カウンセラーがコツを伝授!英語学習法☆
こんにちは。カナダTOAオフィスの加藤です。
2月のブログでは、日本での英語学習の時間配分について書いてみました。
もうひとつよくある質問は、「どんなレベルの英語教材を選んだらいいでしょう?」
英語学習者の中には、「ラジオでニュースを聞くようにしてるけど、全然分からない」とか「新聞のトップ記事を毎日読んでるけど、知らない単語だらけでイヤになる」という人も少なくありません。
自分のレベルに合った教材を選ぶにも、ちょっとしたコツがあるのです!
1.リスニング教材
今の英語レベルよりも、 「やや難しめ」の教材を選ぶと良いと言われています。目安としては、たとえばニュースだったら2〜3分聞いてみて、「フロリダにハリケーンが来て、飛行機がキャンセルになったり遅延になったりした。でも何人の乗客が足止めされたかは聞き取れなかった。今年2度目のハリケーン・・・って言ってたと思うけど自信がない」くらいの感覚でしょうか。半分程度意味が分かる、おおまかなストーリーが掴めるくらいの教材を使って、目標としては7
〜8割ほど意味が取れるように練習していきましょう。
2.リーディング教材
こちらは逆に、自分のレベルより 「やや易しめ」のものを使いましょう。リーディングのスキルは、リスニングよりも伸びるのに時間がかかるので、まずは簡単な教材で、 「読むこと」に慣れるのが大切です。よく言われるのは、本でも新聞記事でもぱっと開いてみて、1ページに5個以上分からない単語があったら、その教材を使うのはまだ早すぎる、ということです。とっかかりとして理想の教材は、日本語ですでに知っている内容、または 興味がある内容のものです。何も、最初から政治経済の記事を読まなくても、スポーツ、ファッション、旅行、料理、健康などなど、 「知りたい!」と思えることから始めれば良いのです。多少難しい単語や構文があっても気にせずに、興味が先に立って、どんどん読み進められるようならしめたものです。そのうちに「英語で情報を得ることの快感」にはまってしまい、バスの中ではいっつも英語の本を読むようになり、知らないうちにTOEICのスコアがアップ! …という学生さんを、私は何人も知っています。
おすすめ教材
NHK World (リスニング)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
ELLLO (リスニング)
www.elllo.org/
週刊STオンライン (リスニング&リーディング)
www.japantimes.co.jp/shukan-st/
ニュースで英会話 (リスニング&リーディング)
http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi
Japan Times(リーディング)
www.japantimes.co.jp
Daily Yomiuri Online (リーディング)
http://www.yomiuri.co.jp/dy/
Charlie And The Chocolate Factory (リーディング)
http://www.amazon.co.jp/Charlie-Chocolate-Factory-Puffin-Classics/dp/0142401080/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1304369535&sr=8-1
留学で使う英語は「学問」ではなく、生活に密着したコミュニケーションツールです。効率的に楽しくスキルアップしていきたいですね。