ICC生が紹介!美術編

ニュージーランド・オークランド
Green Bay High School

 私が紹介するのはアート、美術です。まず「模写」をすることがこの科目の基盤となります。私が入ってすぐに勉強したのは基本中の基本、果物の模写でした。最初は指で擦ったりして影を作っていたら、先生に「鉛筆だけ使って影の強弱をつけなさい」と言われ、筆圧の濃い、薄いで影をつける練習をしました。結構難しかった記憶があります。なかなか思うように影が付かず、その次にやったのは色鉛筆での模写です。古いカメラを明るく、薄い色(黄色とか)で軽く下書きをし、だんだん色を濃くし1つの絵を描くという作業で、大分苦戦しました。消しゴムで消せない辛さを初めて知りました。それと配色も色があるので何処をどう置こうか、どの色から始めようか、どうやって描こうかと悩みました。その後、ペン、クレヨン、インクでの模写も勉強しました。クレヨンでの模写で描くように言われたのは「古着」でした。衣類はしわがあり、前に描いたものより影が淡いので難しかったです。しかも一発描きができて、大分慣れた感触がありました。本当に自由だったので楽しかったです。インクでの模写で一番びっくりしたのは道具です。なんと竹でした。太い竹と細い竹を使い分け、砂場での遊具とロボットを描きました。 今は絵の具を使って模写しています。絵の具には驚きました。赤と青を混ぜても紫にならないのです。紫作りに一時間のうち半分を使ったりしました。
 今後は授業で何をするのか、不安と期待が入り交じっていますが楽しんで取り組みたいと思っています。アート独特の世界に興味のある方は是非取ってみてください。