今話題の中国茶の香りを文字で堪能していただきます。一服してきませんか。

 お茶を飲み、胃に少し溜まった頃こみ上げてくる、えもいわれぬお茶の残り香のことを中国人は古くから「清香(チンシャン)」と表現してきたそうです。このコーナーでは毎回その魅力をいろんな角度から紹介。
そして、紹介されたお茶を実際に試された方のご意見、ご感想を募集しております。送ってくれた方にはもれなく、留学関係の書籍またはムックをプレゼントいたします。
 では、ご自分の「おいしい」に出会える手助けとなれば幸いです。


 日本茶・紅茶・中国茶といろいろありますが、それぞれ、味や香り、水色が違います。実は、原料となる茶葉はすべて同じで、ツバキ科ツバキ属の永年性常緑樹、学名がカメリアシネンシスという木から作られたものがお茶なのです。日本茶は茶葉を発酵させないように、蒸し、酸化酵素の働きを止めたものであり、紅茶は茶葉を揉んだ後に完全発酵させたもの。中国茶はその中で大きく6つに分類されますが、烏龍茶に代表される中国茶は発酵を途中で止めた半発酵茶。つまり、製造方法が違うのです。ここで紹介する中国茶こそが、全てのお茶のルーツであり、世界に広がっていったお茶の原点なのです。

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