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染谷 勝(そめや まさる)さん
留学期間: 2000 年 3月〜2001年3月
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IBP7期生: 米国ワシントン大学
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インターン先:
KAVU(アウトドア衣料品メーカー)
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プロフール: 1973年生まれ。1995年立教大学経済学部卒業。卒業後、サンモトヤマに就職。2000年3月よりIBPプログラムに参加。 留学後2001年9月フランス系企業に就職。
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アウトドア衣料品メーカーのKAVUでインターンをしたいと思ったのは、シアトルのREI(アウトドア用品の小売店)で買い物をしていた時ふと目にとまった商品のタグがKAVUだったからです。サンモトヤマのグッチブティックで4年間販売の仕事をしていた僕は、実際に物を作っている会社の本社でどういう仕事をしているか見てみたいと思っていたので、IBPのコーディネーターを通してKAVUでインターンできることになった時はラッキーだと思いました。
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ハウスシェアメイトとシアトルのダウンタウンのインターナショナルディストリクトにて。 |
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KAVUは従業員30人ほどのアウトドア用品を作って卸す会社で、日本を含めて世界各国に取引先があります。ここで、会計以外のほぼ全ての部門の仕事を2か月と少々経験することができました。カスタマーサービス部門では顧客のデータ入力、ネット販売の在庫管理。セールス部門ではインターネットを使っての競合会社の卸し先の調査。プロダクト部門ではカラーサンプルの作成、ボタンの縫い付け。物流部門では倉庫内作業のタグつけ等々。プロダクト部門では日本で一定の 品物が売れるかどうかの意見を求められ、マーケティング部門では全米のスポーツのイベントを調べる仕事もしました。例えばロッククライミングのイベントがあれば、そこに出掛けて行ってステッカーを配りKAVUの宣伝をするためです。
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2000年9月2日〜9月15日まで2週間の TREK AMERICA のキャンプツアーに参加した際の写真。
最終日、参加者全員で。 |
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ここではインターン生を受け入れたことがなかったので、特別にインターン生用の仕事の手配はなく、手持ち無沙汰になっても誰も何も言ってくれませんから、はじめのうちは自分から仕事を探すのに苦労しました。が、これはインターン先に限ったことではありません。アメリカでの生活そのものが、すべて自分が何をしたいかをはっきりさせた上で積極的に行動しなければ始まらないのです。留学をした目的のひとつに読み書きよりも英語の会話能力をアップさせたいということがあったので、僕は留学直後に大学内の掲示板で知ったカンバセーション・パートナー制度を利用して、パートナーを作り会話力のアップに努力していました。だからインターンが始まった時にはその点で苦労しなくてすみました。
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インターン先 KAVU(カブー)の本社(Fremontの近く)の倉庫にて。従業員の写真。
残念ながら社長はこの日不在でした。みんないつもこのようにカジュアル。 |
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KAVUで驚いたのは会社の雰囲気が大変カジュアルなことです。服装は全員TシャツにGパンという感じで、倉庫内をキックボードで移動する人がいても、皆が能率もいいし、いいじゃないの、という目でみてました。日本では考えられないことです。この職場の雰囲気を肌で味わえたことは貴重な経験でした。全体の仕事の流れが分かりかけたところで終わったのであと2ヶ月くらいインターン期間が延長できればとも思いました。 |
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