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<学部紹介特集> 理工学部


主な学科
物理学科・化学科・電気電子工学科・通信工学科・機械工学科・経営システム工学科・情報テクノロジー学科

 理学は自然界のさまざまな現象を観察してその背後にある根本的な原理を理論化、法則化する学問で工学、医学、薬学の基礎にもなっている。工学は産業の分野での機械、電気、経営システム、情報機器について学ぶ。この理学と工学を合わせた分野が理工学部だが、大学により学科の分け方は異なっている。
 物理学は素粒子、原子などミクロの世界から、天体、宇宙などのマクロの世界まであらゆる物質や現象が研究の対象になり、カリキュラムは基礎で力学、電磁気学、統計力学、物理数学、量子力学を学び、次に素粒子論、放射線物理、原子核物理、物理工学、宇宙物理などの専門を学ぶ。日本の物理学の水準は高く、卒業後は各メーカーの研究、技術者として働くことができる。
 化学は生物や物質の構造、性質、変化について化学的方法で解明する学問。カリキュラムには物理化学、無機化学、有機化学、分析化学、生物化学の5つの柱がある。専門科目は高分子化学、量子化学、放射化学、同位体化学など。最近は物理、生物などと関連させた学際的な科目も増えている。
 卒業後は化学的知識を生かせる化学関連の企業のほか電気、金属、薬品、食品、印刷など多様な職種に就職が可能。
 通信工学では電波、光通信、電話、放送などの通信手段を主な対象として研究する。ただし、電気工学、電子工学とも関連する領域が多いので、これらを比較的自由に選択履修できる大学が多い。電気工学では主として、エネルギーとしての電気の発電、変電、送電、電力システムを学び、電子工学では電気を情報伝達素粒子として捉え、電子機器、半導体、光エレクトロニクスなどを研究する。卒業後の進路は電気・電子機器メーカーを中心に多岐に渡る。


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