Q:空港でVIPコンシェルジュとして働いているそうですが、具体的な仕事内容は?
A:企業のトップや重役、国内外の官僚、有名人といったVIPのお客様を、空港内でエスコートするのが主な仕事です。航空機をご利用になるVIPのお客様の出発時、空港でのお出迎えからチェックインのお手伝いをし、ラウンジおよび機内までエスコートします。帰国時は、お出迎えから入国手続きのお手伝いや乗り継ぎ時のご案内などをします。
Q:仕事で苦労する点は?
A:チェックインから搭乗までの時間配分には特に気を使いますね。ご案内するのがVIPの方々なので、失礼のない対応をすることと、新聞をよく読んで話題に事欠かないように努力しています。でも、緊張するよりも、普段会えないような方々と会話できるので、楽しいことの方が多いんですよ。担当するゲストの半分が海外からの方ですし、仕事で英語を使う場面がとても多いので、やりがいを感じています。
Q:エアライン留学プログラムに参加した理由は?
A:小さい頃にシアトルで暮らしていて、帰国後もシアトルの友達と文通をし、いずれはシアトルに戻りたいと思っていました。20才の頃にエアライン就職を目指しましたが、夢が叶わず、ホテルに就職。仕事を始めて5年経った頃に、またエアライン勤務の夢が再燃し、エアライン留学プログラムに申し込みました。
Q:学校の授業内容はいかがでしたか?
A:レジュメの書き方や面接のシミュレーションなど、インターンシップに向けた授業があって、とても役立ちました。また、現役のCAを講師として迎え、実際の仕事内容などを聞いたり、空港やホテルに行って施設見学をしたりと、非常に実践的な授業内容でしたね。
Q:インターン先はホテルだったんですね。
A:日本での経験を生かして働きたいと思い、ホテルを選びました。私がインターンをしたフェアモント・オリンピック・ホテルは、トリプルAで5ッ星の一流ホテル。スタッフの対応が素晴らしく「ぜひ、ここでインターンをしたい!」と思ったんです。でも、そこはインターンを受け入れないホテルだったのです。ICCの現地アドバイザーに相談してみると「アメリカでは、何事もやってみなければわからない。トライしてみる価値はある」と励まされ、レジュメを出しました。 |
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学校の先生やクラスメートたちと行った遠足 |
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インターン先で |
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インターンしたフェアモント・オリンピック・ホテル |
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