ウワサ通りに厳しい海外の大学。
最後までやりきったときの達成感は大きく、最高の自信になります!

参加コース:オーストラリア高校留学プログラムオーストラリア大学留学プログラム
留学期間:2005年1月〜2010年12月
留学先:Lake Ginninderra高校、キャンベラ大学 (オーストラリア・キャンベラ)

1989年生まれ。東京都出身。
2005年1月よりオーストラリア・キャンベラ Lake Ginninderra高校に留学。
2006年12月同高校卒業後、キャンベラ大学に進学。同大学を卒業し、2011年4月より早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース進学。

高校留学では精神面が鍛えられた

大学一年目のとき、友人とシドニーへ旅行したとき、フェリー上で。

高校の中庭。休日で誰もいませんが、昼休みなどはここでみんな昼食を食べたりしていました。

大学の寮の近くの夕焼け。時間帯によってはこの辺でカンガルーが見られます。

帰国前日に、キャンベラ生活の中で一番仲の良い友人と。ちなみにこの後手に持ってる手紙をくれました(笑)

Q:大学院へのご入学、おめでとうございます。

A:まずはとても安心しています。
元々1つの大学院に絞って受験していて、落ちたときの準備はしていなかったので…
今では4月の授業開始がとても楽しみです。

Q:日本の大学院に進むことに決められた理由と専攻を教えてください。

A:大学に在籍している時から、就職は日本でしたいと思っていました。
理由は色々とありますが、やはり生まれ育った日本が好きだからです。
専攻はジャーナリズムです。正式名称は「大学院政治学研究科ジャーナリズムコース」です。
ジャーナリズムは元々職業にしたいと思っていた分野で、大学でもコースの一環で勉強していました。

Q:オーストラリアの高校と大学での授業、両方を経験して、どのような点が違いましたか?

A:キャンベラの高校では授業の選択や課題などから大学と同じようなシステムをとっていたので、そういった面での違いは少なかったです。
ただ、内容に関しては雲泥の差で、大学はやはりかなり厳しかったです。
何より読まなければならない資料が多く、エッセイなどを書く場合でも、自分の言葉で論理建てて、且つわかりやすく書くというのは難しい作業でした。

Q:大学時代に印象に残っていることは何ですか?

A:勉強ではエッセイの提出に追われてたことや、たまにあるプレゼンでガチガチに緊張していたこととか…あまり頻繁ではないですが、グループワークのアサインメントでいいものが作れたとき、いい結果が出たときはとても嬉しかったです。
また、Japan Clubというもの(日本でいうサークルみたいなもの、日本人とオージーの交流を提供するための集まりです)の部長をやらせていただいたり、その中で様々な場所に旅行したりしたことが印象に残っています。
あとは寮のすぐそばにカンガルーがたくさんいた事です。友達が日本から遊びに来たときは夜行性のカンガルーを見るために夜中に起きだして見に行っていました。

Q:(大学時代)休暇はどのように過ごしましたか?

A:6月と7月の休暇ではオーストラリア国内を旅行したりしていました。主な行った場所としては、シドニー、メルボルン、ケアンズ、ゴールドコーストなどです。
年末年始の長い休暇の際にはいつも日本に戻ってきていました。その際には留学中に出会った人たちに会いに行ったり、それ以外でも行ったことのない場所を訪れてみたりしました。

Q:高校時代からずっとキャンベラに滞在されていましたが、キャンベラはどんなところですか?

A:首都にしては何も無いところですが、綺麗で住みやすい街です。
本当にその辺にカンガルーがいたりするので、ある意味オーストラリアのイメージそのものかもしれません。
あとは基本的に学生が多い都市なので、そういう意味では居心地は良いとは思います。

Q:(大学も留学されましたが)高校留学を経験して得たものはありますか?

A:高校時代に得たものかどうかはわかりませんが、昔より図太くなりました。
高校ではいい事ばかりではなかったので、精神面で鍛えられました。
結果的にはそのお陰で大学でも様々なことに対して粘り強くできたと思っています。

Q:将来の夢を教えてください。

A:現時点ではジャーナリズムを学ぶ以上、それを生かしてメディア、主に出版関係の仕事に就きたいと思っています。また、以前からスポーツ・ジャーナリズムに興味があり、最終的にはスポーツ関係のメディア、あるいはサッカーなどのクラブチームのメディア対応や広報として仕事をしたいと思っています。

Q:海外の大学を目指す学生にメッセージをお願いします。

A:海外の大学は、巷で言われてる通りの厳しい環境です。
ただ、中に入ってしまえばやるしかないですし、実際やる気さえあればどんなコースでも出来ます。
これは高校にも言えることではありますが、大学でも授業で得る経験はもちろん、普段の生活などでも多く事を学べるはずです。
大学に入れば当然楽しいことばかりではないはずです。
私も日本の大学にいる友達を羨ましいと思ったことも何回もあります。
それでも、最後までやりきったときの達成感は大きいですし、最高の自信になります。
もし機会があるのであれば、それを逃さず、ぜひ海外の大学で学んでみてください。
ちなみにキャンベラには2つ大学がありますが、どちらもとてもいいところで、おすすめです!