学セミナーに参加したりしていました。その中でIBPプログラムを知り、1年間で大学の授業を受けながら現地企業でインターン体験できるところに魅力を感じました。

Q:1年間の留学で達成しようと思っていた目標は?

A:「TOEICで900点以上取得」「金融機関でのインターンシップ」「世界中の留学生との人脈構築」の3つの目標を掲げていました。この3つは達成しようと意識して取り組んだ結果、全ての目標を達成することができました。

Q:留学前と後ではどれくらい英語力がアップしましたか?

A:留学前はTOEICが650点程度で、帰国後に915点までスコアがあがりました。平日は24時間開いている図書館で夜中まで友人と勉強し、単語や読解力をつけるようにしていました。勉強面以外では、なるべく現地の人と関わりスピーキング力をつけようと心がけていました。

Q:留学先で特に印象に残っている授業の内容は?

A:大学の講義でアカウンティングの授業を聴講していました。この授業に参加して、会計の単語や基本的な仕組みについて理解することができ、現在の仕事でも役に立っています。基礎のクラスだったので、簿記の復習から財務諸表の見方や作成方法などを学べました。

Q:インターン先の名称と業態を教えて下さい。

A:Community Capital Developmentというベンチャーキャピタルです。CCDではワシントン州の20の市のビジネスのサポートをしていました。業態としては、少額のローンの貸付やビジネスプランへのコンサルティング業務などを行い、スモールビジネスの立ち上げを手助けする会社でした。

Q:鍵田さんの具体的な仕事内容は?

A:顧客のデータ管理、ローン審査の手伝い、セミナー開催の準備など、幅広い業務に携わりました。顧客にアドバイスを行うミーティングにも参加させてもらい、実際にどういう形でビジネスを始めていくのかを目の当たりにすることができました。

Q:インターン中、どんな壁にぶつかりましたか。

A:金融の第一線で、学びながら仕事ができると思っていたのですが、最初に任されたのはファイルの整理でした。雑用のような形でしたが、そこからお客様の情報を自分なりに理解し、自分の考えを上司に伝えて、クライアントとのミーティングに参加させてもらい、少しずつイメージしていたインターンシップに繋がっていきました。

Q:インターン中の印象的だったできごとは?

A:アメリカ人のベンチャー精神には驚くばかりでした。ビジネスを始めたい人が話を持ってきては、融資が成り立つというシーンを何度も見ました。会計のクラスなどを受講して初歩的な部分を学び終えるとすぐ起業に繋げるといったスピード感に、圧倒される毎日でした。

Q:インターン体験によって得たものはどんなことですか?

A:「仕事は自分からつかみ取りにいく」ということを学びました。私自身、ファイルの整理から始まり、ある程度理解してきたところで「クライアントとのミーティングに参加し、意見を述べたい」と申し出たところ、ミーティングに参加させてもらい、自分の考えをクライアントに伝えることができました。会社に入社した今も思いますが、待っていても仕事は来ません。自分から積極的に仕事を取りに行くことの重要性が、今でもいきていると思います。

Q:IBPの体験によって、自分自身が変わったと思うところはありますか?

A:他者を受け入れることを痛感した1年でした。アメリカにはさまざまな国から学生がきているので、それぞれの国の文化や考え方を知ることにより、自分の価値観が広がり、物事をいろんな視点で受け入れられるようになりました。今では笑い話ですが、韓国は日本よりも上下関係が厳しく、韓国人の友人と一緒に、年上の韓国人に呼び出されて説教を食らう経験もしました(笑)。

Q:就活はいつ頃からどのように行いましたか?

A:帰国後の2009年6月ぐらいから開始しました。2010年3月ごろに内定をもらいましたが、2010年8月よりアメリカへ半年間留学し、ボストンキャリアフォーラムで現在勤務している外資系証券会社より内定をもらいました。

Q:IBP経験は、就職活動にどのように役立ちましたか?

A:インターンシップの就職活動中に英語での履歴書作成を学ぶ事ができ、外資系を中心に受けていたので、アメリカで一度就職活動をしたことは非常に役に立ちました。英語の面接等も大学で教えてもらっていたので、そういった部分でも苦労せずに就職活動ができたと思います。

Q:ICCのサポートについて感想をお聞かせください。

A:スタッフの方々のサポートは非常に丁寧で、サポートなしには留学生活をスムーズに進めることはできなかったと思います。インターン中にいろいろ考えていた時も、知り合いの方や、IBP生のOB・OG生を紹介してもらったりして、大変お世話になりました。

Q:IBP参加希望者へのアドバイスをお願いします。

A:参加するかどうか迷っているのであれば、ぜひ行く決断をしてほしいと思います。留学プログラムは多々ありますが、IBPはビジネスを学んで実践できるプログラムです。参加する上ではしっかりと目標を立てて、充実した留学生活を送って頂きたいと思います。

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