アメリカ大学合格保証プログラム

グラフィックデザインの授業では、
映画のポスターや宣伝広告を作成しました

留学期間:2010年8月〜留学中
参加プログラム:アメリカ大学合格保証プログラム
留学先:Drury University(アメリカ・ミズーリ州)

1992年生まれ、神奈川県出身。日本の高校を卒業後、デザインの勉強をするために、アメリカ・ミズーリ州にあるDrury Universityに留学した。


寮生活で自己管理ができるようになった

中国人とクウェート人の姉妹と

ONEのハロウィーンのイベントにて。ハロウィーンにお菓子を配ったりしました。手前にあるのはONEのロゴの入ったTシャツです

バスルームをシェアしているバスルームメイトと。ドレスアップして、彼女の高校のパーティーに行きました

大雪で学校が休みになった日。みんなで雪合戦をしました

今住んでいる寮です

学校のバスケットボールコート

学校の風景。赤レンガと紅葉がとてもきれいな学校です

図書館です

Q:大学留学を決めた理由は?

A:高校2年生で初めて進路を考えた時に、デザインの勉強がしたいと思いました。でも、デザインと言ってもグラフィックデザインやインテリアデザインなどさまざまな分野があり、自分がどの勉強がしたいかがよく分かりませんでした。日本では、大学に入学する時に学ぶ分野を決めておかなければいけないのですが、アメリカは柔軟で、大学に入って一般教養を学んだ後で、専攻を決められるんです。このシステムがとても魅力的で、大学留学を決意しました。

Q:留学先の大学を選択した理由は?

A:東海岸や西海岸は行ったことがあったので、まだ知らない地域が良いと思い、中央部にある大学を選びました。さらに、サポートシステムがしっかりしているという理由から、小〜中規模の少人数生の授業を行っている大学にしました。Drury Universityは留学生がとても多く、30カ国以上の国から150人ほどが留学しています。

Q:英語力アップのために、どのような努力をしましたか?

A:アウトプット・インプットを行うことが上手くなるためへの近道だと考えているので、日々なるべく英語を使うようにしています。英語を読む・書く・聞く・しゃべることが毎日の目標です。アメリカ人や留学生の友だちとしゃべったり、話を聞いたり、宿題で出た本を読んだりエッセイを書いたりしています。自分で英語力が上達したなぁと実感したり、アメリカ人から英語を褒められたりした時は、とても幸せな気分になります。

Q:大学で印象的だった履修科目は何でしたか?

A:まだ1年目で一般教養を学んでいるところで、あまり多くの科目を習っていませんが、前学期の授業の中では、グラフィックデザインのクラスが一番印象に残っています。フォトショップや、今まで使ったことのないソフトウェアを使って、映画のポスターや看板広告を自分たちでデザインしました。文字のフォントや配置、色などで印象が全く違ったものになるところが興味深かったです。先生に直接質問をしたり、アドバイスをもらったりすることができるのが小規模校の魅力です。

Q:苦労した科目は?

A:「History of Art and Art History」の授業が一番大変でした。知らない単語がたくさん授業中に出てくるので、辞書でそれを調べて意味を理解するまでに時間がかかりました。授業のスピードもとにかく速く、講義スタイルで黒板を使わないので、大事なところを判断してノートに書き込むのが慣れるまで難しかったです。時には友だちのノートを借りて自分のノートと比べ、聞き逃した部分を書き込んだりしたりもしました。テストもとても難しく、毎回苦労していましたが、友だち同士で協力してノートを作ったり、テストの前日は図書館に集まって分からないところを教え合ったりしたのはいい思い出です。とても大変な授業でしたが、先生も良い先生でしたし、友だちとも勉強会がきっかけで仲良くなれたりしたので、受けてよかったなと思います。

Q:1日どれくらい勉強していますか?

A:週によって差がとてもありますが、だいたい毎日2、3時間勉強し、週末は5、6時間勉強しています。

Q:友だちとはどうやって親しくなりましたか?

