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高校留学インタビュー

ニュージーランドの高校卒業後に現地の専門学校に進学。
ホスピタリティのマネジメントを学んでいます


留学期間:2003年1月〜2004年12月
留学先:マウントロスキル高校(オークランド)
マウントロスキル高校卒業後、NZMA(ニュージーランド・オークランドの専門学校)のCertificateコースで学び、帰国してホテルで勤務。2007年より再度ニュージーランドに留学し、現在はNZMAのDiplomaコースで学んでいる。高校留学当時に、高校留学日記を執筆。

ニュージーランド高校留学 NZMA(ニュージーランドの専門学校) 帰国後国際ホテル勤務 再度NZ留学 Diplomaコースでマネジメント学ぶ

日本のホテルで働いた後、スキルアップを目指して再留学


彼と学校のCafeteriaにあるBalconyで


Culture dayの日のClassmateのAサンと。Culture dayは私のクラスがOrganizeする Team projectのPresentation


Pasifika Festivalという年に1回開催されるPacific Islanderのお祭り。Islander好きの私には欠かすことのできないお祭り。お祭りのFIJI areaで初めてトライしたkava
Q:高校留学を決意したきっかけは?
A:5歳の時から英会話を習い事として始めて「英語がペラペラに話せたらカッコイイやろなぁ」って思ったからです。でも日本でいろんなプレッシャーと戦いながら勉強机に向って勉強するのが心底イヤでした。海外生活にも興味があったし、留学したいって気持ちが大きくなって、両親や当時の学校の先生に相談したり、ICCのセミナーに参加して、留学を決意しました。

Q:高校留学中の思い出で、特に印象に残っていることは?
A:留学した初日、学校でみんなが歌を歌っていたのですが、何か変な宗教みたいにみんながちゃんと歌っていて「何が始まるのだろう?」と、とても不安でした。後々気が付いたら、それは国家でした。あとは、モトゥタプアイランドへのField trip(6th & 7th form)が印象的でした。日本みたいなテントのキャンプじゃなく、大きなロッジみたいなところにベッドがあり、その上に家から持参したスリーピングバッグ(寝袋)と愛用のピロー(枕)を置いて寝ました。このキャンプはスポーツリーダーシップとスポーツサイエンスというスポーツ専門の学科を取っている生徒のみの、Assessmentを兼ねたキャンプで、生徒はほとんどアイランダー。彼らをひと言で表現すると、おもしろいことに目がない。キャンプ中、ずっとみんなで爆笑していました。夜の自由時間はアイランダー得意のギター片手にみんなで歌ったり、CDラジカセ片手に即席ナイトクラブしたりノ、楽しくてしょうがなかったです。そして先生が来ると「Teacher is coming!」って誰かが叫んで、みんな急いで電気消してスリーピングバッグに潜り込んだりして。バレバレだったんですけどね。

Q:NZMAに進むことを決めたのは?
A:ICCオークランドオフィスのSamサンが、接客業界に興味を持っていた私に、NZMAのパンフレットを見せてくれたのがきっかけです。そのあと学校見学に行き、120%設備の整った環境に惚れ、そして就職率の高さに納得して決めました。

Q:NZMAのcertificateコースではどんなことを学びましたか?
A:20週間でbeverageをベースに学ぶコースです。ワイン、ビール、スパークリング、シャンペン、コックテイル(カクテル)、モックテイル(ノンアルコールのカクテル)、コーヒー、ティーはもちろんのこと、カスタマーサービス、Liquor legislation(アルコールの法律など)、応急処置、Job interview techniques and CV preparation(面接時のテクニックと履歴書の書き方)を勉強しました。このコースはたくさんのCertificateがもらえ、国認定の資格が取得できるのですが、一番就職に強いNZQA National Certificate in Hospitality (Food and Beverage) Level 3が取得できることが利点です。

Q:帰国してホテルで働いたそうですが、就職活動はどのように行いましたか。
A:実家から近い圏内で、できるだけ英語が多く使える場所をと考え、関西空港周辺の国際ホテルを選びました。面接してすぐに決まりましたが、高校も専門学校もNZで卒業したし、NZで資格も取ったというのもあって、英語や接客業に自信がありました。履歴書の半分が英語だったので、面接官がびっくりしていました。ホテルでの仕事内容は、主にテレフォンオペレーターでしたが、途中でシステムが変わり、宿泊予約業務にも携わりました。実際にホテルで接客業をしてみて、専門学校で学んだ「People handling」(人との接し方)が役立ちました。

Q:仕事を辞めて、再度留学しようと思った理由は?
A:日本にいると、NZでの楽しかった生活に戻りたくて、大好きな英語に囲まれた生活がしたかったからです。また日本で仕事をしてみて、ビジネス英会話をちゃんとマスターしたいと思うようになり、スキルアップしたいと強く願うようになりました。そして、やはり英語圏で日本語を武器に働きたいと思ったからです。

Q:専門学校のDiplomaコースは、以前のコースと比べてどんなところが違いますか?
A:Diplomaコースは80週間のコースで、最初の20週間がCertificateコースです。Practical(実習)ばかりではなくManagementの勉強がたくさん入るところが違います。経営、経費、管理、人事、チームワーク(心理学みたい)の勉強もします。私が苦手とする、机に向かっての勉強がたくさん入ってきます。ただ、高校や中学の時と全く違うのは、私自信が興味をもってこの専門職に就きたいと願っているので、どんなに大変なAssessmentやつまらない授業でも、なぜかすごくやる気が出ます。このコースではNZQA National Diploma in Hospitality Management Level 5 の資格が取得できます。

Q:英語の授業についていけてますか?
A:以前は、専門用語が出てくるとわからなくなる時があったので、英語の辞書と睨めっこすることがよくありましたが、今はほとんど問題ないです。Managementの勉強になると、もっともっと専門的な用語が出てくるので、毎回辞書を使っていると、いつの間にか次のトピックになってたりノ。わからない単語が出てくると、クラスメイトや先生に「もう少しわかりやすく説明して、それはどういう意味?」と頼みます。その方が早いですね。

Q:今後の目標を教えてください。
A:NZのPR(永住権)取得が最終ゴールです。そのためには、まずWorkビザを取ることですが、今Receptionist(フロント)として働いているthe Quadrant Hotel Aucklandで、うまくいけば卒業後にWorkビザがもらえるかもしれないので、頑張ってます。



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