ICC生が紹介!食物編

ニュージーランド・パーマストンノース
Freyberg High School Y13(高3)在籍

 フードスタディは日本でいう家庭科のようなもので、おもに食材や栄養について勉強します。週1日は実技があって、そのときのトピックに合った食事を作ります。他の教科に比べて人数が多くてにぎやかなクラスです。先生は中国人で留学生の言語の壁を知っていて、質問すれば放課後であっても残って手伝ってくれるので、たくさんの留学生がこの科目を取っています。
 科目自体はそんなに難しくないですが、単語が独特なのではじめは戸惑うかもしれません。でも毎日ノートをきちんと取っていれば、後で確認できるしテスト中に自分で書いたノートなら持ち込み可なので、比較的単位の取りやすい科目だと思います。それに宿題はあまり出ないので、その分他に時間が当てられてこの学期は助かっています(笑)。
 家庭科ときいて「男子だから」といって尻込みする必要はありません。実際僕のクラスは女子よりも男子のほうが多いくらいです。僕は料理下手でやってみようともしませんでしたが、今は自信がついて自分から日本料理をホストファミリーに作ってあげたり、夜に翌日の自分の弁当を作ったりします。家庭科といっても本当に家庭的なことで、別に調理師や食材関係のことを将来したい人じゃなくても役に立つ教科だと思います。僕のクラスでは学期や年度終わりに自分たちで考えた料理を作ることもできました。実技も多いので、友達を作るのにもいい環境だと思います。ぜひ一度この科目を取ってみてください。