HOME
このウィンドウを閉じる
<体験談> 語学留学フリープラン

「語学だけでなく、その奥にある留学先の文化・風土を見て学ぶことも大切」
●宮村 真吾(みやむら しんご)さん
<留学先>
 Francis King School of English/ロンドン
<留学期間>
 2002年7月〜2003月7月

ヨーロッパの文化や風土に魅せられて決意した英国留学

私は3歳半からずっとスポーツをしていたため、高校、大学と勉強のみに没頭する機会がなかったのですが、自分の人生に変化が欲しくなり、留学とは全く無関係の中にいた私が世界を見てみたいと思い、大学を辞めて留学することを決意しました。留学先は中学校の時に空手の遠征でヨーロッパに行き、アジアとは違うヨーロッパの雰囲気や風土に感動させられ、もう一度、ヨーロッパに行きたいと思い、イギリスを選びました。

Francis Kingは比較的日本人の多い学校ではありましたが、様々な国籍の生徒が集まっていたので、友達ができやすい環境でした。私は特にイタリア人とスペイン人の留学生と一番親しくなり、毎日学校が終わると、学校の下にあるカフェでお茶したり、パーテイー好きだったイタリアンの友人宅でよくイタリア料理をごちそうになったりしました。
また、スペイン人の友人は、私をスペインの自分の家に招待してくれ、各地を案内してくれました。日本人の友人とは、イギリスの物価が高いので一緒に日本料理を作って食べたり、色々なことを相談したりもしました。こうして留学中にできた友達は、辛いことはもちろん楽しいことも、異国の地で共に感じた友達なので、互いに信頼し合える強い絆が生まれ、今でも連絡を取っています。

緑に包まれた歴史溢れる街に暮らして…


学校はロンドン市内にあり、住まいも周辺にありました。私はアイルランド人のお父さんに娘さんが2人いるお宅にホームステイしていたのですが、年も近くて、全く話せない私の英語を一生懸命聞いてくれました。
ロンドンについては、全般的に治安は悪くはありませんが、やはり夜の一人歩きは危険だと思います。といっても、昼間は公園がたくさんあり、緑が本当に多いので、皆思い思いの場所でランチしたり、読書したり、寝転んで遊んだり、とほのぼのした空気に包まれていました。

私が渡英した時は、「I」と「I’m」の違いも聞き分けられないほど、英語が全く話せませんでした。こんな私でも外国人の友達がたくさんできました。留学は短期、長期に関係なく、ただ単に語学を学ぶだけのものではありません。その国の文化、風土を見て学ぶことも大切です。そのようなものを見ることにより、自分の価値観が変わってくるのではないでしょうか?英語が話せないから留学へ行けないではなく、もっと大切なものを見つけられるチャンスだと思います。

上へ
<前へ / 次へ>
このウィンドウを閉じる