マレーシア留学体験談
2021/06/10

編入先の選び方のポイント

皆さん、こんにちは!
サンウェイ大学在学中の学生ライター・まゆです!


編入先選びは世界にある無数の大学から自分の納得のいく大学を探し出すという大変な作業です。アメリカ編入学部ではその作業を短縮するためにADTP生(アメリカ編入学部生)は編入や大学情報を学部から受け取ることができます。

その中で、ADTP生はどのように編入先を絞っているのかについて、経験談も交え紹介したいと思います!

まずは、国を絞ることから始めます。

アメリカ編入学部はその名の通りアメリカ式の教育システムを取り入れているので、アメリカへ編入する生徒が圧倒的に多いです。しかし、だからと言ってアメリカの大学にしか編入できないということではないのです。

実際に私はカナダを選び、友達はオーストラリアやヨーロッパ、もちろんアメリカを留学先に選んでいます。

各国ごとに特色は違いますし、メリット・デメリットもあります。例えば、カナダは卒業後に就労ビザを得られるチャンスが大きいが、アメリカは難しい。オーストラリアは学費と生活費もろとも高額だが、アジアは比較的リーズナブル、などです

それらを考えた上で自分の編入したい国を見極め、決めることは大切です。これを決めておかないと、大学選びや単位に関わってくるので後々大変です。

私は入学当初の希望としてはアメリカでしたが、後にパンデミックがあり、カナダに決めました。時間が経つにつれて自分の思うところや、希望も変わってくると思います。一応そのことを頭に入れつつ、他の国についてもリサーチしておいておくのも良い案かもしれませんね。

単位

アメリカ編入学部(ADTP)の単位はアメリカ式です。つまり、アメリカの大学へ編入する場合は多くの単位を移行することが可能ということです。そのため、アメリカ志望の学生は一般教養課程に当たる大学1年生と2年生をADTPで済ませて3年生からは編入先で残りの学生生活を終えるという、2+2というプランがスタンダードです。

しかし、アメリカ以外の国の大学を志望するとなると教育制度の違いから単位の移行が難航したり、認められなかったりします。例えば、オーストラリアの大学だとADTPで2年間を終えて60単位保持していても、その単位が相手方の1、2年生の単位と同等には認められずに1年生からの再スタートとなったりします。カナダの大学でもエンジニア専攻は必ず1年生からスタートで、その他の専攻も良くて2年生からです。

このように、頑張って多くの単位を取得しても全ての単位の移行が認められるわけではないですし、国によっては少し勿体無いことになってしまうこともあります。

なので、単位を多く移行できるアメリカの大学へ進学する子が多いです。確かに、費用的にも自分の負担的にも自分次第の部分はありますが、4年間で卒業可能な部分を見ると賢いです。しかし、学生それぞれに事情や希望があります。ADTPから編入を考える際には単位についても国を選ぶことと並行して考えておく必要性があるので要注意です。

成績

成績は編入先を絞ることにとても役立ちます。インターネットやアドバイザーの先生に聞いたり、その大学のランキング等を見ることで大体の入学に求められる成績がわかると思います。

それを元に候補の大学をリストアップし、気に入った大学を見つけていくことも無数にある大学選びの醍醐味の一つではないでしょうか。こんな大学もあるんだ!と新しい気付きを得ることもできますし、なにより楽しいと思います。

確かに成績ベースで編入先を見ていくと、候補先がかなり絞られたり、狭まってしまうこともあるかもしれません。しかし、それを糧に成績を上げるモチベーションになるかもしれませんし、可能性は無限大にあります。

成績は大事ですが、アメリカの大学はそれだけでなく他に課外活動記録などで合否を決めることがあります。このようなポイントを覚えておくことも編入先を選ぶ上で大事なポイントです!

最後に

編入先を決めることはADTP生にとって避けては通れない道です。入学時から「どこの大学へ編入するか?」について事あるごとに問われることが多いですし、時間がすぎるのはとても早いです。

「国を決める」「単位について考える」というのは、簡単に見えますがとても難しいプロセスです。沢山の情報やリサーチが必要となり、わけがわからなくなることもあるかもしれません。

しかし、ADTPには同じ志を持った生徒が集まっています。時には周りの者と協力したり、情報を共有しながら編入先のポイントを実践していくと良い結果が得られると思います。

これからADTP生になる方も編入を予定・考えてる方も編入先選びを頑張ってください!
 

 

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