IBPプログラム・ワシントン大学コース

大学やインターン先でスピーチを経験し、
プレゼンテーション力が身につきました

留学期間:2008年4月〜2009年3月(UW38期)
留学先:IBPプログラム・ワシントン大学コース
インターン先:Expeditors(物流)

1985年生まれ、大阪府出身。大阪市立大学(経済学専攻)3年修了時に休学し、IBPワシントン大学へ留学。IBP修了後は大学に復学し、帰国後1ヶ月で大手商社の内定を獲得。


9月に行われる日・中・韓の大学共催の国際シンポジウムに参加する予定です

インターン先の同僚のCraig、Jared、Freddy。みんなやさしかったです

違う部署の友人WillとJustin

私の直属トレーナーIsmaelと

インターン先でのプレゼンテーション

ボランティアのハロウィンパーティー。左から2番目が私です(笑)

主催パーティーでレストランマネージャー、IBP同期のヒロと

卒業CeremonyでSarah、Berk、Youngsuと

ICC同期のメンバー。この写真、みんないい顔してます

Q:IBP参加のきっかけを教えて下さい。

A:憧れの人が、学生時代に留学を経て海外でビジネスを経験していたことを知り、自分も挑戦してみようと思っていたところ、英会話とビジネスコミュニケーションスキルの両方が学べ、インターンでアメリカビジネスを経験できるIBPを知り、すぐに参加を決意しました。

Q:留学で達成しようと決めていた目的は?

A:将来に役に立つビジネス英語を1年間の留学の中で身に付けること。アメリカで、何か自分にしかできないことするということ。また、一つの目安としてTOEICの点数を上げることでした。

Q:日本の大学と比べて、アメリカの大学の印象はいかがでしたか?

A:漠然としたイメージですが、勉学に対する意欲が高いと感じました。在学していたUniversity of Washingtonは24時間図書館が開いていますし、テスト前になると学生が夜明けまで机に向かっています。図書館で知り合いになったアフリカ出身の学生が「貧しい経済状況の中で、自分をアメリカに送り出してくれた家族を幸せにする為に自分が今できることは勉強だけだ」と言っていたのを聞き、感動しました。

Q:特に印象に残った授業は?

A:Intensive Business English Programで受けたプレゼンテーションの授業です。先生から教わったテクニック的なことも非常に役に立ちましたが、クラスメートのプレゼンを見たり、YouTubeなどの動画サイトでビジネスマンのプレゼンを見て研究したり真似したりすることで、発音や表現の仕方、リスニング力など、英語スキルの向上にとても役立ったと思います。

Q:インターン先での仕事内容について教えてください。

A:Expeditors International of Washington Inc.という物流会社の、Customs and Complianceという部署でインターンを行いました。仕事内容は、主にアジア各国からアメリカへの輸出品の関税に関する仕事で、商品請求書の情報をコンピュータベースで米国税関に通知したり、米国企業が輸入した商品の発注先住所や製造社の詳細を打ち込む実務処理プログラム向上に取り組みました。取引先は大手企業が多く、週1回のミーティングではトヨタ、ホンダ、ナイキなどの会社名が飛び交っていました。インターン中は、全社員に課せられていた異文化理解講座の日本担当プレゼンテーターも経験することができました。
 日本の大学で経済学を専攻し、主に東アジア経済について研究をしていたので、アジアの企業との取引が多かったこのインターン先は、今後のキャリアを考える上で非常に良かったと思います。

Q:インターン体験で得たものは?

A:自分の意見を相手にはっきり伝える能力を身に付けることができたと思います。さまざまな人種がいるアメリカでは、考え方も違います。そういった状況の中でビジネスを円滑に行うためには、自分の意見をしっかりと持ち、相手に伝える能力が要求されます。インターン先は世界各国に支店を持つ物流会社だけあって、国籍は多種多様でした。英語が完璧に話せない留学生は、どうしても言葉の壁にブチ当たってしまうので、なおさら熱意を持って意見を述べなくてはなりませんでした。

Q:ほかに、ボランティアなどはしましたか?

