No.4 小泉さん、かっこいいじゃん!の巻き(2001/7/3)

 ちょっとお、小泉さん、なんだかかっこいいじゃない!今日日系の新聞で(ロンドンで日系の新聞簡単に入手できるのよ)

日米会談の記事見たんだけど、歴代の政治家でこれ程米大統領と肩並べて写って、ナチュラルに、同等!対等!て感じで見えた人いなかったじゃない?!うんうん、よしよし。日本は60年前戦争には負けましたけどね、独立国なんですからね。国と国との関係は対等なはず。でも、なんか今まで米大統領と一緒に写ってて対等って見えなかったのはなぜ???今までの日本の首相って、なんかちょっと卑屈に見えたのよね。それはなんでか........それは首相自身の個が弱かったからだと思うよ。1人で個としてのオーラみたいなものが出てなかったのよね。だから、個の強い米大統領の横なんかいくと個の強さに負けて、個人として卑屈に見えちゃうわけ。で、それは、国と国との関係が同じなはずなのに、首相の個人のが弱く見えちゃうからなんか日本が国としても損していたような気がして.............って、こんなこと書いていいのでしょうか.......でもね、ほんと、今までは首相の個って弱っちく見えたんよ。なんか one of them(Japanese) ってかんじだったのよね。でも、小泉さんは、なんかしっかり個として存在感があるのよ。彼の英語力とかはどのくらいか分からないけど、問題は英語力ではなくて、自分っていう個に対する自信と、あと日本人としてのプライド................この日本人としてのプライドって自分自身、自分の人生に対して自信があればおのずとついてくるわよね。だって、私達日本人として日本に生まれて生活してきて、日本人である事実が私達の個を支えているんだもんね。そういうのって、すっごく大切。この自分の国を含めて自分に対するプライドは、誰にも負けないんだからっていう気持ちは全世界どこにいってもどこの国の人と接する時にもおのずと自然に自分の態度に反映してくるものなんだと思うんだよね。で、そういう肩ひじ張らなくても背伸びしなくても、あくまでも自然にでてくる自分へのプライドがさ、なんか気品としてにじみ出てきて、そこでもって相手に個として尊敬されて、ひいては人間同士の対等な関係が築けるってことだと思うのよ。でもさっ、アメリカ人とかイギリス人のなかに入って、私は私っていいきれるそういう人、残念ながら少ないのよね。な〜んか、白人コンプレックス持っちゃって卑屈になっちゃうか、がむしゃらになっちゃって相手を必要以上に批判したりするんだよねえ.........

その原因は、英語力だって思う人多いみたい。でもね、ほんとは、これって全然英語力の問題なんかじゃないのよ。先週蜷川幸雄の演出で三島由紀夫の短編2本がロンドン公演されて、見に行ったのね。(実は余りにも2作品目の主役の藤原君がいいから2回も見に行っちゃったあ。写真つけるから楽しんでね)で、金曜日の舞台の前に蜷川さんのトークが本番の前に30分程あったの。(こちらでは有名な音楽家とかね、しょっちゅう本番の演奏前に好きな音楽について語ったりするのよ。お客さん交えてトークしたりね)今回はイギリス人の演劇評論家2人とのトークだったんだけど、その時に、蜷川さん全然英語喋んなかったけど(英語は全部通訳任せ)もう、ほんと素敵だったわよ。存在感あって。ああ、この人、ほんとに自分の好きなことを揺るぎない自信をもってやってる人で、何にも恐くないんだあ.......ほんと自分のやってることが大好きなんだなあって、素直に感じた。肩ひじなんて全然張ってないんだよ。なんか、ナチュラルに自分の中からでてくる自分に対する自信!本物だなあ!って思った。演劇はすごく難しい分野だと思うのよ、海外公演は。だって音楽と違って言葉の壁があるじゃない。実際、今回の舞台は今回全部日本語でやって、字幕スーパーが舞台の上の方にちょこっと電光掲示板で出るんだけど、だから、日本語分からないイギリス人は前の方の席には座れないわけ(字幕が小さすぎてまた角度が悪くて読みづらいから。おまけに三島の作品だから精神世界が問題になるわけよ。だから字幕抜きではイギリス人にとってあの舞台は全くもって意味不明になっちゃうの)でもね、すごっくイギリス人いっぱい来てたわよ。特に蜷川さんのトークの日は、ほんと、いっぱいいっぱい来てたわよ。私の横も前の席も後ろの席もみんなイギリス人だった。もちろん日本人も多くいましたが、こんなにイギリス人が多くて、それも日本語の講演で何%内容が分かるのか分からないのに.......やっぱ、彼はすごい。自分自身が個として光っているのよ。そして、それをちゃんと相手に伝えきっている。言葉も通じないのに。
という蜷川さんに受ける印象と似通ったものを新聞の写真通じて感じたのよね、小泉さんに。あの社会学者のMax Weberが言ってたけど、政治は本来国と国の利益が絡んでくるわけで、汚くて危険なもの。戦争だってさ回避できないかもしれないぐらい危険なもの。その政治には、国民がこの人ならって感じられるカリスマが絶対必要で、あとは、その強いオーラを出す人がどれだけ、政治の汚さとか危険をきっちり心の底から分かって、なおかつ自分が導く国の成りゆきを、その成りゆきが汚いこと危険な方向へいってしまう可能性も含めて、その全てに対しての責任を自分のものとしてしっかり受け止められる気構えをちゃんと持ってるかっていうのが大切とのこと。私、Max Weber好きなのよね。小難しくて、読むの骨が折れるんだけど、なんか彼の祖国のドイツとドイツ人に対する愛を感じちゃって、鳥肌たつのよね。なんたって、私もとっても愛国者だからね。(日本の裏側にいますけど、日本を愛するつよ〜いハート誰にも負けませんわあ!ふるさとは遠きにありて思うもの!)

さて、小泉さんにどのくらい心構えがあるのか分かりませんが、強い強い個とカリスマを持っているのは周知の事実。ほんと、これからが楽しみ!!

そうそう、ロンドンに勉強に来たいって考えてる人、英語だけ学びに来ちゃダメよ!プライド......人間として自分への自信、身につけてね!

と、今日は熱い日本への想いをロンドンから語ってみました。たまには真面目な感じで......どう?

ちゃお!

まめ子@London
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