IBPプログラム・ワシントン大学コース

キャリアチェンジをするために1年間留学。
インターン体験を活かし、マーケティングポジションに再就職

留学期間:2011年9月〜2012年8月(UW45期)
留学先:IBPプログラム・ワシントン大学コース
インターン先:Mimio(製造、販売)

1985年生まれ、神奈川県出身。IT関連企業での社会人経験の後、キャリアチェンジを目標にIBPワシントン大学へ留学。インターンシップでは、Mimioという電子黒板などを製造・販売するメーカーで、マーケティング職に従事。帰国後、IT企業のwebマーケティング職に転職。


2つのインターンとボランティアも体験

Q:留学前の職歴は?

A:新卒でネット専業広告代理店に入社、2年間営業アシスタントとSEOコンサルタントを兼任しておりました。

Q:仕事を辞めてIBPプログラムに参加しようと思った理由は?

A:グローバル化が進み、市場規模が縮小していく日本で仕事をするにあたって、語学力はどうしても向上させておきたい、と考えたからです。

Q:1年間の留学で達成しようと思っていた目標は?

A:特にこれといった目標は設けていませんでした。あまりそういった大きな目標は達成できない悪癖があるので。その代り、毎日「今日はネイティブと何回喋る」「先生に質問する」など、小さな目標を設定していました。

Q:語学力アップのために、どんな工夫、努力をしましたか?

A:留学当初は生の英語に触れようと、1人でいろいろな場所に繰り出しました、ネット上のオフ会のようなものに参加したり、ホストマザーに頼んで教会の集まりに連れていってもらったりしていました。その成果か、これといった勉強はしていないのですが、留学中盤頃には200点ほどTOEICスコアが上がりました。

Q:留学先で特に印象に残っている授業はどんな内容でしたか?

A:1学期目のワシントン本キャンパスで受けたWritingの授業が印象的でした。ボニーという女性の先生だったのですが、彼女の教え方がとても創造的で、私が今まで日本で受けたことのないスタイルだったので、すごく印象に残っています。例えば、英語での物事の描写方法を教える授業では、クラスメートとペアになってキャンパス内を交代で目をつぶって歩き、片方がガイドをするという授業内容でした。

Q:ホームステイとシェアハウスの両方を体験されたそうですが、それぞれの印象は?

A:ホストマザーはフルタイムで働いていて一人暮らしだったので、あまり頻繁に話す機会は、ありませんでしたが、クリスマスや感謝祭などには必ずアメリカの伝統的な文化を体験させてくれようと心を砕いてくれているのが伝わってきて、今でもとても感謝しています。ルームメイトの中国人の女の子とも仲良くなって、一緒にご飯に行ったりしたのもいい思い出です。 最後の4か月間はシェアハウスに住みましたが、学生をターゲットとしたアパートみたいなところだったので、他の住人と話す機会は共用の台所を使う際の立ち話をする時ぐらいしかありませんでした。少し寂しくも感じましたが、この頃は日本に帰っての就職活動の準備などもしていたので、静かな環境ですごく気に入っていました。

Q:インターン以外にボランティアは体験されましたか?

A:ワシントン州日米協会という団体で、学校の子どもたちに日本文化をプレゼンテーションするボランティアや、ホストマザーを手伝って、教会が主催する公園での炊き出しなども体験しました。

Q:インターン体験について教えてください。

A:インターン先は、Mimioという電子黒板などを製造・販売するメーカーのマーケティングポジションです。再就職はマーケティングに関わる仕事がしたかったので、こちらの会社にお世話になりました。もう1社、北米報知財団というバイリンガル新聞社のNPO法人でもインターンをしました。ここは、日本文化に関するイベントなどを開催している団体なのですが、イベント運営に関しても興味を持っていたので、新聞広告を見てインターンに応募しました。

Q:インターン先での働き方や仕事の進め方などで、印象的だったできごとはありましたか?

A:現地の社員さんたちは、皆、朝早く働きはじめて夕方にはすでに仕事を終わらせてプライベートも大事にしているのが印象的でした。

Q:インターン体験によって得たものは?

A:日本的な長時間労働という形態以外にも、働き方にはバリエーションがあるということに気づきました。

Q:IBPの体験によって、価値観の変化はありましたか?

A:アメリカのみならず様々な国の人々と触れ合うことによって、今まで頭だけでしかわかっていなかった「世の中には様々な価値観がある」ということを身に染みて分かるようになりました。

Q:再就職活動について教えてください。

A:帰国前から調査や準備を進め、帰国後すぐに面接を始めました。再就職先は、インターネット上で個人向けサービスを提供する会社で、私はWebマーケティングを担当しています。将来的には海外へのサービス展開も視野に入れているので、インターン体験や語学を活かす機会があると思います。

Q:ICCのサポートについて感想をお聞かせください。

A:英語力がとにかく低く、不安なことが多かったので、親身になって相談に乗っていただいたことで背中を押していただきました。シアトルに渡った後も、折に触れて、進路などについて相談に乗っていただき、心強く感じました。

Q:今後の展望や将来の夢は?

A:再就職先でWEBマーケティングを担当することになりましたので、まずは、その道のプロフェッショナルとして独り立ちできるように、インターンシップでの経験を活かして頑張りたいと思います。

Q:IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

A:1年は長いようで短いです。英語を喋らずに過ごそうと思えば、シアトルでも過ごせてしまうので(授業以外は)、とにかく貪欲に出会いを求めて、いろんな場所に飛び込んでみることが大事だと思います。

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