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<Q&A> 大学留学全般


011. 大学選びの具体的なチェックポイントとは何ですか?
 大学を選ぶときにはいくつかポイントがありますが、以下のことは最低限クリアにしておきましょう。
1. ロケーション(国/州/地域など)
自分が住みたいと思う地域をできるだけ具体的にしてみましょう。文化や習慣、気候、地形、人口などをもとにして検討しましょう。同じ英語圏でも、好みの国があるはずです。その国のなかでも、特にどのあたりに住んでみたいか、たとえば海沿いか山沿いか、寒い地域か暑い地域かなど、さらに絞り込んでみましょう。
2. 立地条件(都会/郊外/地方)
立地条件としては、おおまかに都心、郊外、地方、田舎町と分けることができます。立地条件によって、違いがでてくるのはプライベート時間の過ごし方でしょう。治安や交通手段なども考慮に入れておきます。勉強と遊び、人間関係など、メリハリのある生活を送るための重要なポイントとなります。
3. 希望の専攻分野
アメリカの場合はおおきな枠組みで、それ以外の国々に留学する場合はかなり明確に、希望の専攻分野を決めておかなければなりません。将来のことも考え合わせて、希望する分野があるか、履修したい学科があるかなどをチェックします。
4. 大学の規模(学生数) 
学生数が少ない小さな学校から、数万もの学生を抱えるマンモス校まで、規模はさまざまです。規模が大きければ専攻分野や科目がバラエティに富んでいたり、受け入れる留学生数が多いなどといった利点がある一方で、大勢のなかに埋もれてしまって、自分を見失ってしまう可能性もでてきます。小規模の学校には、専攻について選択の幅が狭いことなどが考えられますが、きめ細やかな指導が行われ留学生のフォローが行き届いているなどのメリットもあります。
5. 運営形態(公立/私立)
一般的にみて、公立よりは私立の方が学費が高くなります。私立には、男子校や女子校、宗教系のものなどがあります。宗教系の場合、無宗教や異なる宗派でも入学が可能なのかどうかを調べておく必要がでてきます。
6. 入学難易度
各国の大学入学難易度は、現地の学生を基準として算出されたものなので、厳密にいえば留学生には当てはまりませんが、大学選びの目安にはなります。入学難易度は学力のみに限定された評価なので、教授や授業の質、各種サービスといった大学の総合的な評価にはなりません。
7. 学力試験の有無
学校独自の入学試験を実施するところはほとんどなく、通常は世界共通の英語試験や学力審査のスコアの提出が求めらます。語学試験としてはTOEFLやIELTSなどがあります。学力テストはSAT(Scholastic Assement Test)やACT(American CollegeTest)などで、特にアメリカやカナダの大学に留学を希望する場合に求められることがあります。
8. 費用(授業料/生活費/雑費)
留学費用には、授業料のほか生活費や交際費、その他もろもろの雑費などが含まれます。費用は大学が大都市にあるか地方にあるか、公立か私立か、滞在先をホームスティにするかアパートにするかなどで大きく変わってきます。各大学から資料を取り寄せると、パンフレットにも費用が載っていますが、これはあくまでも目安で、その金額以上かかると思っていたほうがよいでしょう。
9. 留学生向けのサービス
留学生に対するサービスはいろいろありますが、特にチェックしておきたいのは次のようなものです。
・英語コースや進学準備コースの有無
・大学寮の有無
・留学生アドバイザーが常勤しているかどうか


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