■大学院では2年半で2つのコースを修了 |
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中学生の頃からずっと英語が好きだったのですが、英語が話せないコンプレックスを克服したかったので。また、将来子供に英語を教えたいという夢があったので。ただ語学留学するよりも、キャリアアップになる大学院留学のほうがよいのではないかと思い、大学院留学を選びました。日本での就職が決まっていましたが、「行くなら、今行った方がいい」と両親が背中を押してくれたのもひとつの理由です。 |
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平和で安全そうだったからです。また、人がアメリカよりものんびりしてよさそうな気がしたからです。本当にその通りでした。 |
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大学院専門のプログラムがあったからです。いろいろなコースの内容に詳しいのではと思い、ICCに決めました。インターネットで調べてカウンセリングに行きましたが、私の担当の方は、明るい笑顔でいろいろな相談にのってくれました。大阪支部を利用しましたが、学校を決めるにあたっては、東京の方とも電話で相談できたのがよかったです。 |
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モナッシュ大学では2つのコースを修了しました。1つ目はMASTER OF TESOLで、卒業に1年半かかりました。履修した科目は、TESOL、TEFL(Teaching English as a Foreign Language)、Research Methodなど。Minor thesisと呼ばれる小さい論文も書きました。その後、Graduate Diploma of Educationというオーストラリアの日本語教師のコースに1年間通い、オーストラリアの教員免許をとりました。こちらでは日本語教授法、教育理論を学び、教育実習をしました。 |
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授業の数は少ないのですが、課題の量が半端じゃなく多いです。本を読んでは書き、読んでは書きという作業ばかりです。またディスカッションが多く、授業の半分がそれで終わってしまうことも。意見を言うことが重んじられる文化だと思いました。最初のうちは、一言も言えないまま授業が終わってしまうこともしばしばでした。 |
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TESOLコースの最後の半年で論文を書いたのが一番大変でした。日本の小学校の英語教育についての論文を英語で書きました。日本の小学校の先生にインタビューをし、それを英語に翻訳して分析するというもので、これは本当に苦労しました。毎日パソコンと一緒に図書館に閉じこもっていました。最終的にはそれが一冊の本になり、今も私の手元とモナッシュ大学に残っています。いい記念であり、成果だなあと思っています。 |
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オーストラリアの小学生に日本語を教えている様子 |

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