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高校留学インタビュー

英語で車の勉強をしようと思い、留学を決意。
高校の授業で、車のレストアをしています


留学期間:2006年4月〜2008年12月
留学先:Wanganui High Schoolワンガヌイ
1990年生まれ。日本で中学を卒業後、2006年4月よりニュージーランド、ワンガヌイにあるWanganui High Schoolへ留学し、現在は高校3年生。

専門学校のように実践的な授業内容。授業の選択肢も幅広い





Q:高校留学を決意した理由を教えてください。
A:車が好きで、英語で車の勉強をしたかったからです。あと、中学2年生の時に、町の代表の一員としてカナダの姉妹都市に2週間ほど行き、人の暖かさに触れたことも理由のひとつです。両親はもともと留学に賛成だったので、「留学したい」と言った時には快くOKしてくれました。

Q:ICCを選んだ決め手は?
A:中学校で留学の資料を集めてもらった時に、ICCが一番好感触で「これだな」と思ったから。実際にカウンセリングした時にも、心地の良い対応をしてもらえました。

Q:留学でコレだけは身につけようと思ったものは?
A:英語力と会話力、経験。英語での車の知識。日本人にはないようなでっかい心!

Q:ニュージーランドを選んだのはなぜ?
A:父親が過去にニュージーランドに行ったことがあり、「いいところだぞー」と言っていたのと、某指輪の映画で見た景色がとてもキレイだったからです。ラム肉がおいしいのも理由の一つです。

Q:高校があるワンガヌイはどんな町ですか?
A:日本の都会に住んでいる人にとっては田舎だと思いますが、田舎者の俺には十分、都会です。治安が悪いわけでもなく、会う人ほとんどがあいさつしてくれるような町です。

Q:通っている高校のいいところは?
A:自分にとっては、自動車の授業があることが一番いいところなんですが、まず、授業の選択肢がものすごいたくさんあること。先生でも「そんなクラスあったの?」って言うくらいマイナーなクラスもあり、希望すればほとんどの勉強ができるところです。

Q:自動車の授業ってどんなことをやるんですか?
A:2人に1機エンジンを渡されて、エンジンをばらしたり。実習の内容がとても濃いところが魅力ですね。今はクラスで1台の車をレストアしています。特に何か指定されてやるわけでなく、個人個人が自分のできることだとか、興味のあることをしている感じです。

Q:ほかに、日本の学校との違いはどんなところ?
A:まず、クラスの人数が日本に比べて少ないですね。1クラス20人もいればちょっと多いといわれるくらい。なので、先生の話も良く聞けるし、逆に宿題をやっていないのは自分だけ、なんてことにもなります…。あとは、ダンスや写真、音楽などが授業として確立していて、それこそ「専門学校かっ!」っていうくらい専門的にできることです。ほかには、私服登校日というのがあったり、休み時間にダンボールで家を作る競技があったり…。

Q:英語力上達のために何か工夫していることはありますか。
A:できる限り洋楽を聴くことと、なるべくキウイの友達と会話することを心がけています。常に電子辞書を使っていると、それを見てばっかりになってしまうので、極力使いません。わからなくなったら現地の人間に聞く、そして現地の人間と下校してタウンで遊んで帰ることくらいですかね…。

Q:現地の友達とはどんな風に親しくなりましたか?
A:気がついたら相手が俺の名前を覚えてくれて、その友達の友達…と、どんどん増えていきました。自分から積極的に話しかければ、案外向こうも話してくれるものです。一度現地の友達に「アジアの人間はシャイだと思っていたのに、お前はちげぇな!」と言われましたが、そう思われるほど、他のアジアの学生は話しかけないんですね。体育の授業をとってみるのも、仲良くなる手の一つだと思われます。
ちなみに俺が通学に使っている自転車には、ネオン管、スピーカーがついていて、バイク用フルフェイスを被ってウィリーして走ってます。だから話しかけられるんです…。

Q:ニュージーランドの食べ物で、好きなものと嫌いなものを教えてください。
A:好きな食べ物はやっぱり肉類。羊にしろ何にしろ、近所の人が獲ってきてくれたりするので、新鮮な野生の肉が食べられておいしいですね。それと「ジンジャービール」。ビールではないです。ジンジャエールのビール風味のヤツです。アルコールはゼロなんですが、独特な味なので、機会があったらぜひともトライしてください。嫌いな食べ物は「ライスプリン」。名前の通り、白米に砂糖やクリームをかけてデザートとして食べるんですが、かなりまずいです。

Q:学校やホームステイで何か失敗談がありますか?
A:学校にカチューシャして行ったら、先生に「何考えてんだ? 女になりたいのか!」と言われ、現地の友達からは「それは何? ファッション? 取った方がいいぞ」と散々言われました。どうやらこっちではカチューシャは女の子のものらしいです。
あとは、遠足の前の日に、ホストファザーに「明日朝8時に起こしてくれ」と頼み、「わかった。飯も作っておく」と言われたんですが、ファザーはその晩相当な量のワインを飲み、翌朝10時に起こされました。「今日って、遠足だったのか?」とファザーに言われ…。酔った人間に頼みごとはしないと決めました。

Q:卒業後の進路はどのように考えていますか?
A:高校卒業後は日本の大学に進学できたらいいなと思います。将来は、高校留学で得た経験を何かに活かせたら…と思います。

Q:最後にICCのサポートについて感想を。
A:航空券手配からホームステイや学校での会話まで、かなり広範囲に渡って助けてもらっています。現地のアドバイザーさんとは1週間に2度くらい会いますが、俺の場合は「授業態度」とか「成績」とか「宿題が」とかで会話が始まることが多いです。日本にいる親にも留学生活の様子を報告してくれていて、母親はかなりありがたく思ってるそうです。俺からは滅多に連絡しないので…。このうえなくサポートしてもらっています。
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