海外に留学する際にスコア提出が求められることの多いTOEFLは、英語を母国語としない国の人々の英語力を測定するテスト。アメリカ、カナダの大学、短大を中心に、広く英語圏で出願時の英語力判定の基準となっている。TOEFLはアメリカの公共機関、Educational Testing Service(ETS)が実施。この団体は英語のコミュニケーション能力を審査する試験として知られるTOEIC(Test of English for International Communication)など、教育関連の公的テストを行っている。テスト内容はリスニング、文法、リーディングの3セクションにわたる構成で、試験時間は約2時間。すべてマークシート方式で解答する。成績は偏差値方式で、200〜677点の間のスコアで表示される。大学や専門学校への入学には500点程度、大学院へは550〜600点程度が最低ラインとされる。また、TOEFL受験と同時に、英語の記述力を審査するTWE(Test of Written English)、スピーキング能力を審査するTSE(Test of Spoken English)を受験することも可能。TWEはTOEFLの受験料に含まれるが、TSEは別料金。ともに、毎回実施しているわけではないので、日程の確認が必要となる。
日本でも知名度が高く、TOEFL520〜530点は、英語検定の準1級にあたる。Transfer Credit編入する際に、それまでに在籍校で履修した単位のうち、編入校で履修単位として認められる単位。
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成績証明書。Transcript of School RecordあるいはTranscript of Academic Recordといわれることもある。