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留学生活

滞在先について

9割がホームステイ

ICC高校留学の場合は、一部の私立を除いて、学生寮を持っている学校はほとんどありませんので、9割以上はホームステイをすることになります。

ホームステイ

ホームステイのメリットは、アットホームな中で現地の家庭での生活を通して、文化や習慣を学ぶことができるという点でしょう。高校時代なら、他人の家族の中にその一員として溶け込むことができる柔軟性を持っています。高校時代は、まだ保護者的な存在を必要とする年代という点でも、ホームステイは適しているといえます。

学生寮

全寮制の高校はもともと規律を重んじる校風であり、高校生は未成年ということから、規律は厳しいところが多くなっています。食事は一斉に食べ、消灯時間、起床時間、自由時間に至るまで細かくスケジュールが決められています。数人で1部屋を使い、学年が上がるにつれて1人部屋ないし2人部屋ぐらいになっていくのが一般的です。

寮生活ではたくさんの仲間ができ、ホームシックにかかりにくいといわれますが、半面、プライバシーが保てず、不自由に思うこともあるでしょう。うるさくて、勉強、就寝に差し支えるという寮体験者の証言もあります。



ホームステイでのエチケット

ホームステイの基本として覚えておきたいのは、あなたが「家族の一員」としてファミリーに受け入れられるということです。お客様でもなければ、居候でもありません。尊大な態度はもってのほかですが、お世話になっているからといって遠慮ばかりしてはいけません。気をつけるポイントはただひとつ。ホストファミリーの生活様式を理解し、尊重することです。そして、より早く家族になじめるように積極的に会話し、行動しましょう。

○「イエス」「ノー」をはっきりと

日本人は「ノー」というのがとても苦手。たとえば、ホストマザーに「食事はこのくらいの量で足りる?」と聞かれたとき、はっきり「ノー」と言うのは決して失礼なことではありません。ただこのひとことが言えなかったために、ホストファミリーとの関係がややこしくなってしまう例はとても多いのです。すべてについて「イエス」「ノー」をはっきり表明することは、外国生活の基本です。

○手伝いは積極的に

率先してホストファミリーの一員としての役割を果たしましょう。特に日本の家庭では子供が家の手伝いをすることが少ないのですが、海外では子供も家事を分担するのが普通です。内容は夕食の片づけや皿洗い、子供の相手、犬の散歩などが多いようです。

○門限は守る

決められた時間に遅れるようなときは、必ずその時間の前までに電話をしましょう。無断で門限を破ることは絶対にしないこと。また、外泊する場合は少なくとも前日までに行き先と帰宅時間を告げ、了解をとることが必要です。

○シャワーは短時間で

日本式の浴槽につかる習慣はほとんどありません。シャワー、トイレ、洗面所がひとつの部屋にあるのが一般的なので、長時間の独占は迷惑です。特に、オーストラリアやニュージーランドはシャワーの時間が短く、約10分程度です。どの家庭でも備え付けのタンクでお湯を沸かし、それをシャワーに利用しているので、ひとりで大量に使ってしまうと沸かし直さなくてはならないという事情もあります。

○食事はそれぞれの家庭のスタイルで

月曜から金曜は朝・夕食、週末は3食ついているのが一般的。夕食は家族そろって食べるのが普通ですが、朝は各自が勝手にコーンフレークとミルクなどですませる家庭も多いようです。

○なるべくリビングルームで過ごす

学校から帰ってきて、「ただいま!」と言ってから、夕食まで自分の部屋にいて、食事が終われば自分の部屋にまた戻る… これって、日本では結構普通かもしれませんが、ホームステイ先では「閉じこもりがち」「どこか具合が悪い」と思われる可能性が大。なるべく、リビングルームで家族と一緒に過ごすこと。宿題なども自分の部屋でやるものと決めてかからず、リビングルームでホストマザーやホストファザーに、わからないところを教えてもらいながらやったほうが効果的。もちろんひとりで過ごしたいときもあるでしょうが、その場合はひとこと断りを入れましょう。

○ホストファミリーと出かけるとき

一緒に出かけたときは、すべての費用をファミリーに負担させることは避け、「私の分の費用はいくらですか」とひとこと聞くようにします。

ホストファミリーとどうしてもなじめなかったら

なかにはどうしてもホストファミリーとしっくりいかない場合もあるでしょう。その場合は、まずお互いざっくばらんに話し合い、うまく生活できるよう具体的な方法を考えましょう。実際話してみたら「なんだ、そんなことだったのか」というとても些細なことが原因である場合が非常に多いのです。

しかし、それでもだめなら我慢せずに、現地アドバイザーや学校の先生、コーディネーターに相談しましょう。事情を聞いたうえで、新しいホームステイ先を手配してくれます。

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