頭の中の考え事も英語で語学力アップ!留学生仲間に英語も教えています。

参加コース:ニュージーランド高校留学プログラム
留学期間:2011年4月〜2012年12月
留学先:ノースコート高校(ニュージーランド・オークランド)

1994年生まれ。京都府出身。日本の高校から、2011年4月よりニュージーランド・オークランドにあるノースコート高校(Northcote College)に留学。現在、最終学年13年生(高校3年生)、2012年12月卒業。

Hospitalityのクラスの仲間と

路上で踊っている人たちに加わってダンス

APAN DAYの会場で友人と(写真右、日本の屋台や催し物を多数集めたイベント)

学校の留学生で参加した日帰りトリップ

通っているNorthcote Collegeの正門

Q:高校留学したきっかけを教えて下さい。

A:大きなきっかけは、中学3年生時に学校の研修旅行でオーストラリア・シドニーに一週間、学校の研修で行ったことです。それまでは英語は好きで、海外に興味はありましたが、留学という事は特に考えていませんでした。 たった1週間でしたが、そこで出会った人たちに親切にしてもらい、特に僕を家族のように迎え入れてくれたホストファミリーのおかげで「もう一度外国に行きたい!」と思ったことが僕の留学への一歩となりました。

Q:通っている学校はどのような学校ですか?

A:Northcote Collegeはニュージーランドのなかでも、長い歴史を持つ伝統校なので生徒たちも真面目な人が多いというのが僕の印象です。また留学生を100人以上受け入れている学校でもあります。日本人だけでもかなりの人数がいるのでどうしても日本人同士が固まりがちですが、その中でいかに外国人と仲良くなれるかということも、留学生活を過ごす中でとても大事なことだと思います。

Q:好きな科目は何ですか?

A:今年始めた、Economics(経済)です。経済用語など難しいですが、身の回りの社会で起きている事を習うので、今の所、理解はしやすいと感じています。もう1つは去年取っていたHospitality(ホスピタリティ)です。基本的には調理実習が多く、時々その調理方法などに関する知識を勉強します。実技は基本的に二人一組だったので、学生と話す絶好の機会でした。そこで短期間でしたが、ドイツ人の留学生ととても仲良くなり、今でも時々連絡を取っています。

Q:日本とニュージーランドの学校はどのような点が違うと感じますか?

A:一番大きな違いは、ほとんどが選択科目だという事です。科目数も40近くあるので自分のやりたいことを勉強できるということが勉強に対するモチベーションを上げるという意味でもとても良いと感じます。また、僕の学校では最終学年は私服登校です。これも日本にはない、ユニークな点だと感じます。

Q:ホスト(滞在先)について教えて下さい。

A:ホストファミリーはマザー、ファザー、ブラザー、同い年の韓国人のホストメイト、そして僕です。家族構成が少し変わっていて、ホストブラザーはマザーの息子ですが、ファザーの息子ではないということです。はじめは戸惑いましたが、ホストは僕たちみんなに平等に接してくれるので、とてもいいホストに巡り会えてよかったと思っています。ホストとの会話はディナーの時、または朝などが多いです。学校から帰ってきたら基本的に部屋で勉強して、そしてPCでインターネットをして過ごすことが多いです。韓国人のホストメイトは実は日本語もある程度話すことができるので、最初は、「日本語話せるからちょっと・・・」と思っていました。でも、彼はクライストチャーチに2年間いたので英語も上手く、英語を教えてもらったりもすることも多いので、結果的にプラスになっていると感じます。

Q:留学をして自分が成長したと思うことはどんなことですか?

A:語学はもちろんですが、やはり海外に一人でいるので、朝起きてから寝るまですべての事を自分で計画して行動することができるようになりました。どうしても僕は、頼れるところがあれば頼ってしまう性格なので、自分の周りの事を自分で管理することができるようになったというのは大きな成長だと感じます。

Q:放課後や休みの日にはどんなことをしていますか?

A:去年は夏の時期のスポーツとして学校で時々サッカーをしていました。日本のクラブ活動とは異なり、遊び感覚ですることができたので友達を作ったり、気軽に運動がしたかった僕にとってはとても楽しかったです。今年はサッカーのほかにジムやプールにも行こうと思っています。 休日は友達に勉強を教えにいくか、どこかへ出かけて、ご飯を食べに行くというのが多いです。

Q:自分なりに英語力アップに努めていることはなにかありますか?

A:去年の7月のホリデー(学期休み)に2週間だけですが、語学学校に通いました。日本人もクラスに僕一人だけで、会話する機会が多い実践的な授業でした。周りの人たちはとても英語が上手かったこともあり充実した2週間を過ごすことができました。また、普段日本語で頭の中で考えたりすることを英語で考えるということをよくしています。これは年末年始のホリデーで日本に2ヶ月近く一時帰国したときもずっと続けていました。おかげでNZへ戻ってきた際、特に英語力が落ちたと感じることはありませんでした。

Q:将来の夢は何ですか?

A:ますは日本の大学へ進学し、経済もしくは国際関係を学びたいと思います。そして将来は、語学力や海外経験で得た事、これから大学で学ぶ事を活かせる職業に就きたいと考えています。

Q:これから高校留学を目指す学生にメッセージをお願いします。

A:留学で得ることは、英語力だけではありません。留学中は自分と向き合う時間が確実に増えます。僕もその一人でした。僕の学校には日本人が多くいますが、そこから学ぶこともたくさんあります。日本では学校に行けば、当たり前ですがたくさんの日本人がいます。しかしここNZではそれはありません。周りにいる友達の大切さなどにあらためて気付くことができました。  留学を決意することは簡単なことではないと思います。もし不安がある場合はなぜ留学したいのかをもう一度考えて、その不安よりも希望の方が大きいようならば、是非アクションを起こして下さい!