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2017/03/22

《ICC マレーシア アンバサダーレポート vol.1》HELP大学 角川佳蓮さん

ICC マレーシア アンバサダーレポート

ICCサポートプログラムを経てマレーシアの大学に現在在学中の学生さんからのレポートをお届けするICCマレーシアアンバサダー企画! 様々な大学・学部で勉強中の学生さんたちが生の声をお届けします!第1回目はHELP大学観光学部の角川佳蓮さんが原稿を届けてくれました。

自己紹介

はじめまして。マレーシアのHELP大学に在籍している角川佳蓮です。 去年の夏にマレーシアに来てから早いものですでに私の留学生活も約7ヶ月が経過しました。今あなたがこの記事を読んでくれているということはマレーシア留学に多少なりとも興味をもってくれているからだと思います。このページではそんな皆さんに私たちが実際に住んでみて分かったことや感じた生の声を記事を通じて伝えていきます。 マレーシア留学を迷っている一人でも多くの方々の背中を後押しできる存在になれれば幸いです。よろしくお願いします。   今回、ウェブマガジンの初回ということでどんな記事が1回目にふさわしいのか非常に悩んだのですが、進路を迷っている方々にとって最も気になる点の一つは留学先の生活環境だろう、ということで私がマレーシアに行くことになった経緯も含めてざっくりとマレーシアの生活環境(今回は主に交通事情)をお伝えしたいと思います。

私がマレーシア留学を決めたワケ

私がマレーシア留学を進路の候補として考え始めたのは高校3年生の12月末。センター試験を約3週間後に控えた受験シーズン真っ只中でした。新聞の広告で「マレーシア留学」の文字を見つけた母が私に勧めてきたことがきっかけです。“マレーシアってどこにあるんだっけ?”“どんな国なんだろう?”こんな調子でほとんどマレーシアについて無知な状態からのスタートでした。しかしマレーシアについて調べていくうちにマレーシア留学という選択肢に惹かれていきました。日本の大学とマレーシアの大学、どちらに進学するかとても悩んだのですが、 1.日本に比べて物価が安く、学費や生活費を抑えられること  2.時差が1時間しかないので寂しくなっても時間を気にせずいつでも家族や友人に電話できること 3.英語だけでなくマレー語や中国語も国内で広く使われているのでそれらの言語を学ぶチャンスにも恵まれていること これらのメリット、そして、人生で1度は留学してみたいという思いがあったこと、もともと観光学部に興味があり観光業に力を入れている国でもあるマレーシアで学ぶことに意義を感じたことなどから留学を決意しました。 多くの方は大学選びの際実際に留学先を訪れて校風や立地などを確認すると思うのですが、私の場合マレーシア留学を進学先の候補として考え始めてから決断するまでの期間が短かったこともあり、入学前には一度もマレーシアを訪れていません。そのため来た当初は目に映るものすべてが新鮮で驚きの連続でした。

マレーシアの交通事情

例えば、交通を例にとってみましょう。日本では徒歩10分のところなら簡単に歩いていくことができますが、マレーシアは車社会なので歩道が整っていないところもまだまだ多く、たとえ徒歩10分の距離でもタクシーを使わなくてはならないことがよくあります。日本では多少遠くても徒歩でどこでも行っていた私にとって、そもそも歩道がない場所があることは衝撃的でした。また、マレーシアの道路は一方通行のところが多いので、目的地が反対車線に見えるくらい距離的には近くても、すぐにUターンができず遠回りを強いられることもしばしばです。これらの要因が重なり、朝と夕方の通勤・通学時間帯には必ずと言っていいほど毎日渋滞が発生します。これらの時間帯にタクシーで出かけるときには渋滞を考慮した時間を考えて出かけなくてはなりません。

HELP大学の周辺環境

去年の12月、私の住んでいるHELP大学の寮から目と鼻の先に新しい電車の駅とバス停が開設されました。本数は10分に1本くらいと多く、時間も正確なので一気に寮からのアクセスが便利になりました。しかもこの電車とバス、学生証を提示すればなんと半額で乗れちゃいます。バスに至ってはたったのRM0.5!日本円でいえば13円くらいです。しかも今年の夏ごろには線路が増築されて都心部へのアクセスがさらに便利になるみたいなので私も完成が楽しみです。しかしこの電車、いつ乗っても車内はガラガラ。もっと積極的に電車を活用していくことで車の渋滞も軽減されるのではないかという気もするのですけれどね…(笑)

マレーシアのこれから

開発途上国と言われているマレーシアですが、2020年の先進国入りを目指してまさに今、日々発展を遂げています。それは私がマレーシアに来てから新たな駅が開設されたことからもわかりますし、街を見渡してみたときに工事現場が非常に多いことからも窺えます。かつての日本が高度経済成長期に活気があったように、マレーシアも今が活気に満ちている時期といえるのではないでしょうか。そんな発展の過程を垣間見られるのもマレーシア留学の特権の一つだと思います。

旅行が好きなので休日を利用して様々な観光スポットへ行っています。この写真はマラッカに行った時のものです。マラッカはクアラルンプールから日帰りで行けるスポットで、バスは片道たったの300円くらいです!

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