A:University of Washington ESL Student Councilという機関で、半年ほど、留学生の為のイベント企画・運営をしておりました。また、短期でThe Seattle Green Festivalなどのボランティアにも参加しました。

Q:いつ頃から就職活動を始めましたか?

A:帰国後、すぐに始めました。エントリーシートはインターネットで出せるものはアメリカ滞在中に提出し、帰国日の翌日から面接を受けました。商社、証券、重工業業界を希望していましたが、IBPの経験のおかげもあり、帰国後1ヶ月で大手商社から内定を頂くことができました。

Q:就職活動の進め方について、具体的に教えてください。

A:面接では海外でインターンシップをしたことより、そこで何を学んだか、その経験を希望の企業・職種でどのように活かせるかを具体的に話せるかどうかを見られていたように感じます。就職活動を振り返ってみると、大学3年生の3月に帰国したということもあり、いろいろな企業を見てまわる時間が足りないと感じたこともありました。

Q:IBPやインターンで学んだことが活きていると感じることはありますか?

A:9月に予定されている、大阪市立大学と中国の吉林大学、韓国の全南国立大学共催で行われる国際シンポジウムに参加する予定です。シンポジウムではパワーポイントを使った英語での研究発表を行うので、IBPで培った英語力を活かすことができると思います。派遣者決定の際の面接でも、英語でのプレゼンテーションを行いました。

Q:留学時代を振り返り、一番印象に残っていることは?

A:昔からの夢であった「アメリカ人の前でプレゼンテーションをする」を実現できたことです。インターン先では、社員が会社の支店のある国のビジネスカルチャーを学ぶ必要があり、日本についての講議でプレゼンテーターとして発表を行いました。また、University of WashingtonとBellevue Community CollegeのEnglish Programの留学生80人を前にインターンの経験をスピーチしました。この経験はプレゼン力の自信にすごくつながりました。
 あとは、University of Washingtonの世界各国からの留学生を対象にパーティーを主催したことも最高の思い出です。異国の地で国籍、年齢、性別、経歴など全く関係なしに、多くの仲間たちに支えられたことで、友人の大切さを改めて実感しました。もともと人と接することが好きだった私ですが、IBPを経験したことで、人種を越えて友好関係を築く力を身に付けることができたと思います。

Q:今後の展望や将来の夢を教えてください。

A:アメリカ滞在中に購読していたビジネス誌やオバマ大統領の就任がきっかけで、風力発電に興味を持ちました。就職先の企業では、風力発電事業に携わりたいと考えています。IBPで培った英語力を活かす為にも、アメリカ・中国・インド・ヨーロッパ諸国にクリーンエネルギーを広める活動をしていきたいです。

Q:IBP参加を希望している方々に向けて、アドバイスをお願いします。

A:絶対に良い経験になると思います。少しでも留学にご興味のある方であれば、こんなに内容が濃いプログラムはなかなかないと思うので、ぜひ挑戦してみて下さい。英語で苦労することは多々あると思いますが、諦めず努力すれば結果はついてきます。目標と自分のしたいことをハッキリさせて精一杯頑張ってきてください。また、どこにいても人とのつながりの大切さは忘れずにいてください。

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IBPプログラム

米英の名門大学で学び、働く1年間。

大学での英語研修やビジネストレーニング、学部授業受講によって9ヶ月間、基礎力を身につけた上で、約3ヵ月欧米企業でのインターンシップに臨みます。「学ぶこと」と「働くこと」の最適なバランスを追求し、これまでに累計2700名を輩出したビジネス留学。「大学+インターン」留学でなりたい自分がみつかります。

対 象:社会人・大学生
渡航国:アメリカ(シアトル)、イギリス(ロンドン)
期 間:1年間