A:学校が主催するイベントに積極的に参加して顔見知りになったり、同じ授業を受けている人たちとちょっとしたきっかけで話して仲良くなったりしました。留学生には2週間に1度くらいのペースで、晩ご飯を食べにいったりボーリングに行ったりするイベントを学校側が用意してくれるので、仲良くなりやすかったです。

Q:何か熱中していることはありますか?

A:学校に置いてあるビリヤードに熱中しています。友だちに誘われて始めたのですが、すぐにハマってしまいました。土日に友だちと3時間ほど没頭してやってしまいます。他には「ONE」というアフリカ支援団体の活動に力を入れています。知り合いの紹介で入ったんですが、毎月1回ほどイベント(募金活動、アフリカの実態を知ってもらうための映画の上映など)を学校内で行います。その準備などをメンバーのみんなで協力しあって作り上げて行くのはとても楽しいです。

Q:寮生活はいかがですか?

A:寮にはキッチンがないので、毎日の食事に苦労していますが、一人部屋なのでストレスもほとんど溜まりません。今までしていなかった家事を全部自分でするのは大変でしたが、1ヶ月もすればすぐ慣れました。週末は中国人の友だちのお家にお邪魔して手作りの中国料理をごちそうになったり、ということもよくあります。
築5、6年ほどの比較的新しい寮なのですが、以前、水道管が凍って破裂し、寮の中が水浸しになったことがありました。夜中の2時に火災報知器が鳴り、起きてみたら寮全体の廊下などに水が溜まっていた時は本当に驚きましたが、その後、巨大扇風機が寮の中を乾かしているのを見た時はアメリカの豪快さに驚きました。

Q:卒業後の進路、将来の夢について教えて下さい。

A:まだ定まっていないのでわかりませんが、今はグラフィックデザインの道に進みたいと思っています。

Q:留学によって自分が変わったと思うことはありますか?

A:一つ目には、自立心がついたと思います。異国の地で、ひとりで全てをやることは容易いことではありませんが、乗り越えた時にとても達成感があります。食事など、自己管理を怠ると勉強に支障がでるので侮れません。二つ目はもちろん英語力です。基本的に毎日24時間ずっと英語を話す生活を送っているので、必然的に英語は上達します。自分の英語に自信が出て来て、初対面の人に自分から話しかけることが多くなりました。三つ目は、視野が広くなったと思います。さまざまな人種・文化・概念を持った人と出会い、世界の広さを体験できました。同じ大学生でも、全く違う人生を歩んで来た人と触れ合うことはとても刺激になります。

Q:アメリカ大学留学を目指す人たちへ、アドバイスをお願いします

A:アメリカの大学は本当に勉強したい人には最適の場所です。「アメリカンドリーム」という言葉のように、アメリカは可能性であふれています。不安なこともあると思いますが、まずは飛び込んでみることが大事だと思います。私の座右の銘は「なんとかなる」です。とてもシンプルですが、何かに失敗しそうな時、何かに悩んだ時は「なんとかなる、なる」と唱えます。そうすると前に進むチカラが出て来て、また頑張ることができます。「失敗するかもしれない」「〜するかもしれない」と考える前にやってみて欲しいです。もし失敗しても、その時に修正する術をまた考えればいいと思います。成功の反対は失敗ではなく。何もしないこと。まずはアメリカという多様性の国で自分を試してみてほしいです。

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ICCアメリカ大学合格保証プログラム

大学選びをもっとも重視する“進学留学”プログラム。

全米4,200校からベストマッチの留学先を見つけだし、高校生の留学を強力にサポートする進学留学プログラムです。
一人ひとりの目標や能力にあわせた大学選び、渡航前の入学手続きと英語講座の実施。留学中の現地サポートと就職サポートまで、入学から卒業までを完全バックアップします。

対 象:高校生
渡航国:アメリカ(全米各地)
期 間:2年・4年〜