エアライン留学プログラム

就職先はフロリダ州のディズニーワールド。日本の魅力を世界のゲストに伝えたい!

参加コース:エアライン留学プログラム(サンディエゴ12ヶ月コース)
留学期間:2012年3月〜2013年2月
インターン先:サンディエゴ国際空港

1990年生まれ、千葉県出身。慶應義塾大学在学中にエアラインプログラムに参加。帰国後に就職活動を始め、フロリダ州ディズニーワールドでの就職が決まった。


面接では、海外でのインターン体験について、よく質問されました

日本を出発して、現地のアパートに到着

日本航空就航初日の勤務で、自分が手がけた案内書を初めて手にしました

Island Innの前です

勤務中の風景

ダウンタウンの観光名所Gaslamp Quarter

勤務中に友達に隠し撮りされました

Q:AIP留学の動機を教えて下さい。

A:留学を思い立ったのは大学3年生の夏です。当時、接客業のアルバイトをしており、多くの海外からのお客様に出会いました。その時、これから接客業はもちろん、日常生活においても、英語が必要不可欠になると直感し、留学することを決めました。私の場合は、最初からエアライン業界を目指していたのではなく、コミュニケーションツールとして英語を使えるようになるのに最適だと思い、このプログラムを選びました。

Q:サンディエゴAIPプログラムを選んだのはなぜですか?

A:理由は大きく分けて2つあります。まず、生活環境の良さです。日本タウンもあり、1年を通して温暖な気候が続くサンディエゴなら、心理的ストレスもなく留学生活を送ることができるだろうと思いました。もう一つは、空港での勤務体験です。あらゆる国の方々が集う空港で働くことで、あらゆる英語のアクセントに対応した英語力を身につけられるのではないかと期待しました。

Q:特に印象に残っている授業は?

A:初めての授業が忘れられません。「アメリカの恋愛事情」についてのラジオを聴き、その台本の穴埋めとディスカッションをするというものでした。先生ともクラスメイトとも初対面で緊張していた最中に、このテーマで恥じらうことなくトークを繰り広げるクラスメイトに度肝を抜かされました。今振り返ると、みんなが関心のあるテーマでディスカッション力につながる、非常にためになる授業だったと思います(笑)。

Q:空港でのインターンはいかがでしたか?

A:サンディエゴ国際空港でボランティアスタッフとして働きましたが、私の主な業務は空港に関する情報をお客様に提供することでした。具体的には、サンディエゴ国際空港には3つのターミナルがあるので、どのエアラインがどのターミナルかなどの質問が多かったです。ちょうど日本航空の就航があったので、日英通訳としても働き、空港の案内書発刊にも携わりました。

Q:インターンでどんな壁にぶつかりましたか?

A:発音に苦労しました。発音には多少自信があったのですが「あなたの英語は日本語訛りが強くて分からない!」と言われてしまいました。特にLとRの使い分けができなくて、自分の名前(Rena)さえ通じず、泣きたくなる日々が続きました。でも挫けずに、テレビやラジオを聞き、話し手の発音を真似して録音するといった独自の練習を積み重ね、徐々に克服していきました。案内に用いる空港の情報は業務をこなすごとに覚えますし、社員の方々が優しく教えてくださるので、特に問題はありませんでした。

Q:インターン体験によって得たものはどんなことですか?

A:万国共通、誠意を示すことは大切だと気付きました。わからないことがあったら素直に聞き、間違いを恐れず下手でも一生懸命やっていれば、頑張りが人に伝わって評価されます。あとは素敵な笑顔と感謝の気持ちを持ち続けること。これからもこの気付きを大切にしていきたいです。

Q:AIPの体験によって、自分自身が変わったと思うところはありますか?

A:芯が強くなったと思います。今までは協調性を重んじるばかりに他人の意見に流されやすいタイプでしたが、このプログラムに参加したことで、良い意味で他人からどう思われるか気にせず、自分の思いを大切にするようになりました。

Q:就職活動は具体的にどのように行いましたか?

A:8月くらいから自己分析を始めました。興味を持った企業の説明会にできるだけ参加。面接は、正直かなり苦戦しました。というのも、どうしても行きたいところがあったので、他社への熱意が伝わらないのを自分自身も感じていたからです。回数を重ねることでコツを体得した気がします。

Q:面接ではどんなことを聞かれましたか?

A:一番多く聞かれた質問は志望動機と自分の強みでした。一番印象に残っている質問は、第一志望の英語面接で「日本の文化を教えてください」というものです。ネットの書き込みでその質問は毎回されると知っていたので用意していたはずなのに、頭が真っ白になってしまいました。そこで咄嗟に、外にあった桜の木について必死に話し、なんとか話をまとめました。面接はあくまで会話なので暗記して行くのは不自然だし、忘れるリスクがあるのでお勧めしません。

Q:就職活動の際に、AIPの経験はどのように役立ちましたか?

A:海外経験者は山のようにいますが、インターンシップ経験者は少ないようで、エントリーシートは通りやすく、面接でもかなり興味を持って話を聞いていただけたと思います。よく質問されたのは、留学出発までの経緯と帰国後自分が感じる変化、滞在中どのように困難を乗り越えたかでした。このプログラムで内面的にも強くなったので、企業にフラれてもくじけなかったです(笑)。

Q:就職活動の際に、どのような情報源を利用されてましたか?

A:企業のサイトかリクナビとマイナビ(マイナビ国際派就職)からエントリーし、みんなの就職活動日記から情報収集しました。あとは知り合いから社員の方を紹介していただきました。

Q: AIP留学は高橋さんにとって、どんな意味があったと思いますか?

A:人生のターニングポイントです。もしこのプログラムに参加していなかったら、社会のレールに沿った平凡な人生を進んでいたと思います。

Q:就職先を教えてください。

A:フロリダのディズニーワールドにあるエプコットの日本館です。日本代表として日本の文化を世界中のゲストに伝えることが使命です。

Q:AIP留学体験を、どのように仕事にいかしていけるとお考えですか?

A:プログラムでの経験を発展させたいと思って選んだ道に運よく進むことができたので、サンディエゴで得た英語力とコミュニケーション力を生かして、世界中からいらっしゃるゲストに日本の魅力を伝えたいと思います。

Q:AIPの同期生とは、今でも交流はありますか?

A:家族のように仲が良いです。日本で住むところがバラバラなので頻繁には会えませんが、メールや電話でよく連絡しあっています。それぞれが夢に向かって頑張っていて、お互いを刺激し合う、最高の仲間です。

Q:今後の展望と、将来の夢を教えてください。

A:夢だったディズニーワールドで一生懸命働きます。そして、将来はディズニー関係の仕事をして、世界中の人に希望と夢を与え笑顔に満ちた社会を作りたいです!

Q:AIP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

A:行って後悔することなんてありません。少しでも興味がある方は挑戦してみてください。きっと今までに見たことがない世界が広がっていますよ!

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